ミア寝室1 シーンテキスト

たまには外の景色でも見ながら風呂に
つかるのも悪くない。

そう思いつつ、月を眺めているときだった。

ミア
「失礼します……」

ぴちゃ……とタイルを歩く音がし、振り返ると
ミアがタオルを巻いた状態でそこにたっていた。

ミア
「今日は外のお風呂に入っているんですね。
実は王子の背中を流そうと……ひゃあっ!」

ミアがそういって一歩を踏み出した瞬間、
塗れた床に足をとられ、そのまま前に
転んでしまった。

ミア
「いたた……」

慌てて駆け寄ると、彼女のひざが
少し擦りむいている。

大丈夫か? と声をかけ、擦りむいたひざに
布を当てた。

ミア
「ありがとうございます……。
なんだかすみません」

しゅんとうな垂れる彼女に、気にするな。
といって落ち着かせるため頭を撫でる。

ミア
「……王子……、私、その……」

もごもごと口ごもる彼女に、俺が首をかしげる。
ミアの顔がみるみる赤くなっていき、
やがて意を決したように口を開いた。

ミア
「わ、私っ、王子が、す、好きなんですっ!」

目を閉じながら告げられた彼女の言葉に、
俺が目を見開く。

ミア
「こんなときにごめんなさい……っ。
でも、なんだか王子に優しくされると
どきどきして……、我慢できなくなって……」

緊張からか、彼女の肩が微かに震えている。
俺はその肩を抱きしめ、優しく抱きしめた。

彼女の想いが愛おしく、俺は返事を返す。

ミア
「嬉しいです……。王子、私……」

どう言葉にしたらいいのか、そういいつつ
照れたようにミアが笑う。

その笑顔がたまらず、
俺は思わず彼女に唇を重ねた。

ミア
「んッ……!」

突然のことにミアが目を見開いたが、
やがて受け入れるようにその目を閉じる。

先ほど転んだせいか彼女のタオルは濡れて
透けており、体のラインと綺麗な胸があらわに
なっていた。

ミア
「そ、外なのに恥ずかしいです……っ」

いくら風呂とはいえ野外。
外から見られてもおかしくはない。

しかし言いつつも彼女の瞳は潤み、
まるで求めているようにも見えた。

ミア
「ひぁっ! 王子? あの、そこは……っ!」

俺は膝を着き、彼女の秘部に顔を近づける。
すんっと甘い香りが漂い、思わず喉が鳴った。

ミア
「あの……、これから何を……ぁあッ!」

彼女の秘部に舌を這わすと、ミアの口から
悲鳴にも似た声が漏れる。

ぬるま湯のように温かいその秘部の蕾を
吸い上げると、彼女の体が反応する。

ミア
「あ……ッ、んぁッ……、そんなとこっ……、
王子の舌が、ぁぁんっ……!」

くちゅっと音を立て始め、クリトリスを弄れば
弄るほど甘い蜜があふれだし、それは彼女の
太ももを伝い落ちる。

ミア
「ふにゃ、ぁ……っ、そんなに吸われ、たら……、
たっていられ、ないですぅっ……!」

そんな彼女にさらに聞こえるように、じゅるじゅると
音を立てながら吸うと、いっそう甲高い声を上げる。

ミア
「王子の、顔っ、よごれ、ちゃいますぅっ……、
ぁあんッ! んッ……、ぁ、んぁあッ……!」

軽く甘噛みすると、彼女が俺の頭に手を置いて、
必死に倒れまいと保っている。

ミア
「ごめんなさ、王子ぃッ……、でも、もう……
立っていられな……っ」

がくがくと震える彼女に追い討ちをかけるように、
俺がクリトリスを思いっきり吸い上げ、
はむっと軽く歯を立てた。

ミア
「まっ……、そんなっ、ぁんッ、あッ、ふぁあんッ、
ら、め……っ、ぁああんッ!」

その瞬間彼女の腰がそらされ、
ぐったりとその場に崩れ落ちる。

それを片手で支えると、彼女が息を整えていた。

ミア
「もう、しばらく……たてない、ですぅ……っ」

ふにゃっとした顔を向けつつ、ミアのその表情は
嬉しそうに笑みを浮かべていた。