ヘレナ寝室2 シーンテキスト
ヘレナ
「んっ……んぁっ……んんっ、
こうして、内股の間に王子のオチ○ポ出し入れされると、
あの時の野営を思い出すわ……くふっ……ふぁっ……」
俺に背中を向けながら、
彼女は自身の秘部にペニスを擦りつけて、
小さく上下に腰を動かしている。
互いに一糸まとわぬ姿で、
性器同士を擦り合わせているのは、
何だか不思議な気がした。
ヘレナ
「あの時は、これだけでガマンしてもらってたけど、
今日は……挿れて……いいんだからね?」
二人きりの時にしか使わない、
年相応の愛らしい女性的な口調でもって、
ヘレナが優しく微笑んだ。
巻き癖のついた美しい銀白の長髪の芳しい匂いが、
性器同士のこすれる刺激と相まって、
脳髄を痺れさせていく。
ヘレナ
「って……この体勢じゃ私が主導権持ちか……、
じゃ、じゃあ……挿れちゃう……からね?」
彼女の言葉に頷きで返すと、
ヘレナは、少しだけ腰を大きく上げてから、
恐る恐るといった具合で慎重に降ろしていく。
はしたなくヨダレを垂らしている淫裂が
膨らみすぎた亀頭に触れると、次の瞬間には、
その口先がくぱぁと開き、嬉しそうにペニスを飲み込んでいった。
ヘレナ
「ひぐっ……んっ……あっ、ぁあっ……挿入って、る……、
んんっ、あ、ぃっ……いったぁぃ……王子……ちょっと、
まって……これ、すっごく痛い……うぅ……」
彼女のその反応に驚いて、
俺は結合部に視線を移す。
すると、俺の両股には
うっすらと赤い雫が零れていた。
ヘレナ
「そ、そうよっ!
初めてよ……なによ……悪い?」
そんなことあるわけがなかった。
どうしようもない程の愛おしさが胸先で暴れ、
俺は彼女を背後から抱き寄せていた。
ヘレナ
「ひゃぁ、ま、待って……そんな、抱きつかれ、たら……んっ、
挿入っちゃう……奥まで……んんっ!
で、でも……抱きしめられてると……少し安心する、かも……」
抱きしめた身体は痛みで僅かに震えており、
俺は慎重に膣中への挿入を行った。
ヘレナ
「んんっ……あぁっ、あ……いい、よ……もっと、
もっときて……何となく、わかったから……、
許容できる痛みだわ……んぁっ……あぁっ……」
ヘレナ自身が最後の挿入を終えると、
俺のペニスは根元まで全て呑み込まれてしまった。
ヘレナ
「じゃあ、動くわよ……?」
そう言うと、何とも緩慢な動きで、
小さな尻が上下に動き始めた。
一回の上下運動に多くの時間を費やすが、
その狂おしいほどのやわらかい感覚が、
激しいだけの性交の何倍以上もの快感を与えてくる。
ヘレナ
「ご、ごめん……これ以上、動けそうに……ないかも……。
王子の好きなように……していいからさ……んっ……、
私で、気持ちよくなってよ……お願い……」
その言葉と申し訳なさそうに赤らんだ表情だけで、
射精してしまいそうだった。
もう十分気持ちいいよ、
と俺は告げたが、彼女は首を振って拒んだ。
ヘレナ
「いいから……さっさと、動きなさい。
私を……ンっ、誰、だと思ってるの? 天才戦術家のヘレナよ?
この、セックスに慣れてない感じも……計算尽く……なんだから!」
一瞬呆気にとられたが、
小憎らしいほどに可憐な強がりに、
俺は抽挿で報いた。
ヘレナ
「ひゃうぅっ!! んぁっ、ああンっ……!
んっ、ンんっ! 王子のオチ○ポまた大きく、
なって……んぁあンッ!!」
未開拓の奥底はやはり痛いほどにきつく、
それでも何とか受け入れようと
彼女は自分からも腰を動かしてくれる。
ヘレナ
「も、もっとぉっ……んふぁっ、ふぁあんっ……、
奥まで、キて……王子を、もっと深くに……、
感じたいのぉっ……ゃぁあン!!」
溢れ出した愛液を掻き出すように、
肉鉾を引き抜き、再び大きく腰を突き入れ、
少しだけ強引に膣奥をこじ開ける。
ヘレナ
「ふぁああんっ! 奥、きてるぅっ!
すご、い……すごいよぉ……王子の、んんっ!
