フレデリカ寝室1 シーンテキスト
フレデリカ
「あの……お邪魔しても、よろしいですか?」
深夜の来訪者は、
少しだけおどおどとした表情で、
入り口の扉に立っていた。
――極重巨砲フレデリカ。
きっちりと着込んだ砲術士官の制服と、
二つに縛られた美しい髪が夜眼にも鮮やかだった。
こちらの首肯を確認すると、
彼女はそそくさと部屋の扉を閉め、
俺へと歩み寄ってきた。
フレデリカ
「その……ですね。
実は今日は、王子にお礼が言いたくて来たのです」
――お礼?
俺は小首を傾げながら聞き返した。
フレデリカ
「砲術学校の仲間とも、王子軍の仲間とも、
私はなかなか馴染めずにいました……」
フレデリカ
「ですが、王子のおかげで、
私は前とは違う自分になれました……」
フレデリカ
「だから、きちんとお礼が言いたかったのです」
はにかむようなフレデリカの表情が、
初めて会った時の素っ気ない彼女からは想像もできないほどに
可憐で、俺は何故だかわからないほどに照れてしまう。
だが、何もこんな時間にわざわざこなくても、
と俺は窓外の闇夜に視線を向けてフレデリカに示した。
フレデリカ
「それは……だって、
王子はいつも多くの方々の中心にいますから……」
フレデリカ
「なかなか二人きりになる機会がなくて、
今日までずるずるとお礼を言えずに過ごしてしまったのです」
戦闘においては苛烈な砲術を操るフレデリカだが、
なぜだか俺の前となるとこうしおらしい一面を見せるのだから、
何だか調子が狂ってしまう。
俺は彼女の気持ちを十分に感じ、
これからも共に魔物と戦っていこうと言葉を向けた。
フレデリカ
「……え? あ、はい……それは、もちろん……。
………………あの……それだけ、なのですか?」
ぽかんとした表情でフレデリカが言った。
それだけ、と言われても、
他に何を言えばいいのか、と俺は一瞬悩んでしまう。
フレデリカ
「あれ……? おかしいな……?」
何やらぼそぼそとフレデリカが呟いている。
フレデリカ
「他の仲間に聞いたのですが、
夜の王子は、もっとこう……ワイルドだと聞いたのですが?」
真剣な顔で何を言ってるんだ、
とこちらも神妙な面持ちで返す。
フレデリカ
「いえ、何だか拍子抜けしてしまったといいますか、
王子なら、もっとこう、がおーって来ると思ったのですけど……」
どこの野獣と勘違いしているんだ、
と俺は苦笑しながら、
さっさと自分の部屋に戻り明日に備えろ、と告げる。
フレデリカ
「わかりました……そういうものですか……。
ですが、その前に私と握手をしていただけませんか?
きちんと王子の仲間になったことを実感したいのです」
引き締まった表情と声で、フレデリカが言う。
相変わらず真面目なやつだな、と俺は手を差し出すと、
彼女は控えめな笑顔を浮かべて、俺の手に触れようと、
更に距離を詰めた。
が、その時だった。
フレデリカ
「――きゃぁっ!??」
俺の手にばかり注視していたフレデリカが、
足下に置かれていた兵書の小山につまずき、体勢を崩した。
その唐突な転倒に反応しきれず、
真正面からぶつかってきたフレデリカの勢いのまま
俺も背後へと倒れ込んでしまった。
フレデリカ
「いたた……ご、ごめんなさい王子。
怪我は、ありませんでしたか?」
ああ、と俺は倒れ込んだ先が、
自分のベッドで良かったと
安堵のため息を漏らした。
が、その安心感が、
予期せずして理性に隙を生じさせた。
フレデリカ
「――え?
王子、あの……何か、硬いものが胸のあたりにあたって……」
俺の腹部あたりにおかれた彼女の顔が、
何やら下方へ向けられている。
ああ、それはだな……と、
節操なく硬くなり出していた愚息に対する
言い訳をどうにか捻出しなければと思考を全稼働させた。
フレデリカ
「これって……王子の、アレ……ですよね……?
