ベルゼッタ寝室1 シーンテキスト

ベルゼッタ
「ちゅっ……ペロっ……ペロ……。
んん~……何だか変な味がするのだ……」

形の良い眉をハの字にして、
ベルゼッタが不満げに言った。

大司教でありながら、
その身に闇の力を備える少女は、
俺の愚息を見つめたまま少しだけ沈黙した。

ベルゼッタ
「…………はっ!?
か、勘違いするなよ、王子!
べつに、初めて舐めたわけではないのだ!」

そう言いながら、ベルゼッタは
大きく膨らんだ亀頭の先っぽを再び小さな舌で舐め、
そして、また苦々しい表情をする。

そんなに辛いならやめてもいいんだぞ、と言うと、
大きく頭を振った。

ベルゼッタ
「ぜんぜんまったくこれっぽっちもツラくないのだ!」

ベルゼッタ
「わたしくらいになるとな、
男の、その……オチン〇ンくらい、
何本……いや、何十本と舐めたことがあるのだからな!」

あからさまな嘘をつく彼女に、
思わず笑みがこぼれる。

なら、その経験豊富な淫乱ダークプリースト様に、
是非とも気持ち良くしてもらわないとな、と、
僅かに腰を動かしてみせる。

ベルゼッタ
「んぅぅぅっ!? むぐっ……んぶぅ……ぢゅぷっ!」

ベルゼッタ
「んん~! んんん~~~っ!! んっ、ンふぁっ!
……はぁ、はぁ……ぺっ、ぺっ……!」

ベルゼッタ
「い、いきなり口の中に
こんな大きなものを突き込むやつがあるか!」

頬を膨らませながら、
ベルゼッタが口元の涎とカウパーを拭う。

ベルゼッタ
「いいから、わたしに任せておけ!
ほら、じっとするのだ王子」

そう言うと、
彼女は肉棒を両手でしっかりと掴んだ。

ベルゼッタ
「王子のは大きすぎるのだ……」

ベルゼッタ
「少しはゆっくりやらせてくれ……。
でないと、予習してきたことがうまく発揮できないのだ……」

俺の為に色々準備してくれたのか、と
褒めるように頭を撫でると、

ベルゼッタ
「あ、こらっ……子供扱いするなと、いつも言ってるだろうに!」

ベルゼッタ
「べ、別にわたしはお前の為に、
どうやったら男が気持ち良くなるのか、みたいなことを
書物を読んで勉強してきたわけじゃないんだからな!」

ベルゼッタ
「だいたいこれは、
わたしが闇の大司教としてより強くなる為に
キサマの悪い気を取り込んでやろうとしてるだけなのだ!」

ベルゼッタ
「わかったらさっさとキサマの闇を吐き出すのだ!
はぁ、むぅ……ちゅっ……ちゅぷ……ちゅるるぅっ……」

亀頭をやわらかな唇で優しく食むと、
わざと音を立てるように吸い上げ始めた。

ベルゼッタ
「ちゅるっ……んっ、ちゅぷ……ぺろ……ぺろ……、
ぷふぁ……あ、はぁ……ど、どうだ……気持ちイイだろ?
ビクビクってしてるのが、はっきりと分かるのだ……」

