ホリー寝室2 シーンテキスト

神秘的な光を放つ満月が昇る夜、
俺の部屋にホリーが訪れた。

ホリー
「王子様。あの……どうしても王子様に、
お伝えしなければならないことがあるのです……」

ホリー
「今日、主様が王子様についてこう仰りました」

主様……この言葉を聞いた瞬間、
心臓に冷たい針が刺さるような感覚に襲われた。

以前、俺は彼女に自身の愚息を慰めてもらった。
もしかしたら、その件について何かおとがめを受けるのではないか。

その思いから不安と焦りに苛まれるが、
彼女の口から予想外の言葉が飛び出した。

ホリー
「我はあの者を英雄として、
そして一人の男として信用する……と」

何……?
その言葉を聞き、俺は自分の耳を疑った。

ホリー
「つまり、ようやくあの御方が王子様を認めて下さったのです!」

ほ、本当にそれだけなのか?

ホリー
「はい、それだけですよ……?
もしかして、この前のことを気にしてらっしゃるんですか?」

俺が首肯を返すと、ホリーは目を細めて微笑んだ。

ホリー
「大丈夫ですよ。貴方様に悪気があったわけではないという事と、
普段人々を救うために尽力する姿勢を鑑みて、
王子様をとがめようとしませんでしたから」

ホリー
「寧ろ、あの御方は王子様に私を託すおつもりなのです」

ホリー
「『其方があの者を信じるというならば、我も信じよう。
もし憧れ以上の想いを秘めているというならば、
一人の女性として幸せにしてもらいなさい』」

ホリー
「そう仰って下さいました」

ホリー
「だから、王子様……」

そう言うとホリーは俺に抱きつき、
優しく背に腕を回した。

ホリー
「王子様。私は貴方様の事を……、
心の底からお慕い申しております」

ホリー
「ユニコーン様たちは、異性との交流を良しとしない方々。
ですから私は、貴方様への想いをずっと忍ばせてきました」

ホリー
「ですが、主様からお許しを得られた今、
私はもう我慢が出来ません……」

ホリー
「王子様、どうか私のこの想い……、
受け取ってくださいませんか?」

俺は彼女の言葉に応じるように抱きしめ、
そっと唇を重ねた。

ホリー
「……んッ……はぁ……ちゅぷ」

最初は唇が軽く触れ合うだけのキスだったが、
次第に舌を絡め合う濃厚なものへと変わっていった。

ホリー
「んぅ……王子様、激しいです……」

唇を離した先からは、お互いを繋ぐ糸が、
月光に照らされて妖しく光る。

ホリーはキスだけでもう立てないくらい、
腰砕けになっていた。

彼女を抱き上げてベッドに運び、
服の上から胸を愛撫する。

ホリー
「ゃぁん……あ、ぅうん……んっ……」

豊かな膨らみを揉み、突起を摘まみ上げると、
彼女は甘い声を漏らす。

胸の愛撫をしばらく続けた後、
片手を下の方へ滑らせると、
そこはもうしっとりと濡れていた。

ホリー
「やぁっ……そ、そこは……っ!
は、恥ずかしいです……」

胸を触られるのは恥ずかしくないのか?

