フーコ寝室2 シーンテキスト

フーコ
「え……ちょっと、王子……なにするの?」

手頃な高さの卓に両手を突いたフーコは、
背後の俺に戸惑いの視線を向けた。

こうするのさ、と俺はフーコの腰を覆う衣服をたくし上げ、
胸と下腹を覆う布をほとんど同時に剥ぎ取った。

フーコ
「ひゃっ!? お、王子……急になにするの?」

嫌ならすぐに止めるから、と言い訳をしつつ、
俺はフーコの片脚を持ち上げて脚を開かせ、
無毛の恥部を露出させる。

フーコ
「う、ううん……嫌じゃ、ないよ。
ちょっと恥ずかしいけど……んっ、
王子がしたいことなら、何でもしてあげる……」

言いながらフーコは、俺の意図を察したかのように、
健気にもより大きく脚を開いてみせた。

フーコ
「ひゃうっ! そ、そんなとこ、触ってどうするの?」

股間の小さな縦スジを指で軽く開かせると、
透明な蜜がトロリと垂れ落ちてくる。

フーコ
「う、うん……さっき王子のオチ○チンを舐めてたら、
なんかよくわかんないけど、奥の方からにじみ出てきたの」

妖怪といえどもフーコも女なんだな、と心中で苦笑しつつ、
凶悪なまでに反り返った男根の先を
フーコの小さな膣口に据える。

フーコ
「ひゃんっ……な、なに? なにをするの?」

戸惑いと怯えを透かしたフーコの表情に、
これからすることに対する罪悪感が芽生え、
チクリと胸を刺す。

しかし、そのように無垢な少女を
己のものにしたいという欲望を
抑えることはできなかった。

一息に腰を突き出し、
途中にある薄い膜もろとも
フーコの膣道を肉棒で突貫する。

フーコ
「――ひッ!? いあぁっ、あ、い、痛い……ッ!」

刹那、フーコは苦しげに目をつむり、
破瓜の痛みにその身を震わせた。

窮屈な穴を無理やりこじ開けながら前進し、
先端が突き当りに到達すると、
しみじみとした感慨に胸が満たされる。

フーコ
「うぅぅ……王子、どうしてこんなことするの……?」

泣きそうな顔で俺を見つめるフーコに、
その理由を説明すると、

フーコ
「え? おクチよりも、アソコの穴の方が
オチ○チンが気持ちよくなれるの?」

フーコ
「……そうなんだ」

フーコ
「……わかった。いいよ。
王子がそれで気持ちよくなれるなら、
私のアソコ……使わせてあげる」

そう言うと、瞳にたまった涙を指で拭って、
覚悟したような表情で背後の俺を仰ぎ見た。

フーコ
「いいよ、王子……好きに動いて。
私、痛くても、王子のためなら我慢するから……」

殊勝な言葉で誘うフーコにほだされ、
俺は愛しさを込めて抽挿を開始した。

フーコ
「んぁっ、ああぁ、あうぅっ……んんっ。
すごい……王子のオチ○チンが……ふぁあっ、
私の中に……くふぅ……出たり、入ったりしてる……ッ」

明らかにサイズの合わない男根が、
自身の狭い膣内を押し広げながら出入りする様子を、
フーコは顔をしかめつつ、しかし興味深げに見守る。

初々しい膣内は熱い愛液に満ち満ちていて、
根本まで突き入れる度に極上の快楽が竿を包んだ。

フーコ
「ふぁあっ、あっ、ああぁっ、はあぁんッ!
や……なんか、カラダ、熱くなって……んんっ!」

フーコ
「なに、これぇ……おなか、ジンジンして……、
んふぁ、あ、あぁあ、はぁあっ……やぁあんっ」

フーコ
「なんか、変なお汁、いっぱい出てきて……ふぁあっ、
や、ダメ……んんっ……恥ずかしいよ、王子ぃ……っ」

ペニスを突き入れられるたびに、
フーコの性器はぐちゅっと音を立てて愛液をしぶかせる。

その光景に本能的な羞恥心を覚えたのか、
フーコの顔が赤みを増し、同時に膣が収縮しはじめた。

フーコ
「やんっ、なんか、さっきより、いっぱい擦れて……っ、