あつくて、大きいよぉっ……あァンっ……」
奥に行けば行くほどに牝肉がキュッキュウっと
肉茎を締め付け、俺を気持ちよくさせようと
身体全体で奉仕してくれているような気さえした。
かき分けたヘレナの美しい長髪の奥に隠れていた
汗ばんだうなじに鼻先を埋めながら、
ぱんぱんに膨らんだ亀頭で何度も膣天井を擦り上げた。
ヘレナ
「そこっ、んんっ! あぁんっ、やだ……私、もう気持ちよく、
なってる……やっぱり私、天才……だわっ……セックスも……、
才能、あるってこと、だよね……ふぁああんっ!!」
細かく切り立った肉ヒダがペニスの裏筋やかり首を
丁寧にくすぐり、甘く痺れるような快感が身体に流れる。
互いに感じ合えていることが心身を共に満たし、
気を抜けばすぐにでも暴発してしまいそうなほどに
射精感が膨らんでいた。
ヘレナ
「ひぁっ、あっ、ああんっ……オマ○コの弱いところに、
オチ○ポあたって……うふぁんっ、王子……気持ちいいよぉッ!
こんなの、知らない……私、おかしく……おかひくなるぅッッ!!」
だらしなく開いた口端から透明なヨダレが漏れ、
嬉しそうな艶声を零す。
天才戦術家も城内に攻め込まれたら形無しだな、
と意地悪く言葉で責める。
ヘレナ
「――う、うるさい! そんなことな、ひぃゃあんッ!
きゅ、急に激しく、ひないでぇっ! わかった……
わかったからぁンッ! わたひの負けで、いいからぁっ!」
ヘレナ
「だからそんなこと……言わないれぇ……んふぁあんっ!
だめだめぇっ! それ以上、されたらぁっ……んぁンっ!
キちゃう……王子ぃ……わたひ、イッちゃうよぉっ!!」
長い髪を振り乱して赤子のように左右にイヤイヤをする彼女に、
だめ押しとばかりに、
その小さな胸の膨らみの突起をつまみ上げる。
ヘレナ
「――ひぐぅっ、あっ、ふぁああんッッ!!
それ、らめぇっ……おっぱい、弱いのぉっ……、
んひぁンっ……乱暴に、ひないれぇぇっ!!」
いつも尊大な態度を振りかざすわりには、
随分と慎ましやかな胸だな、とヘレナをなじり、
言葉とは裏腹に丁寧に愛撫しては、激しく腰を突き上げる。
ヘレナ
「らって……らってぇ……大きくならなかったんだもんっ……、
ひぅっ、ぅぅ……王子は、ぁあんっ……小さいの、キライ?
んんっ……ふぁんっ……小さく、て……ごめんなさいぃぃッ……」
そんなことはない、
と俺は彼女を強く抱きしめながら耳元で囁き、
既に限界まで来ているペニスで膣中を擦り上げる。
ヘレナ
「ゃああンッ! らめらって……優しく、されたら……、
んひぃっ……ふぁっ、わたひ……イっちゃうって……、
本当に、イク……イッちゃうのぉぉおおッッッッ!!」
悲鳴に近い嬌声でその身を大きくびくんと強ばらせると、
彼女の媚肉が急激に収縮し、搾り取られるようにして、
白熱した欲望が盛大に噴き上げた。
ヘレナ
「ふぁああっ!! いっぱい……いっぱい出てるぅッ!!
王子の精子……子宮に、届いちゃうよぉッ!!
初めて、なのにぃっ……赤ちゃん……できちゃ、ひあぁあンッ!」
子宮口がチュゥッと亀頭の先に
懸命に吸い付いてくるような感触に、
何度も何度も彼女の最奥に白濁の精を吐きだしていく。
ヘレナ
「ゃぁああんっ! もう、出さないれぇ……ふぁっ……、
あアンっ……おかひく……おかひくなるぅ……んんっ、
王子のこと……もっと、好きに、好きになっちゃうよぉっ!!」
絶頂の連続で、身体に力が入らないのか、
彼女は俺にその身を預けるように、
背中からもたれかかってきた。
ヘレナを抱き留めながら、
俺も射精しきった気怠さに身を任せて、
ベッドに身体を放った。
ヘレナ
「……んっ、ふぁ……ぁっ……
もう……出し過ぎだってば……、
んんっ……まだ、膣中で……あばれてるみたい……」
俺の隣に身体をゆっくりと移動させながら、
彼女は荒い息のまま、その手を自分の秘部へと持って行き、
溢れ出る精液と愛液の混合した存在を確かめた。
細い指先で糸のひく粘液を何度かこねたあと、小さく
ため息をつきながら、それでも今までに見せたことも
ないような優しさに溢れた笑みでもって、こう言った。
ヘレナ
「ほんと……バカなんだから……。
ばか……ばか王子…………大好き……」