ホリー
「そ、そういうことでは……ッ!!
うぅ~……王子様は意地悪です……」

潤んだ瞳で見つめ、甘えるような声で訴えるホリーは、
普段の落ち着いた物腰とは打って変わって非常に愛らしい。

その姿に情欲をかき立てられた俺は、
ホリーの服を脱がし、生まれたままの姿にした。

そして露わになった双丘を鷲掴み、
頂を口で弄びながら、空いたもう片方の手を、
濡れそぼった蜜壺へと運び、指を入れてかき混ぜる。

ホリー
「はぁッ……ぁあん……やぁん、はぅっ……んはぁあッ!」

ホリーは羞恥心のあまり両手で口を塞ぐが、
与えられる快感に翻弄され、声を抑えきれていない。

ホリーが感じる度にピクンッと体が跳ね、
下の方がきゅうっと締まり、クチュクチュと淫らな音が漏れる。

寝具に大きな水溜まりが出来た頃合いに、
俺は自身の服を脱ぎ捨て、反り返る自身の肉棒を、
ホリーの蜜壺に当てがった。

ホリー
「ひゃうっ……!
お、王子様……何を……あぅぅうんッ!!」

彼女の下の口に当てがった肉棒を、
ゆっくりと中に挿入していく。

ホリー
「ぁっ……ぁああッ……王子様の、おっきぃ……んはぁっ!」

ホリーの中は溶けそうなくらい熱く、とろとろに濡れている。
肉壁は俺の愚息をぎゅうっと包み込み、とても心地良く、
中に入れただけでもう達してしまいそうだった。

ホリー
「ぁう……王子、様の……全部入っちゃいました……んぁあん!」

男根の根元まで挿入した時、亀頭が彼女の最奥を突き、
その嬌声を皮切りに俺は抽挿を始めた。

ホリー
「んやぁあっ……はぁん、ぁあっ……ひゃう、あ、んあぁっ、
……ふぁあ、ぁッ……んんぅ、はぁっ……んぁぁああッ!」

ホリー
「ぃゃああっ……王子様ぁ、ひゃうっ、かはッ……、
そんな、ぃじっちゃぁあ……ぁうん、ら、らめですぅぅぅ」

俺はホリーの中の感触を味わうかのように、
じっくりと抽挿を続けながら、胸も愛撫する。

頂を摘まんだり、舌で転がしたりする度に、
彼女の中は喜ぶかのようにヒクヒクと動く。

快感に悶えて頬を染めて悩ましげな表情を浮かべるホリーに、
堪らず唇を重ねると、彼女は愛らしくピクピクっと体を揺らした。

ホリー
「……ちゅるっ、ぁああん、じゅぷッ……ちゅ、チュク、
やぁあん、ぉうじさまぁ……チュプ……うれしいですぅ」

ホリー
「こ、んなに、あぅうんっ、わ、私のこと……ふぁぁん、
んんッ、求めて、くださるなんて……ひゃうぅ……ッ!」

ホリー
「おうじさまぁ、……が、我慢しないで……ぁあ、
もっとぉ……んはぁっ、欲しがっても……いいですよ?」

彼女の言葉にタガが外れた俺は、次第に抽挿の動きを速めていく。

蜜壺から溢れる愛液の量も増え、
そこから漏れる音もホリーの嬌声と共に部屋中に響き渡る。

ホリー
「ひゃぁああ、はっ、んはぁ……はぅぅん、あ、ぁああん、
……んぁ……ふぁあぁあ、ひゃうぅ、んんッ、あぅぅうッ!」

ホリー
「ぁはぁあん、ぉ、ぅじさまのがっ、私の中で……かはぁッ、
んひゃぁあ、び、ビクビクってしてぇ……ぁぁああンッ!!」

ホリー
「ひゃうぅぅ、ぁつくなって、も、もっと、ぁふぅぅんっ、
んぁああン、ぉ、おっきくなってるぅ、ひゃあン、ゃぁああッ!」

ホリーの中も先程と比べて更に締め付けてくるようになり、
どんどん熱くなっていく。

そしてダメ押しとばかりに、
彼女の蜜壺の上にある小さな蕾を摘まみ上げると、
ホリーは大きく仰け反り、中を一気に締め付けた。

俺は胸の頂を弄る、蜜壺の上の蕾を摘まむなどの愛撫を挟み、
律動を激しくしていくと、彼女も呼応するかのように腰を振る。

ホリー
「ゃあぁんッ、ぁ、ひゃうぅぅん、ぁうっ、はぁあん、んはっ、
ぉぅじ、さまぁぁ、ぁあぅ、き、きもちいぃですぅッ、ひゃん!」

ホリー
「ぁう、こ、腰が……勝手にうごいちゃ、ぁぁあんっ、ぁぅン、
ァアんっ、と、とまんないですぅぅ、ぁ、はん、ふぁあんっ!」

互いを激しく求め合い、快感を貪っていると、
ついに終わりの時が近づく。

ホリー
「ぁッ、ダメっ、ぉ、おうじさまぁ、んんンッ、ぃやぁあっ、
んはぁあんっ、く、くるぅぅ、きちゃいますぅぅぅぅぅぅッ!」

ホリーの絶頂の瞬間に合わせ、
俺は腰の動きを速めていく。

ホリー
「あぁアンッ、ゃ、ひゃうぅ、も、もうぅ……ダメェェェェッ!
ゃぁん、ぃ、イク……イッちゃ、ぁぁぁああんんンン……ッ!!」

ホリーが大きく仰け反るのと同時に、
彼女の中に大量の精液を吐き出した。

ホリーは自身の中に当たる精液の感覚に、
思わず身悶えする。

ホリー
「ぁぅ……お、うじさまの……はぁんッ、たくさん来てる……」

彼女の中に収まりきらなかった白濁液は、
どぷどぷっという音と共に溢れ出てくる。

息を整えて暫くした後、
彼女の中にある愚息を取り出そうとすると、
ホリーがかぶりを振った。

ホリー
「お、王子様……もう少しだけ……、
このままでいてもらえませんか……?」

ホリー
「その……貴方様の事を、
まだ感じていたいのです……」

ホリー
「ですからどうか……我儘な私の願いを、
叶えていただけませんか?」

こうして、彼女の願いを了承した俺は、
彼女と繋がったまま横に倒れ、
抱き合いながら共に眠りにつくのだった。