フレイ寝室3 シーンテキスト

フレイ
「んっ……んぅぅ……あっ、入った……♪」

眠る前の読書としゃれ込んでいた俺の股間を、
隣で眠っていたはずのフレイが、
弄り始めた時は何事かと思ったものだったが……。

フレイ
「ふふん、オチン○ン弄られて集中力を切らすなんて、
とんだ期待はずれなんじゃないかなぁ~?」

フレイ
「ベッドは……常にえっちな事と隣り合わせなんだよ?
これくらいで本から目をそらすなんて……ひぁっ、
集中力足りなさすぎるんじゃないかなぁ……?」

その台詞には、覚えがあった。

かつてフレイと初めて繋がった時、
彼女に対して、俺がかけた言葉をもじったものだ。

いったいどういうつもりなのか、
と問うてみようとするより早く、
フレイは腰をくねくねと振り始めて、

フレイ
「んっ……だって、王子が油断してた……から、
あの時の仕返し、しちゃおうかなぁって……ひぁあっ」

『あの時』――操舵するフレイを、
思わず襲ってしまった時の話だろう。

フレイ
「操舵してるボクの……んぁっ、お、おしり、
す、好き勝手……触ってさ……ひぁああ、ンふぁあっ」

フレイ
「さ、最初は、ちょっと怖かったんだから……」

フレイ
「あれ、王子が相手じゃなかったら撃ってたからね……?」

…………それは、その、

フレイ
「言い訳禁止っ」

ぎゅうう、と強く肉棒が締め付けられる。

それは我慢出来る程度の、優しい刺激ではあったが、
フレイなりの抗議の仕方なのだろう。

フレイを怖がらせてしまった、
それは確かに、完全に俺に非があるわけで……。

フレイ
「つまり?」

――ごめんなさい。

フレイ
「――はい、よろしい」

フレイ
「……王子なら……さ」

フレイ
「あんな……んっ……変なことしなくても、
素直に『フレイちゃん大好きです』って、言って……っ、
くれたら……さぁ? 優しくぎゅーってしてあげたのにさぁ?」

――深く反省しています。

フレイ
「ほんとかなぁ……? 嘘ついてない?」

フレイ
「……えへへ、それならよぉーし」

フレイ
「んっ……じゃあ、ボクの初めてを、
あんな風に貰っていったお詫びに、もう一個約束しない?」

――約束?

何でも聞こう、と頷いてみせると、
フレイはどこか照れた様子で、

フレイ
「ずっと、ボクを大好きでいること」

フレイ
「……ひぁっ、約束、出来る……?」

フレイ
「ずっとずっと、ボクを愛してくれる……?
大切にして、ずーっと可愛がってくれる……?」

そんな約束ならば、考えるまでも無かった。

フレイに答えを返してみせると、
彼女はやはり、照れくさそうに微笑んだままで、

フレイ
「……ひぁっ、んっ……へへっ、嬉しい」

フレイ
「王子は……いい子だね♪」

フレイは腰を振りつつも、手を伸ばして俺の頭を撫でてくれた。

気恥ずかしさと、フレイの包容力に満たされていると、
彼女は不意に身体を震わせて、

フレイ
「んぅっ、うぅ……ど、どきどきしたら、
変な感じだ……この辺、きゅぅーってなって……」

フレイ
「お腹の、下のほう……かな……?
王子のオチン○ンの、さきっぽが当たってるあたり……?」

フレイ
「あぁあっ、うぅぅぅっ、こ、こんな、びくびくして……ひぁっ、
は、はずかし……んぅぅっ、ふぁっ、ふあぁああっ!!」

己の下腹部をさすりながら、
フレイは恥ずかしさに頬を真っ赤に染めている。

ここはひとつ、彼女の恥ずかしさを和らげるべく、
気をそらしてやるべきだろうか?