硬くなってるって事は、その……、
私で、興奮してるんですか……?」
女性にベッドへ押し倒されれば誰だって男はこうなる、
と苦し紛れに言った。
フレデリカ
「別に自分の意思で押し倒したわけじゃないのですけど……。
でも、これこそ噂に聞いていた王子そのもののワイルドさです。
ええ……これでようやくちゃんとお礼ができそうですね」
フレデリカはそう言って床に膝をつき体勢を整えると
失礼します、と俺の下半身の上にゆっくりのしかかってきた。
フレデリカ
「じっと、しててくださいね?」
わずかに頬を染めながら、
フレデリカが言うと、
その手が俺のズボンにかかり、ゆっくりと下ろしていく。
ちょっと待て、何してるんだ、
と告げるのも無視し、
彼女はズボンの奥に潜んでいたペニスを取り出そうとする。
フレデリカ
「ひゃぁぅっ!?」
既に十分な硬さを帯びて膨張したペニスは、
衣服から飛び出すようにして外気にさらされると、
そのままの勢いでフレデリカの頬をペチンと叩いた。
フレデリカ
「うぅ……まさかこんなに
大きなものだなんて知りませんでした……」
フレデリカ
「……えっと、ちょっと待って下さいね?」
フレデリカはそう言うと、
胸元の制服のボタンをぷちんぷちんと外し、
左右の乳房を衣服から窮屈そうに取り出した。
ぶるん、と音が聞こえそうなほどの重厚感で、
眼前に飛び出てきたフレデリカの豊満な胸に、
俺は息を呑んだ。
フレデリカ
「たしか、こうして……よいしょっと……」
たわわに実った甘い禁断の果実のような美乳に、
逃げ場をふさがれるようにして、
ペニスがあっさりと包み込まれてしまった。
きめ細やかなフレデリカの肌の感触に、
無意識にため息が漏れる。
フレデリカ
「最初はびっくりしましたけど、こうして挟んでみると、
何だか可愛いですね……ゃあんっ、うぅ……なんで、
急にびくんってなるんですか……?」
上目に見つめてくるフレデリカのその表情があまりにも可愛すぎて、
肉棒がさらに硬さを帯びていくのが分かった。
フレデリカ
「じゃあ、始めますよ……?
こうして左右から……んしょ、んっ……、
こ、これで……あってますか?」
グローブに包まれた可憐な指先で器用に自身の胸を寄せ、
肉棒の両側からむにむにと心地良い感触を押しつけてくる。
むにゅむにゅっと肌心地のよい乳肌がただ気持ちよくて、
俺の中には既に抵抗の意思など微塵も残っていなかった。
フレデリカ
「ん……はぁ、ぁ……んぁ……すごいです。
王子のオチン○ン、私のおっぱいの中で、
びくびくって暴れ回ってます……ふぁ……ん……」
少しだけ恥ずかしそうな笑みを零しながらも、
フレデリカは上下左右に何度も胸を弾ませて、
肉茎部分を甘くしごく。
フレデリカ
「んんっ……ふぁぅ、ぁ、あぁ……は、ァァ……、
あんっ……ごめんなさい、胸、こすれて……なんだか……、
変な声、でちゃって……んぁっ……」
豊満な乳房が肉棒を擦るたび、
フレデリカの小さな口から、
せつない喘ぎが零れ出てくる。
乙女の柔らかさと少しだけぎこちない乱暴さを含んだ乳圧力が、
絶妙なバランスで陰茎を刺激し、
俺の総身を快感の砲撃で次々と制圧していく。
フレデリカ
「王子、とっても嬉しそうな顔してますね……ふふ。
なんだか、んんっ、ぁ……私も、うれしく……、
なってしまいます……ふぁん……んっ……」
時に緩慢に、時に素早く乳房を動かしながらも、
フレデリカは、こうかなぁ、と何度も挟み直したりして、
大きくはりのある美しい胸を男根に吸い付かせていく。
あまりの快楽の前に、頭が真っ白になりそうだった。
フレデリカ
「あの、何だかさきっぽからいっぱい透明なお汁が出てますけど……
これって……あの、気持ちいい証拠ですよね……?
えっと……少しだけ舐めてみても……良いですか……?」
俺が返事をするよりも早く、
いいですよね、と艶やかな微笑で、
彼女の唇が亀頭へと近づいた。
ぬるっと暖かな感触がカリ部分に触れると、
膝から腰骨あたりを痺れるような刺激が走った。
フレデリカ
「んぁ……はぁ、
何だか、変な気分になっちゃう味です……」
なら、もっといっぱい舐めてくれないか、
と知らぬ間に頼んでいる自分に驚く。
フレデリカ
「もしかして……こうされると気持ちいいんですか?」
彼女はそう言いながら、
再度、ペロリと亀頭部分を下から舐めあげた。
再びの刺激に思わず腰が浮き上がると、
それに気をよくしたのか、フレデリカが
少しだけ意地悪そうな微笑で亀頭に唇をつけた。
フレデリカ
「んんぅ……ちゅるっ……れるぅ……ちゅ、ちゅむぅ……、
れる、んちゅるッ、ちゅるるるる……じゅるるぅッ……」
初めてとは思えない絶妙な舌使いで、
カリの部分だけでなく裏スジ部分にも唾液を絡ませ、
そのまま唇でペニスを咥えこむ。
フレデリカ
「はむぅ……ふぁ、むぅ……んっ、はふぅ……んん……、
んふぅっ……ちゅぅう……じゅるる……ふぅん……」
おいしそうに肉棒の先端をしゃぶりながら、
何度も亀頭を飲み込んでは吐き出す。
その間も、上品な手つきで乳房を小さく揺り動かして、
間断なく愛撫してくるやんわりとした感覚に、
俺の意識が揺さぶられる。
フレデリカ
「おうひぃ……んんぁ、ちゅる……これ、んんっ……、
きもひいいんれすかぁ? ……んむぅ、ちゅぷぁ……、
れるるぅ、んむ、はむぅ……じゅるるるぅっ!」
咥えたまま喋るせいで余計に刺激され、
さらに与えられる快楽が倍加する。
フレデリカ
「ふぁんっ! んんっ、またオチン○ンおっきくなってますよぉ?
