フウカ寝室2 シーンテキスト
フウカ
「王子、き、聞いてほしい事があるの……!」
いきなり寝室にきたフウカは、顔を真っ赤にしながら
そうつげた。
フウカ
「前、王子に触れられたときに私、心の中で決めたの。
初めては……王子がいいって」
恥ずかしさからか視線をそらす彼女を可愛いと
思いつつ、その言葉の続きをじっと待つ。
フウカ
「だから、あ、わた、私っ……、おう、じに……」
緊張からかどもり始めているフウカのその姿は、
普段の彼女と差があり、思わず苦笑した。
フウカ
「だから、わた、しを……、抱いて、
ほしい、なって……」
最後になるにつれだんだんと小さくなるその言葉を
受け止め、俺は嬉しさに頷いて答える。
フウカ
「王子……、私、王子が……好き……」
自分を見つめるフウカに我慢がきれ、
その体を組み敷いた。
衣服をすべて脱がせ、その素肌をさらけ出すと、
以前はフードで見えなかった部分がみえ、
その美しさに思わず息を呑んだ。
フウカ
「私の体、へん……?」
まじまじと見つめる俺を不思議に思ったのか、
フウカが尋ねる。
きれいだ。と素直に話せば、その顔をりんごのように
真っ赤にさせた。
フウカ
「そんなこと、初めて、言われた……。
っていうか、こんな風に体を見せたのは、
王子しか、いないから……」
自分しかこの体を知らない、という独占欲に、
俺の理性が限界を迎える。
フウカをたたせ壁に手をつかせると、
後ろから秘部に触れていく。
フウカ
「あぁああッ……!」
前回絶頂を迎えた場所を攻められ、
フウカの膣内からはすぐに蜜がこぼれだした。
その蜜を指に絡ませると、
膣内に指をすべりこませる。
フウカ
「きゃぁうッ……! 何かが、中に……っ、
王子の、指……?」
膣内をゆっくりとかき回すと、
フウカの腰が無意識にだろうが、
わずかに動いている。
その反応に俺は指を引き抜くと、
すでに硬くなったペニスを取り出し、
入り口にあてがった。
フウカ
「ん、はっ……、ふぁ……。
王子っ……、王子に私の全部……
あげる……」
顔をこちらに振り向きつつ呟かれたその言葉に、
俺は返事をする代わりに膣内にペニスを挿入する。
フウカ
「ふぁああんッ……!」
フウカ
「んっ……く、ぅ……」
初めて受け入れるその大きさに、
フウカが一瞬苦痛に顔をゆがめる。
俺はなるべく負担にならないように、
ゆっくりと抜き差しを始めた。
フウカ
「んっ、あっ、あッ……、あんッ、アッ、
ふぁ……」
最初がその痛さに引き気味だった腰つきだが、
しばらくすると彼女の口から甘い声がこぼれ始める。
フウカ
「ふぁっ、ぁンっ……、あッ、なんだか……、
なに、これぇッ……」
フウカ
「また、頭が、真っ白になって、いく……
感覚が……ッ」
膣内もきゅうっと締め付けを繰り返し、
ペニスを迎え入れるようにその肉壁を
狭めてくる。
フウカ
「この、感じっ……舌とは、またちがう……、
あんッ! あッ、んぁッ、あっ……!」
ぱちゅぱちゅと結合部から音が鳴り始め、
その音に自然と腰のスピードも上がっていく。
フウカ
「ああんッ、王子っ……、私、また、真っ白に、
なっちゃうよ……ッ、んぁあッ!」
快感に涙ぐむその姿に興奮し、
俺は最奥へとペニスをたたきつける。
亀頭が肉壁をこするたびに中がしまり、
俺にも限界が近づいてきていた。
フウカ
「王子……ッ、私、真っ白に……ッ、アッ、あンッ!
王子っ、きちゃうっ、きちゃぅうッッ!!」
ぎゅうっと中が一気にペニスに襲い掛かり、
その締め付けに奥へと白い蜜を流し込む。
フウカ
「ふぁ……、んぁッ……」
とろーっと結合部からは愛液がぽたぽたと
床に染みをつくり始めていた。
フウカ
「こん、なに……、私の、なか……から……、
すご、い……ひゃぁっ!?」
再び動かし始めた俺に、イったばかりのフウカが
声をあげる。
フウカ
「あんッ……、おう、じ……ッ!」
訴えかけるようなその瞳は、しかしどこか嬉しそうにも
みえ、俺はさらに激しく腰を動かし始めた。
彼女が果てるまで行為は続き、そのまま夜が
ふけていった――。