フィリーネ寝室2 シーンテキスト

フィリーネ
「んぐっ……い、痛……ひぁっ!?」

真夜中の執務室に、
フィリーネの押し殺した悲鳴が響く。

大丈夫かと気遣う言葉をかけると、
フィリーネはゆっくりと深い呼吸をしながら、

フィリーネ
「んっ……大丈夫だ……。
予想していたよりも、貴公のおち○ちんが小さくて助かった」

…………。

俺の愚息は、そんなに小さいのだろうか。

フィリーネ
「あっ……いや、その、覚悟を決める段階でな!
少し大きく見積もりすぎていただけであってだな……!!
決して貴公のおち○ちんが小さくて可愛いだなどとは……!!」

極めて威力の高い追い打ちだった。

あまりの悲哀に小さくなりかける愚息を奮い立たせ、
純潔を散らしたばかりのフィリーネの最奥へと、
馴染ませるように、ゆっくりと侵入していく。

フィリーネ
「うぅぅぅ……悪口ではないのだぞ、本当だぞ?」

フィリーネ
「そ、それに、戦闘状態のおち○ちんは、
貴公のものしか見たことがないのだ……」

フィリーネ
「ひ、比較など……んぅっ……出来るはずが、あるまい……?」

フィリーネ
「……うっ……うぅ、わかった、私が悪かった」

フィリーネ
「だからそんな悲しそうに腰を振らず、
もう少し武人らしく、めりはりを付けてだな……」

悲哀にまみれた愚息の動きは、極めて遅々たるものだった。

しかしそれは、悲しみを背負ったという事実以上に、
初めて男性を受け入れる、フィリーネを気遣うが故なのだが、

フィリーネ
「んっ……気にするな。
これくらいの痛みなら、我慢する程のものでもない」

フィリーネ
「むしろ、壊れ物のように扱われる方が心外だ。
ひぁっ……だ、だって……私と貴公は、
こうしている間は……対等な関係……だろう?」

フィリーネ
「何、貴公ならば……誰よりも、私を……んっ、
上手く……扱える……はずっ……ひぁあっ」

フィリーネ
「存分に、気持ちよくなってほしいし……」

フィリーネ
「わ、私のことも……その……きもちよく、してほしい」

フィリーネ
「なれば、こんなところで……ひぁっ、
手加減を……んっ……している暇は……あるまい?」

フィリーネは肩越しに、不敵な笑みを向けてくる。

本当は破瓜の痛みを感じているのだろうに、
平気だと言い張るフィリーネの姿に、
愛おしさと同時に、抑えきれない劣情が湧き上がってくる。

フィリーネ
「んぁっ、あぁあっ、そう、そうだっ、
もっと……もっと私に、貴公を刻んでくれ……っ」

フィリーネ
「ひやぁあ……あぁっ、んやぁああっ!?
こ、これが性の交わり、男女の営みというものなのだな……っ」

フィリーネ
「熱くて……胸が高鳴って……っ、
愛が……貴公の温かさが……混じり合うようで……っ!!」

フィリーネの性感帯を探るように、
丁寧に、角度を変えながら抽挿を繰り返す。

彼女の蜜壁は、戦場の彼女を思わせる程にきつく、
肉棒をぎちぎちと締め付けてくる。

しかしその痛みと、苦しさこそが、
彼女との交わりの証なのだと、胸に熱い感情を抱かせる。

フィリーネ
「んぅぅぁあああぁ……っ!?
そこっ、やっ、ひやぁっ、そこはだめ、だめだ……っ」

フィリーネ
「ぞくぞくして……か、身体が、勝手に……ひぁああっ!?」

がくがくと身体を震わせるフィリーネの腰をしっかりと支えて、
彼女が言う『だめ』な部位を、執拗に幾度も刺激する。

ざらざらとしたフィリーネの未開地は、
果敢に駆ける肉棒の騎士によって、
少しずつ、広漠たる楽園へと開拓されていった。

フィリーネ
「に、逃さぬつもりだな……!?
うぅぅぅぅ……だ、だめだっ、このままでは……っ!
ひぁっ、ああぁあっ、おかしく、おかしくなってしまう……っ」

フィリーネ
「な……に……? 男女の交わりは……?
ひぁっ、おかしくなって、当たり前……だと……?」

フィリーネ
「んやぁああんっ!? ひぁっ、そ、そんな虚言にっ、
この私が……ひあぁあぁっ、だ、騙されると思うなよ……!?」

フィリーネの蜜壺より与えられる、
強すぎる刺激に耐えながら、
虚言を吐いた覚えはないのだが、と首を傾げていると、

フィリーネ
「だって王子っ! 貴公は平然としているではないかぁっ!!」

フィリーネ
「私ばかり……ひぁっ、ひやぁんっ!?
