フェイ寝室1 シーンテキスト

フェイ
「わわっ! お、おっきい……!
今からあたし、これで初めてを奪われちゃうんだぁ……」

肥大した男根を小さな膣口にあてがうと、
フェイは眼を丸くした。

時折揺らぐ燭台の明かりが、
寝台の上で白い肌を晒したフェイの裸身を
艶かしく飾り立てている。

フェイ
「……うんっ、いーよ。羅盤の導きだもん。
王子と近づけば近づくほど運気が上がるってね」

そう言うと、フェイは健気にも腰を浮かせて
挿入を待ち受ける体勢を取った。

フェイ
「だから……あたしの初めて……もらってください、王子……」

そんな風にねだられては、
男として報いてやらないわけにはいかなかった。

俺は少女の細腰を両手で掴んで固定し、
狭い洞穴にねじ込むようにしてペニスを侵入させた。

フェイ
「ぁ……ぁぁああっ、はぁああぁッ!
は……入って、来たぁ……っ!」

フェイが形の良い眉をひそめ、
両手でぎゅっとシーツを握って苦痛に喘ぐ。

結合部から真紅の涙が零れ、
竿を伝って滴り落ちた。

フェイ
「んんっ……い、痛ったぁ……いっ……」

フェイ
「なにこれ……おなか、んぅぅっ……、
なかぁっ……熱いので、んんっ……拡げられ、て……っ」

痛むなら一旦抜こうか、と訊ねると、

フェイ
「う、ううん……へーきへーき……っ。
ホントに……っあぁッ! へ、平気、だから……」

ふるふると首を横に振り、気丈に微笑む。

フェイ
「だから……一思いに一番奥まで……ね?」

せめて痛みを長引かせないようにと
俺は狭苦しい膣道を押し広げつつ一息に最奥までペニスを埋めた。

フェイ
「く……ふぁっ……うぁぁぁ……っ!
ぁ……は……入った?
ぜんぶ……いちばん、奥まで……繋がったの?」

ああ、と俺は頷く。

すると、渋面を作っていたフェイの相貌が
にわかに華やいだ。

フェイ
「よ、よかったぁ……。
あたし……んんっ……王子と、ちゃんと……
一番奥で……んぁぁっ……繋がれたんだぁ……っ」

自身の大事な場所で男の象徴を
根本まで受け容れているのを確認すると、
瞳の端に光るものが浮かんだ。

フェイ
「えへへ……これでもう、
これ以上は近づけなくなっちゃったね?」

体内のペニスを慰撫するかのように、
滑やかな下腹を愛おしげに撫でさする。

フェイ
「だって……王子はもう、
あたしの中にいるんだもん……」

満足げに微笑む彼女に、
俺はあることをどうしても教えてやりたくなった。

フェイ
「……え? もっと奥で繋がる方法がある?」

フェイ
「ちょ……ちょっと待って?
それってもしかして――んむっ、ん、んんん~~っ!?」

不意に唇を奪うと、
フェイは驚いたように目を見開いた。

フェイ
「……へ? な、なな……なんで……キス?」

恋人同士なら普通のことではないかと囁くと、
少女の端正な美貌が耳までかーっと赤く染まった。

フェイ
「え? で、でも王子とあたしは恋人とかじゃ――
んむぅっ!? ん、んん……ん、ちゅ、ちゅぷ……」

よく喋る口を唇で塞ぐ。

はじめのうちこそフェイは当惑していたが、
こうするのだ、と教え諭すように唇を吸ってやると、
やがて悩ましげに目を細めて吸い返してきた。

フェイ
「んちゅる……ぷはぁっ! はぁ、はぁ……」

フェイ
「や、やだ、なんか……
……身体、熱くなって……どうしよう……?
なんか、すっごく、ドキドキして……ふぁぁんっ!」

緩慢に抽挿を開始すると、
途端にフェイの腰が小さく跳ねた。

フェイ
「ぁ、ぁん、ぁあっ、ふぁっ……やぁぁんッ!
うそ、うそでしょ? なんで……んぁぁっ……
さっきまで……んんっ……痛い、だけ……ったのに……っ!」

フェイ
「ひゃんっ……ゃ、ダメ……オチ○チン……
おなか、上、擦っちゃ……やぁぁんっ!