んんっ、ふぁあ、あ、あぁん……なんか、ヘンだよぉ……っ」

やるせない表情で俺を見るフーコ。

気持ちよくなってきたんじゃないのか、と訊ねると、
フーコは怯えたように身震いして、

フーコ
「ふぁあ、あんっ……そ、そんなの、わかんない……。
でも、なんか……んぁあっ、ダメ、ヘンなの……っ」

フーコ
「身体が……勝手にフワフワして……っ、
頭が……はぁぁっ……真っ白になりそうで……んんっ」

フーコ
「や、だめ、王子……んんんッ……も、やめて……っ。
私……ひぁあっ、あっ、あぁんっ……も、もうっ、
おかしく、なっちゃう……ふぁあ、あ、あぁあんッ!」

切なげな声音で、行為の停止を求められる。

だが、ねっとりと竿に絡み始めた牝肉がもたらす
無上の快楽をいまさら手放せるはずもなく、
俺はフーコの懇願を無視して、より激しく腰を振り乱していく。

フーコ
「やぁあんっ……王子、ダメ、ダメぇ……っ!
そんな……あぁっ、激しくしたら……っ、
私のアソコ……壊れちゃうぅ……っ!」

未曾有の快楽に怯え、それを否定するかのように、
フーコはイヤイヤとかぶりを振る。

いい加減に素直になったらどうだ、と
俺は愛らしく揺れ続けていた彼女の乳房に
片手を伸ばして鷲掴みにした。

フーコ
「ひゃうぅッ!? や、ダメ、そこダメぇ……っ。
これ以上……んんンッ……気持ちよくしちゃ、やぁンっ!」

甲高い嬌声が響いたのと同時に、
ペニスを咥え込んだ膣がきゅんと切なげに狭まる。

その収縮がもたらす快楽と、
フーコが胸で感じるという事実を知った興奮に、
射精感の波が一気に押し寄せる。

フーコ
「――ひゃうンッ!?
お、王子の……オチ○チン、
また……んんンッ……大きくなった……?」

フーコ
「あ……で、でるの? ンッ……射精しちゃうの?」

ああ、と俺は頷き、
竿を上り始めた射精感に意識を集中させながら、
どこに出して欲しいんだ、とフーコに訊ねる。

フーコ
「んッ……い、いいよ……っ。
好きなところに……んんっ……射精して……っ」

フーコ
「王子が……あはぁっ、アッ、あぁん……っ、
いちばん、気持ちよく……なれるところに……っ、
いっぱい……好きなだけ、射精していいから……っ!」

そう言ったフーコの快楽に惚けた瞳が、
何かを期待するように、俺の瞳をじっと見据える。

頷きで応じ、フーコの膣奥に亀頭の先端を突きつけると、
そこで満を持して己の欲望のすべてを解放させた。

フーコ
「ひにゃあぁっ! あぁっ……あはぁあああぁあああアッ!!」

瞬間、フーコの膣が
食いちぎらんばかりに愚息を締め付ける。

フーコ
「ひぁあっ、あ、あぁあ……はぁああぁ……っ。
す、すごい……アツいの、いっぱいでてる……っ」

フーコ
「あっ……王子、ダメ……んんっ!
射精しながら……動いちゃ、や、あ、ああぁん……っ!」

激しく収縮するフーコの膣内で
最後の一滴まで濁精を絞りきると、
俺はぐったりと彼女の上に倒れ込んだ。

フーコ
「はぁ、はぁ……っ」

フーコ
「お、王子……重いよ……どいて?」

困ったような顔を向けるフーコに、
嫌だ、と俺は子供のようなワガママを言った。

どんなことでも許してくれたフーコに、
できるだけ長く甘えていたかったのかもしれない。

フーコ
「王子……」

フーコ
「……わかった、いいよ。
王子がそうしたいなら、好きなだけ私に乗っていて」

フーコは呆れたような、
しかしどこか慈愛を感じさせるような、
穏やかな笑みを浮かべて囁いた。

フーコ
「何でもしてあげる、って、そういう約束だったし。
それに……」

フーコ
「……私も、もう少しだけ王子とくっついてたいから……」