ミトラ寝室1 シーンテキスト
ミトラ
「ほう……思っていたよりも部屋は派手じゃ
ないようだな」
部屋を見回しながら、彼女がもの珍しげに
話した。
尋ねた理由を聞くと、親交の儀式を
したいとの事だった。
ミトラ
「せっかく共に戦うと決めたんだ。
そら」
彼女は手にしていた瓶のふたを開けてグラスに
注ぎ込んだ。
それを受け取ったとき、ほのかな甘い香りが広がる。
ミトラ
「これは我が部族で飲まれているものだ。
親交用に主に使われるのさ」
なるほど。侍や忍者たちからたまに聞く兄弟の
盃に近いものなのだろうか。
そう思い、俺は彼女と乾杯して一気に中身を
飲みほした。
ミトラ
「良い飲みっぷりじゃないか王子!」
はっはっは! と高らかに笑う彼女は
グラスを高々と掲げるが中身は入ったままだ。
どうやら多少アルコールが入っているのか、
喉が焼けるような感覚に襲われる。
しかしその飲み物はそれだけではなかった。
ミトラ
「どうやらやる気も湧いてきたようだ」
彼女がにやりと笑って俺の下半身を見つめた。
自分でも驚くほどそれは隆起し、硬さを
帯びている。
体が熱くなり、その熱は主に下半身に
集中していた。
ミトラ
「さぁて。それじゃああたしと親交を
深めようじゃないか、王子」
そうこぼすと彼女が俺に覆いかぶさり、
服を脱がしていく。
ミトラ
「はは……っ、こんなにびくびくさせおって……、
やはり王子も男ということか」
舌なめずりをする彼女に、こんな状態にしたのは
一体誰だ、と突っ込みたい。
ミトラ
「これならば手でしごく必要もあるまい。
さて……、くっ…………」
彼女は一つ息を吐くと、そのギンギンにそそり立つ
ペニスを自身の秘部に押し当てた。
ミトラ
「ふはは……。いいぞ……、体の奥から……
ゾクゾクしてくる……ッ!!」
ペニスが膣内にゆっくりと挿入されたその瞬間
体中に電気が走ったような感覚になる。
飲み物のせいなのか、いつもより敏感に
なっているようだ。
ミトラ
「まだほんの少し入れただけだというのに……、
このビクつきよう……、んっ…………、
いいぞ……いいぞ王子……ッ」
ズズッとペニスは膣内に飲み込まれ、
その快楽はいつも以上に感じる。
ミトラ
「くっ……、んん……、あ、がぁっ……!!」
彼女も感じているのか、秘部はヒクつき
ペニスを飲み込んでいった。
ミトラ
「ふはは……っ、これはいいっ……!
ぅぁッ……、はぁ……っ!!」
俺の手をとって重ねると、
腰を上下に激しく振り始める。
ミトラ
「くぁ……っ!! あ……は、ぁ……ッ!
んんっ……、もっと……もっとだ……っ!!」
さすがにいつもより感じているせいか、
彼女の熱情に引きずられるように
俺自身もすでに息が上がってきていた。
無我夢中で腰をふる彼女に導かれ、
溜まらず俺は彼女の中で絶頂を迎えた。
ミトラ
「もうイってしまったのか?
しかし儀式はまだこれからだ」
ミトラ
「最後まで付き合ってもらうぞ、王子?」
果ててもまだ元気なペニスに、
彼女が楽しそうに笑った。
俺はまだまだ終わりそうもない儀式に、
思わず苦笑をこぼした。