こんな……気持ちいい目にあわされりゅ……なんてぇ……っ!!」

フィリーネ
「やだっ……いやだぁっ……!!
貴公のことも……気持ちよくしたいのにぃ……っ!!」

フィリーネ
「ひぁ……ふぇっ……?
本当か……? 本当に、貴公も気持ちよくなっているのか?」

フィリーネ
「んやぁっ……ひぁ……っ、
そう、か……ならば、良かった……っ」

フィリーネ
「私の……私の身体で……きゃぅっ……ひぁあっ、
貴公のおち○ちんが……ちゃんと気持ちよく……ひぁああっ」

フィリーネは、彼女自身の秘所が、
どうなっているのか分かっていないのだろう。

あまりに強すぎる締め付けに、
フィリーネの意図した更なる強烈な収縮が加わり、
肉棒には引きちぎれそうな程の吸引が与えられているのだ。

しかしその暴力的なまでの刺激は、
同時に精巣を空にしかねない程の快楽の火種を、
こちらの腰の中心に宿しつつあるのも、また事実だった。

フィリーネ
「か、空になる……? 精液には、限りがあるのか……!?」

フィリーネ
「よし……ひぁっ、んぅっ……そうとなれば……」

フィリーネ
「全部……全部しぼりとってやる……っ!
私の中で……貴公の精液を、ぜんぶ……っ!!」

――ッ!?

騎士として鍛え抜かれたフィリーネの肉体は、
膣口すらをも、強靭なる武器に仕立て上げていたのか。

肉棒を咥えこんで離さない蜜壺に、
こちらも負けじと離脱と再突入を繰り返す。

フィリーネ
「ひぁっ、そこっ、お、奥の方ぅぁあああっ!!
ぐりぐりって……ひやぁっ、ああぁああ……ッ!!」

耳に心地よいフィリーネの嬌声と、
二人の結合部よりもたらされる嵐の如き快感。

フィリーネの絶頂が近いことを見て取って、
こちらもさらに抽挿の速度を上げていくが、

フィリーネ
「きゃぅぅぅうぁあああッ!?
すきっ、だいすきっ、だいすきなのだ……っ!!」

愛を叫ぶ彼女の膣口は、
これまでの収縮がまるで準備運動であったかのように、
秘められし本来の吸引力を発揮し始める。

これでは、フィリーネを果てさせる前に、
こちらの限界が訪れてしまいかねない。

フィリーネ
「すき、すきすきっ、だいすき……ッ!!
貴公のことが……すき、で……あぁぁッ!!」

――限界だった。

高潔なる騎士、フィリーネの、幼い少女の様な告白の言葉と、
強烈に過ぎる蜜壺の吸引攻勢を前にして、
俺の愚息はいとも容易く決壊し、精液を暴発させてしまった。

だが――

フィリーネ
「ひぁ、な、何かでて……りゅ……っ!?
んぁあっ、やっ、やだっ、お腹、びゅくびゅくってぇ……ッ!?」

まだ、愚息は硬度を保っている。

射精による快楽を全身で受け止めながらも、
フィリーネを絶頂に導くべく、
肉棒を以て、美しき湿原を幾度も強く攻め立てる。

フィリーネ
「ひやぁぁああんっ!? やぁっ、ひやぁん……ッ!?」

フィリーネ
「あっ、あぁあっ、あたまの、なかぁっ、ちかちかって……っ!
こ、こわれちゃ……壊れちゃうっ……私が……壊れ――ッ!?」

フィリーネ
「ひぁ――ッ!!」

その衝撃は、およそ肉棒が破壊されていないのが不思議な程の、
あまりにも強すぎる絶頂の証であった。

追撃めいた蜜壺の吸引に、
意図せず二度目の射精を引きずり出される。

そうして俺たちは深く繋がりあったまま、
しばし身動きひとつ取ることが出来なかった。

フィリーネ
「…………こ、これは」

フィリーネ
「これは、激しいな」

フィリーネ
「生命というものは……こんな激しくも、
実に心地よいつながりを経て、生まれてくるのだな……」

ここまでの衝撃は、俺達ふたりだからこそではないだろうか……。

フィリーネ
「…………ほう。つまり……私達は相性が良い、ということか?」

フィリーネ
「ははっ、そう絶妙に面白い顔をするな。
私も……こう、少々乱れすぎてしまって恥ずかしいのだ」

フィリーネの膣内で、
激戦を終えた肉棒が、徐々に小さくなっていく。

そうして彼女は不思議そうに、
膣口で柔らかくなっていく肉茎を締め付けながら、
ご飯でも食べに行こう、とでも言うかのような気軽さで、

フィリーネ
「さて、では次は……私が貴公を攻める番だな。
何、今のでおち○ちんの乗りこなし方はよく理解した」

フィリーネ
「――さぁ、攻守交代だ。愛しき我が王子よ!」

こんなことを、言ってきたのだった……。