マイン寝室3 シーンテキスト

マイン
「んー……こうかな……んっ、あ、これ良いな……」

――昼下がりの寝室。

とても大事な用があるから、
時間を空けておいてほしいというマインの頼みを聞いて、
俺は自分の寝室で待っていたのだが……。

マイン
「んぅぅっ、こ、これやばっ、
こんなのしてたらすぐイっちまうな……」

その大事な用とは、マインによる夜伽の練習なのであった。

未来の側室の座を狙う者として、
俺を思う存分悦ばせてやりたい、
という心意気は嬉しいものだったが……。

マイン
「へへっ、でも練習で他の男に抱かれるとか嫌だろ?」

――確かに。

マイン
「だったら、もう本人で練習して、
夜の本番で思いっきりあんあん言わせてやろうってな!」

なんとなく、筋が通っているように思えてしまうのは、
マインのまっすぐな人となりが故だろうか。

ともかく、せっかく昼間から、
こんなにも可愛いマインが俺を抱いてくれるというのだ。

その誘いを断る理由など、かけらも存在しなかった。

マイン
「へっへっへ、よぉし、
じゃあおち○ぽ、しっかり絞ってやるからな!」

――とは言うものの、
マインは自分が感じない箇所で、
俺を感じさせようとしている節がある。

日々自慰行為に励んでいる淫乱マインでありながら、
自分はイかずに、俺だけイかせようとするとは……。

マイン
「誰が淫乱マインだ! 誰が!」

マイン
「ほら、アタシがイったら、腰振るの止まっちゃうだろ?
そしたら王子を満足させてやれないじゃねぇか」

マイン
「自分がイきたい時は、自分でイけるけど、
王子をイかせるには、アタシが止まってたらだめだろ」

筋が通っているような気もする。

だが、せっかくマインと、
こんなに楽しい時間を過ごしているのだ。

ならば、マインにも気持ちよく果ててもらいたいものだった。

マイン
「……ん? 何だって?」

マイン
「王子が気持ちいい角度を、実践して教えてくれる、と」

マイン
「へぇ、なるほど、王子が自分から
弱点を教えてくれるなら、そいつぁ願ったり叶ったりだ!」

――ほう。

マインの了承を得たのを確認してから、
俺は彼女の膝あたりに両手を添えて、
勢いよく腰を、垂直に突き上げた。

マイン
「きゃぉ――ッ!?」

マイン
「ば、ばばば、ばかっ! 大馬鹿王子ぃ!!
そんな動き方されたらっ、す、すぐイっちゃうだろぉ!?」

だが、これくらいの勢いがあったほうが、
やはり男性器には心地よいのだ。

マイン
「ま、まじか……いや、まぁ、そうか、うん」

マイン
「アタシに突っ込んでるとき、
スゴイ嬉しそうにズコズコ腰振ってるもんな……」

マイン
「うぅぅ……分かった!
でもこれは、あくまで王子の
弱点を教わるためのセックスだからな!」

マイン
「ちゃんと後で、座学で詳細に教えろよ!?」

セックスの後で、その内容を口頭で教えるのか……。

少々奇妙な趣向だと思いはしたが、
それもマインの夜伽の技術向上のためだ。

俺は深く頷き返してから、
マインの最奥めがけて、勢いよく抽挿運動を開始した。

マイン
「ふぁっ、んぅぅっ、こっ、これヤバっ、やばいなっ」

マイン
「いつもより深くっ……んぅぅっ、
深いとこにっ、あたってて……あぁぁあぁっ!!」

マイン
「うぅぅっ、や、やっぱこんなのぉっ、
すぐイっちまうって……んやぁあぁああッ!!」

マインの膣肉は、彼女の言葉どおり、
ひくひくと震え、肉棒に甘い刺激を刻んでくる。

眼前で上下に跳ね回る乳房によって、
視覚の面からも興奮を煽られて、
肉体的にも精神的にも、実に良い心地だった。

マイン
「人のおっぱいの解説してんじゃねぇよ!
んぅっ、んやぁあぁっ、こらぁっ!
当てつけみたいに勢いよくするんじゃねぇよ!」

豊かな乳房が跳ね回る様が美しすぎて、
突き上げる幅を大きくしたら叱られてしまった。

だがマインの表情は満更でもなさそうで、
続く快感に期待しているようでもあった。

ならばと、俺は更に腰の動きを加速させ――

マイン
「んやぁあぁああっ!?
やっ、んやぁああっ、これっ、これだめだってぇっ!?」

マイン
「王子っ、これもうっ、もうイっちゃうから止め――ッ!?」

あまりにも強烈すぎる膣口の収縮が、
肉棒に襲いかかってくる。

マインの膣内からは、
収縮によって行き場のなくなった愛液がじゅぷりと溢れ出し、
ふたりの結合部をてらてらと飾っていた。

だが、マインが果てたとしても、
今回の目的は俺の弱点――性感帯を、
彼女に教えてやることなのだ。

ならば、ここで止まるわけにはいかないと、
俺はきつい膣道の中を突き進み、

マイン
「きゃぅぅっ、こらっ、こらぁぁっ!?
だめっ、だめだめだめだめっ、だめだってんだろォ!?」

マイン
「イってるのにっ、きゃぅぅっ、イっちゃってるのにぃっ!?」

愛しきマインの為、
ここで手を抜くわけにはいかない。

じゅぷじゅぷと水音を立てながら、
俺は狭い膣道の中を進軍し続けた。

マイン
「ふやぁぁぁあぁああッ!?
やだっ、やだぁ……っ!!」

マイン
「こんなっ、こんなイっちゃってるのっ、
は、はずかし……ひにゃぁぁあぁッ!?」

――ッ!!

ひときわ強い膣口の収縮に、
限界を超えた愚息は、強烈な快感を伴って
おびただしい量の精液を解き放ってしまった。

マインもとろけきった表情で、
限界以上の快楽を味わっているかのようだった。

マイン
「ふぁ……ぁ……」

マイン
「うぅぅ」

マイン
「……ひどいぜ王子、これじゃ……んっ、
王子の性感帯を探るどころじゃ……ないって」

マイン
「あー……でも……へへっ」

マイン
「すっごい気持ちよかったな、王子♪」

確かに、マインとの勢いに任せた、
熱意に溢れた性交は実に楽しく、気持ち良いものだった。

マイン
「王子を気持ちよくしてやるのは、後で学ぶとして……」

マイン
「なぁ王子、まだ日が高いんだからさ、
もう一回くらいセックスしておこうぜ♪」

そうして、結局俺達は翌日の朝まで、
ひたすら交わり続けることになるのだった……。