ダメ……頭、ボーッとして……ひゃぁぁんッ!」

膣口付近のざらついた天井が弱いらしく、
亀頭を擦りつけるたびにじわりと露がにじみ出てきた。

痛いほどに締め付けていた膣肉の滑りがよくなり、
余裕を得た俺は腰の律動を早めていく。

フェイ
「やぁんっ……だ、ダメっ……んぁぁあンッ!
王子、ちょ、待っ……はぁぁんっ!」

フェイ
「ちょ、す……ストップストップっ!
あ、アソコから……んんっ……エッチな音……ふぁぁっ……
で……出ちゃってるからぁ……っ!」

肉棒を激しく出し入れされるたびに、フェイの蜜壺は
ジュプジュプと淫音を響かせながら周囲に愛液を撒き散らす。

初体験の少女を感じさせられていることに興奮し、
なんとしても彼女を絶頂に導いてやりたくなった。

フェイ
「ひゃぅぅんッ! ゃ、だめ、そこ……んふぅぅんっ!
ダメって……んゃぁああンッ!
い……言ってるのにぃぃ~っ!」

膣洞上部のざらつきを再び執拗に責め立てると、
ガクガクと腰を浮かせて身悶えた。

だが、亀頭を苛むその鮮烈な刺激は諸刃の剣で、
責める側の俺も腰奥の劣情を吸い上げられてしまう。

フェイ
「あ、あふっ……ふぁ、はぁあん、ひぁあんッ!
も、もう、知らない……からぁっ!
どーなっても……んぁあぁんんっ! 知らないからねッ!」

投げやりな台詞を吐くと、
彼女は両手で掴んでいたシーツを手放し、
全身に張り詰めていた緊張を緩めた。

かと思うと、
直後に白い腹を突き出すようにして
ビクンと弓なりに背を反らし、

フェイ
「あ、あぁ……ぁぁあああぁぁ~~~ンッ!!」

あらん限りに四肢を突っぱらせ、
甲高い絶頂の叫びを上げた。

同時に、これまでのうっぷんを晴らすかのごとく
狭膣がギリギリとペニスを絞り上げてくる。

その強烈な刺激に、
射精欲求はあっさりと臨界点を越え、
たぎる雄の欲望が瞬く間に彼女の最奥を灼き尽くした。

フェイ
「ひゃぁあっ! あ、あつ……熱いの、一番奥に……ふぁっ……
あぁ……出てる……王子が……ん、んんっ……
あたしの中……ぜんぶ、塗りつぶして……っ」

放精されるたびに、
肉棒を咥え込んだフェイの陰唇が
引きつけを起こしたようにヒクヒクと震える。

フェイ
「んんっ……ま、まだ出るの……っ?
ちょ、ねえ、おうじ……っあぁっ……
出しすぎだよぉ……っ」

フェイ
「や……ふぁ……ダメ……抵抗しなきゃ……
赤ちゃん……んんっ……出来ちゃう、のに……」

フェイ
「で……でも無理、こんな……こんな温かいの……
中に……んぁぁっ……出されたら……
気持ちよすぎて……抵抗なんか、できないよぅっ……」

大きな瞳から涙が一粒こぼれ落ちると、
それが契機となって
少女はすらりとした脚を俺の腰に強く絡ませてきた。

そんなフェイが愛おしくてたまらなくなり、
俺はそっと身を倒して彼女を抱きしめ、
小さな唇に口づけをした。

フェイ
「ん、んちゅ、ちゅむ……はぁ、はぁぁ……っ。
……もー、王子ってばぁ……」

フェイ
「あたし初めてだったのに……
あんなにいっぱい中に出すなんてぇ……」

ぶーっ、と頬を膨らませて拗ねる。

羅盤の導きの通りじゃなかったのか、とからかうと、
風水羅盤を用いた占術を得意とする少女は
俺の腕の中でうーんとうなった。

フェイ
「確かに……確かに今、あたし幸せだし……
そういう意味では、運気が上がったと言えなくはないけど……」

フェイ
「でも……こんなに気持ちいいものだなんて、
羅盤は教えてくれなかったし……」

フェイ
「うーん……こりゃまた研究しないとなぁ……」

手伝ってやろうか、と申し出ると、
フェイは俺の胸から顔を離して瞳を輝かせた。

フェイ
「ホントっ!? じゃあ、今度またお願いするね!」

フェイ
「羅盤の研究とぉ……それから、少しだけエッチな研究も一緒に、ね♪」