フラン寝室1 シーンテキスト
フランに誘いをかけたものの、
返事はなく、ただ頷くだけだった。
理解しているのか不安になったが、
夜になると部屋に訪れてくれた。
しかし……彼女はおもむろに
男性器を取り出し始めると
めまいがするような一言を告げた。
フラン
「時間は有限……。無駄なことを
する必要はないから。私が処理する」
何が、と問いかけるより先に
フランは自分の小さな口に男性を含み、
そのままの勢いで亀頭を舐め始める。
フラン
「……れろ……んっ……こうして、
舐めていると……自分が動物なの
だと思い知らされる……」
肉竿をぎゅっと握り締めながら、
舌で舐め上げられ、痺れるような
快楽が駆け巡る。
しかし、言葉にはなんの色気もない。
フラン
「れろ……んちゅ、れろ……んじゅ、
ん……どんどん……硬く……んれろ
なって……ぺちゅ……ちゅぱっ」
舐める舌の動きが次第に強くなり、
ぱくっと開いた口にペニスが
含まれる。
小さな頬は膨れあがり、
フランの口の中を犯していると
思うと興奮を覚えた。
フラン
「んぐぅ……おっき……んちゅる、
ちゅくっ、ぐぅ……えぐっ、んじゅる、
れろ、れろ……んあむ……」
フラン
「にゃ、にゃんか……変な味が、
何……口の中……広がって……くぅ」
我慢汁に驚きながらも、
口の動きはとまらない。
無感情の瞳だったけれど、
小さな唇で粘液をすする様子は
熱心で頬を紅潮させている。
フラン
「ん……ちゅる……な、なん
だか……ねちょ、ねちょするのが
口に……ん、れろ……んぱあ……」
フラン
「吸っても、吸っても……出てきて、
んちゅるる、はあ、はあ……ちゅる」
張り合っているのか吸う力が
強くなり、亀頭の先が快感に
耐えられなくなり痙攣する。
膨張したペニスはフランの口には
収まらず、絶頂を迎える反動で
反り返り口から飛び出た。
フラン
「あっ……んっ……なっ、急に
ま、待って……っ、ああっ」
フランの目が開く。
亀頭が赤黒くなりその先から、
白い物が噴出する瞬間を
目にしたのだ。
頬を叩くようにペニスはびくびくと
震えながらザーメンを吐き出す。
フラン
「なっ、何これっ、あああっ、
顔に……ビュッってかけてきても
ちょっと……止めて……っ!」
慌てているのか急いでペニスを
つかみにかかる。
しかし、元気に跳ね返る息子を
押さえることはできず、フランの
顔にねっとりと精気がかかっていた。
フラン
「……すごく……独特な香りがする。
これを王子の体の中で
生成しているなんて……謎」
文句でも言われるのかと
身構えたが、本人の口から出たのは
意外な言葉だった。
フラン
「……これで満足なの?」
顔にかかって垂れるザーメンを
無表情のまま指で掬いとりながら、
フランは淡々と告げた。
そう言われては頷く他なかった。