んふぁ、ぁん……わかってますよ……んんっ、王子の顔、
とっても気持ちいいって、言ってますもん……ちゅゅぅぅっ……」
嬉しそうに微笑むと、カリの部分を優しく何度もキスをするように
ついばみ、亀頭部分をくるくると円を描くように舌を動かして、
丹念に、真面目な彼女らしく責め続けてくる。
フレデリカ
「んんっ、すごいですぅ……んぁっ、王子の……、
すっごく熱くなって……んふぁっ、ん、んっ……、
大砲みたいに、なにか飛び出してきそうです……」
ちゅ、ちゅっと、何度も口づけをしながら、
すりすりと、知らぬ間に片手で陰嚢部分を弄り始め、
フレデリカがさらに俺の余裕を奪う。
砲術士としての感性か、女の勘か、何かの到来を予感した
フレデリカは、陰嚢に向けていた手を乳房へ戻し、
胸を擦りあげる速度を急速に上げていく。
フレデリカ
「出ちゃいそう……んっ……なんです、よね………?
白くて、ねばねばしたのが出るって……んんっ……、
話には……んぁっ、きいています……少し、楽しみです……」
献身と親愛の眼差しが、ただ愛らしい。
いやらしく大きな胸を弾ませて、先走り汁と涎に濡れる
フレデリカの端正な顔が、視覚からも俺の心を愛撫する。
さっきよりも深く胸肉が飲み込み始めると、
谷間の間に深く埋め込まれた肉棒が、
悲鳴をあげるように何度もひくつく。
フレデリカ
「ふぁ……んっ……いいんですよ、王子……?
いっぱいいっぱい……私の胸で……ふぅ、ぁっ……
ぁあ、んぁ……出して下さって、いいんですからね?」
その言葉が鼓膜を優しく震わせるのと同時に、
すべての愛撫が互いに途方も無い快楽に結実し、
それまで耐えていた欲望の奔流が放出されてしまった。
フレデリカ
「ひゃぅんっ!? んんっ、んぶぅっ、ふぁぁんッ!
すご、すごいです……あついの、いっぱい出て……、
んはぁンっ……どんどん、溢れてきますぅ……♪」
嬉しそうに言葉にしながら、
フレデリカがさらにペニスを扱きあげると、
それに併せるように何度も何度も精液が飛び出していく。
ビュルビュルっと、勢いよく跳ね上がる白い欲望が、
彼女の髪や顔にかかるたび、得も言われる達成感と
征服感が満たされていくのを感じた。
フレデリカ
「んふぁ……はぁ、はぁ……やっと、んんっ……、
やっとおさまりましたね……こんなにたくさん出るなんて、
予想もしていませんでした……王子はすごいんですね……」
そう褒めながら、未だに大きな胸で挟み込んでいるペニスの先端を、
よくできましたね、とでも言うように指先で彼女がつついた。
フレデリカ
「これで、少しは王子にお礼することができましたか?」
はにかむような笑みで、フレデリカが問いかける。
ああ、と彼女の献身に言葉を返すと、
ほっと安心したようにフレデリカが笑った。
フレデリカ
「ではこれにて……って、あれ……?」
ふいに、フレデリカが眉をひそめた。
フレデリカ
「あの、王子……?
これって、どういうことなのですか?」
困惑したようなフレデリカの視線が、
俺の顔とペニスを行ったり来たりしていた。
見れば、挟まれ続けていた男根が、
さきほどよりも雄々しい姿で、
彼女の胸の中でその存在を誇示していたのだ。
フレデリカ
「もしかして、まだまだ足りないということですか……?」
そうみたいだ、
と俺は自分の節操のなさに呆れ返りながらも、
フレデリカとより深く愛し合いたいと願っていることに気づく。
フレデリカ
「そうですか……それでしたら……、
この続き……しちゃいましょうか?」
彼女はそう言うと、
挟み続けていたペニスをゆっくりと自身の胸から外し、
そのまま俺の身体に沿って這い上がるように身を寄せてきた。
フレデリカ
「王子とでしたら、
私……もっともっと次の段階に進んでもかまいません」
フレデリカ
「ですから……その……私に、許可をください……」
そう言って、フレデリカは俺へと顔を近づけて、
静かに瞳を閉じた。
その可憐さに誘われるようにして俺は顔を近づけ、
彼女をどうしようもなく欲している自分を、
深い口づけで素直にフレデリカに告げた。