ポーラ寝室1 シーンテキスト
増え続ける魔物に勝ち続けてはいるものの、
急に何が起こるともわからない。
そう思いつつ、空いた時間に魔物について調べては
いるもののその膨大な量に俺はため息をついた。
たまには場所をかえたほうがいいだろうか、と思い、
俺は書斎を後にした。
部屋をでて長い廊下を歩きたどり着いた場所は、
城の中にある図書室だ。
お昼と言えど兵士たちは鍛錬に励んでいるせいか、
図書室の中は静かだった。
ポーラ
「あ……」
誰もいないと思っていたが、隅にあるテーブルに
ポーラが座っていた。
ポーラは俺の存在に気付き、軽く頭を下げた。
ポーラ
「こん……にちはです」
帽子についているウサギの耳が揺れ、
俺はふと彼女の読んでいる本について聞いた。
そういえば彼女と、普段こうして話す事が
あまりない気がする。
ポーラ
「これは遠くの国に伝わる文献なのです。
王子もなにか探し物です?」
ぴょこっと揺れる耳にかわいらしさを感じつつ、
彼女の隣に座った。
ポーラ
「……? どうしたのです?
私の顔になにかついてるです?」
首をかしげる彼女に、素直にかわいいな、と告げると、
ポーラが顔を真っ赤にした。
ポーラ
「か、かわ……っ」
慣れていないのか、口をもごもごさせながら
徐々にうつむいていく。
ポーラ
「からかってるです?」
むうっと膨れるポーラにごめんごめんと言うと、
彼女がふふっと笑みを浮かべた。
ポーラ
「なんだか、兄がいたらこんな感じなのかな
って……、思うことがあるです」
その言葉だけで自分の中に嬉しさがこみ上げてくる
のがわかった。
そっと頬に触れてみると、彼女がわずかに
うるんだ瞳で見つめる。
ポーラ
「王、子……」
彼女を自分の足の間に座らせて後ろから抱き込む。
ふわりと香る彼女の匂いに目を細めながら、
体に指を滑らせていく。
ポーラ
「ぅあ……」
ぴくりと小さな反応を示すポーラに、
俺はその行為を進めていく。
服をたくし上げると、綺麗で滑らかな肌があらわになり
小さな体にしては膨らみのある胸が姿を見せた。
服のせいか、想像以上に大きかったその胸に指を這わせ、
ゆっくりともみしだいていく。
ポーラ
「なんだか、変な感じ……なのです……っ、
王子……、この感覚ってなんなのです……?」
小さく体を震わせながら、与えられる快楽に
ポーラの息が荒くなる。
片方の手で胸の頂にある果実をつまむと、
彼女が甘い声で鳴いた。
ポーラ
「ふにゃ、ぁあッ……! あッ……ふぁ、ぁあんッ」
体温が上がっていくのを感じながら、
右手を下に下ろしていく。
衣服を脱ぎさると、そこから水色の縞模様の下着が現れた。
下着の上からなぞると、そこはじわりと湿っていた。
ポーラ
「あ……、あぁンッ……。ふぁ、あ……ッ、んんっ、
体が、どんどん……熱くなっていくです……ッ」
ポーラ
「このまま、溶けてしまいそう、です……ッ」
下着の隙間から指をすべり込ませ、
二つの花弁の間をなぞる。
ポーラ
「ひゃうっ、あっ……、ふぁッ……、
あ、んっ……、あんっ……!」
くちゅっと音がなり、ポーラがびくっと反応する。
彼女の耳元に顔を近づけ、俺を兄と呼んでいいんだぞ?
と囁くと、ポーラが耳まで真っ赤にした。
ポーラ
「お、おにい……ちゃ、ま……っ!」
くっと花弁の中にある蕾に触れ、
ポーラの声がわずかにうわずる。
おにいちゃま、と呼ばれたことに背中がぞくりとし、
蕾を指でぐりぐりといじる。
ポーラ
「あンッ……! は、ぁあ、んッ……!!」
ぐちゅぐちゅと愛液を分泌させ、
あふれ出たものが俺の足を伝い落ちる。
床にぽたぽたと染みを作り、
それは徐々に広がりを増していく。
ポーラ
「ぁあんッ……、気持ち、いい……ですぅッ……、
頭が……、何も考えられなくなってくです……っ」
ぐりぐりと刺激されたクリトリスはぷっくりと大きさを
まし、ポーラがびくっと体を痙攣させる。
ポーラ
「あっ、はッ、あ……、んんッ、
おにいちゃま……っ、私、何も、考えられなく、
なってくるです……っ」
ポーラ
「おにいちゃま……っ、おにい、ちゃまぁ……ッ!!」
そのとき彼女の体がわずかに反り、秘部からとろっと
愛液が溢れ出した。
ポーラ
「あッ、ぅぁッ……、は、ぁ……ッ」
そのあと数回体を痙攣させると、
ポーラが俺によりかかった。
ポーラ
「おにいちゃまの指……、
気持ちいい……です……んっ」
ポーラ
「おにい、ちゃま…………」
絶頂を迎え疲れ果てたのか、
ポーラはそう呟くとそのまま眠りについてしまった。
指についた愛液は、窓から差し込む光でてらてらと光っている。
腕のなかで静かに寝息を立てているポーラに、
俺は小さく笑みをこぼした。