フレイ
「えっ、きゃっ、ひやぁああっ!?」

フレイの服に手をかけ、裾をたくし上げると、
柔らかな胸の膨らみに指先を添えてやる。

小さいながらも自己主張をしてくる、
桃色の突起をくりくりと転がしてみると、
フレイはその声と、膣口の収縮を以て反応を見せ、

フレイ
「ふぁっ、ああっ、お、おっぱい、くすぐった、ひぁあっ!?」

くすぐったいだけか? と首を傾げつつ、
五指をうごめかせて乳房全体をさすってやると、

フレイ
「んぅぅぅ~ッ!? ど、どうして……?
前よりも……気持ちよくて……はぁっ、ふぁあぁあっ!?」

フレイ
「おっぱい、触られてるだけ、なのにぃっ、
お腹もびくびくして……ひぁっ、き、気持ちよくてぇ……っ」

フレイ
「き、きっと王子のせいだよ……?
ボク……こんなにえっちな子じゃなかったはずだもん……っ」

フレイ
「王子がボクを……いっぱい、愛してくれて……っ、
色んなところ……触ってくれた、からぁ……っ!」

フレイの言葉に違わず、
以前より敏感になっているのだろう彼女の全身は、
愛撫ひとつ、抽挿ひとつに対してびくびくと反応する。

彼女の腰の動きに、膣口の収縮が相まって、
愚息には得も言われぬ、春の陽光の如き快楽が降り注いでいた。

フレイ
「王子も……んぅっ、王子も……気持ちいいの……?
ボクのからだで……気持ちよくなってる……?」

フレイ
「んっ……良かった……♪」

フレイ
「いっぱい……気持ちよくなっていいからね……?
いっぱいぐりぐりしてあげる、から……っ、
いっぱい、いーっぱい気持ちよくなって……♪」

そう言うと、フレイはこちらの腰にこすりつけるように、
腰を振る速度を上げようとして、

フレイ
「ひぁっ、あああっ、ふぁあぁぁ……っ!
んぅぅぅっ、こ、これだめっ、すぐイっちゃいそう……」

イきそうならば、良いのではないだろうか。

フレイが気持ちよくなってくれるのは、
こちらとしても、とても望ましいことなのだが。

フレイ
「だ、だって、ボクが先にイったら……」

フレイ
「王子を、気持ちよくしてあげられないでしょ……?」

フレイ
「今日は一晩中、王子を可愛がってあげるって決め……えっ?
ちょ、ちょっとまって王子、どうして腰をつかんで――ッ!?」

フレイの可愛らしすぎる本日の決意を聞いて、
益々彼女を気持ちよくしてやらねば、
という意志が強くなってしまった。

細いフレイの腰をしっかりと支えて、
彼女の小さな陰核をこするように、腰を動かしてやる。

フレイ
「待…………ってぇ……ッ!?
こんなっ、ひぁっ、あああっ、ふぁぁああぁ……っ!!
イっちゃ……ふひゃあっ、こんなのすぐイっちゃうよぉっ!!」

ふにふにと柔らかな恥丘の感触、
肉茎を温かく包み込む膣道の感触、
そして亀頭を柔らかく包み込む子宮口の感触。

何よりも潤んだ瞳で、
こちらに慈愛の視線を向けてくれるフレイの表情が、
急速に射精への欲求を高めていく。

フレイ
「あっ、あああああっ、ふぁあぁ……っ!!
イきたいの……? 王子もイキそうなの……?」

フレイ
「ひぁぁあっ、いい、よ……?
ボクのなかに……ひぁっ、んぅぅっ、全部だして、いいよ……?」

フレイ
「王子の……ふぁ、ぁあああっ、ああぁああっ、
おうじのせーじ……ぜんぶ、ぜんぶボクにどぴゅってしてぇっ!」

引き金は、フレイのその言葉だった。

煮えたぎった欲望の塊は、
フレイへの全ての感情を詰めた弾丸となって、
子宮口を突破して彼女の胎内へと放たれる。

快感以上に、フレイへの想いが全身の神経を駆け巡り、
視界が真っ白の染まるほどの幸福感で、己を塗りつぶしていった。

フレイ
「あっ、ああぁぁああっ、出て、でてりゅっ、
王子のせーし、びゅーって! ボクの、なかぁっ、
いっぱいびゅーって、どぴゅどぴゅってでてりゅぅぅ……♪」

フレイも絶頂を迎えたのだろう、
果てたばかりの肉棒が、ぎゅうぎゅうと締め付けられ、
尿道の奥に残っていた精液までも、丁寧に搾り取っていく。

フレイ
「ん……はぁ……ぁ……ぜーんぶ、出た……かな?」

精巣が空になってしまったかのような感覚を覚えつつ、
フレイに頷き返してみせると、
彼女は慈愛に満ちた微笑みを浮かべ、俺の隣に転がって、

フレイ
「…………あっ」

…………?

どうかしたのだろうか?

フレイはとんでもないことを思い出した、
とでも言いそうな表情で、俺の胸板を指先でくすぐりながら、

フレイ
「……大変。大変だよ王子」

フレイ
「何がって……だって大変だよ!?」

フレイ
「か、考えてなかったの!」

――考えて、なかった?

フレイ
「そうだよ! だって、一生モノだよ?
ちゃんと時間をかけて、良いの考えてあげないと……」

そうして、フレイは何とも可愛らしい、
しかし確かに、極めて重大なことを言い出すのだった。

彼女の言う、その大変なこととは――

フレイ
「ボクたちの赤ちゃんの名前、出来る前に決めなくちゃ……!!」