たどたどしいフェラチオであったが、
その愛らしい所作と不慣れな感じが、
逆に情欲をそそる。

ベルゼッタ
「はぁ、む……んふぅ……ちゅっ……ぢゅるっ……、
ちゅぷるっ……んっ……ずちゅるっ、ちゅるるっ……」

ベルゼッタの涎と先走りが混ざり合った液体が、
彼女の風変わりな黒紫の服に止めどなく垂れ落ちては、
淫らな輝きを放つ。

ベルゼッタ
「んんっ……んっ、ぶっ……ちゅぷ……ぢゅるるるっ」

だんだんと流麗になってくる口での奉仕に、
思わず、うめいてしまう。

そんな俺を見て、
彼女は勝ち気な笑みを浮かべる。

すると彼女は肉棒から口を離し、
両手でゆっくりと扱き始めた。

ベルゼッタ
「……ずいぶんと気持ちよさそうにしおって、
どうだ、そろそろ出てしまいそうなんじゃないのか?」

ほれほれ、と竿部分を大きく激しく扱かれる。

先程までの手緩い奉仕との差に
思わず射精感が膨れあがる。

ベルゼッタ
「ん? もっと速く? それに、もっと強く握れ……?」

ベルゼッタ
「しかも……先っぽを咥えながら……だとぉ?」

ベルゼッタ
「もぉ、注文の多いやつだなぁ……
ほれ、これで……あむっ……いいのひゃ?」

男根の先端を唇で挟んでちろちろと舐めながら、
さらに両手の動きを加速させていった。

乱暴とも言える扱きと、
亀頭の先端に時々触れる彼女の温かな柔らかさが、
それぞれに質の異なる快楽を与えてくる。

ベルゼッタ
「ちゅぅ、んふぅっ……また、はぁ、ぁ……、
大ひく、なっへるのだ……んちゅ……ちゅぷっ……」

俺の顔を上目に見つめながら、
可愛らしく肉棒を愛撫し続けるベルゼッタ。

その健気さと愛らしさに
欲望が膨れあがっていく。

ベルゼッタ
「いいぞ……出へ……はやふ……、
わるい欲の塊を……んっ、ふぁ……この、
ベルゼッタ様にっ……んちゅ、ちゅぅっぢゅるるるぅっ!」

一際強く亀頭を吸い上げられた瞬間、
内側から破裂してしまうほどに怒張した男根から、
精液が勢いよく飛び出していった。

ベルゼッタ
「んふぅぅぅぅ~~~っ!? んっ、ぶッ……
ぷはぁっ……ふぁあっ、あっ……こんなに、いっぱい……
飲みきれないのだぁっ……はぁンっ……んんンっ!」

鈴口から唇を離した途端、
ベルゼッタの顔に白濁の粘液が次から次へと
飛びかかっていく。

ベルゼッタ
「んふぁっ、あっ……ふぁあぁ……これでは、
前がみえなくなってしまうのだぁ……」

ベルゼッタ
「んっ、ああぁっ……ば、ばかぁ……!
王子……本当に、出し過ぎ……ふぁぁンっ……!」

顔と口で受け止めきれなかった精液が、
ベルゼッタの端正な顔と美しい髪に散乱していく。

ベルゼッタ
「んちゅ……ちゅぱ……んふぅ……あぁもぉ……、
いちいち舐め取るのが手間なのだ……。
それに、やっぱり変な味がするぅ……」

自分の身体のあちこちに点在する白い粘液を
掬い取っては舐めるベルゼッタ。

だが、精液がほっそりとした喉を通過する度、
彼女の顔には苦々しい色が浮かぶ。

ベルゼッタ
「…………はぁ、はぁ……だめなのだ……」

ベルゼッタ
「こんなのでは、足りない……。
もっともっと、キサマの悪い精液を寄越すのだ!」

あちこちに飛び散った精液の相手が面倒くさくなったのか、
ベルゼッタは不機嫌そうに言うと、
一度は手放したペニスに再び触れ始めた。

ベルゼッタ
「わたしが満足するまで精液を吐き出さねば、
帰してやらぬからな……覚悟するのだ、王子!」

両手でペニスを扱き始めたベルゼッタは、
俺を見上げながら少しだけ楽しそうに言った。

そんな彼女に、次は零すなよ、と伝えると、

ベルゼッタ
「なっ……だ、大丈夫なのだ!
今度はちゃんとぜーんぶ直接飲んでやるから……
だから……ほら、安心してさっさと射精するのだ!」

わかったわかった、と頭を撫でると、
少しだけ悔しそうな表情を浮かべながらも、
ベルゼッタは優しく俺への愛撫を続けるのだった。