ミトラ寝室2 シーンテキスト

ミトラ
「今夜も親交を深めようじゃないか」

そういってミトラは前回と同じ飲み物が入った
グラスを俺に差し出した。

それをしばらくじっと見つめていた俺は、
飲み物を受け取ると近くの台にグラスをおいた。

ミトラ
「ん? どうかしたのか?」

眉をひそめた彼女に、こういったのは無しで
お前を抱きたい。と伝えると、彼女が目を見開いた。

ミトラ
「……ふ……ふはははっ! やはりお主は
面白いやつだ!」

ミトラ
「あたしはお主のそんなところが魅力的だと
思うぞ」

大きく高笑いをした彼女は服を脱ぎ去り、
その褐色の引き締まった体をさらした。

ミトラ
「部族の長たるもの、男にも負けないくらいの
体を作らなければな」

まじまじと見つめている俺の視線に気づいたのか
彼女がそう言った。

ところどころにある傷は、今まで戦い抜いてきた証。
俺は彼女のその肌をなぞりながら、感触を確かめていく。

ミトラ
「そんな小さな触れ合いでは足りないだろう?」

彼女は俺をベッドに促し、そのまま互いに
倒れこむようにベッドに沈んだ。

ミトラ
「この体は王子、お主のものだ……。
好きにするといい」

にやりと笑う彼女のその唇にキスを落とし、
その体を貪るように愛撫していく。

ミトラ
「は、ぁ……。もっと、触って……
いい……」

体に描かれた化粧をなぞりながら
俺は彼女の秘部にふれ、すでにそそり立っている
ペニスをあてがった。

そしてそのまま流れるように彼女の膣内へと、
ペニスを挿入した。

ミトラ
「ぁああっ……! イイっ、いいぞぉッ……!!
あ、ぅああッ……!!!」

ぎちぎちとペニスを逃がさんとばかりに
膣内の中の肉壁がペニスにまとわりついてくる。

その締め付けは想像以上で、
今すぐにでも達しそうだ。

ミトラ
「あっ……、さすがと、いうか……っ、
王子は、やはり……ほかのものとは違う……っ」

ミトラ
「はぁ、ぁあっ……、ぁッ、もっと……
そこ、だ……ッ、あっ、あ、ぁあッ……!!」

彼女の片足をあげ、より深く繋がるように
ペニスを奥へと推し進めていく。

最奥を突くように腰を動かすと、
彼女の体がびくんと反応する。

ミトラ
「こんなに感じる……とは……ッ、
んぁあっ!! 王子がより、深くに……
来ている……っ」

亀頭でぐりっと肉壁を刺激したときの
その気持ちよさに、絶頂が近づいてくる。

ミトラ
「さぁ、王子……、あたしと一緒に……、
イこうじゃ、ないか……ッ!!」

段々と激しさが増し、最奥をついたそのとき
ペニスがぶるっと震え、彼女の膣内を白に染める。

ミトラ
「あ……っ、ぅあ……」

果てたはいいが硬さを失わないペニスに、
ミトラが笑う。

ミトラ
「王子のここは、まだまだこれからと
言ったところか?」

お互い様だろう? と返すと、そのまま
再び二人、朝まで快楽に溺れていった――。