フィオレ寝室1 シーンテキスト
フィオレ
「王子様、あの……待ってください……んっ……」
フィオレ
「私、そういうつもりじゃ……あぁっ、ぁッ……」
深夜に自室に訪ねてきたフィオレは、
背中から俺に抱きしめられて、
困惑の声を漏らしている。
フィオレ
「今日の戦いで、私をかばったばっかりに、
お怪我をされたから……んっ……あぁ……」
フィオレ
「んぁっ……あ……、
その手当をと思って……」
美しい緑色のドレスの上から胸を弄ると、
フィオレは愛らしくピクンと小さく震え、
切なげな吐息を漏らした。
フィオレ
「んっ、ふぁ、ぁぁあ……王子様、そんな……、
だめ……です……んっ……んんぅ……」
胸元に置かれた俺の手の動きを止めようと、
フィオレの白く美しい指先が
申し訳なさそうに触れてくる。
だがそこには拒絶の力は込められていない。
イヤなら止めるが、と耳元で彼女に囁きかける。
フィオレ
「イヤなどと……そんな、ことは……あっ、ふぁ……」
まごつくフィオレの滑らかな首筋にキスをすると、
甘い声と共に、その身体が敏感に反応した。
フィオレ
「……私などで、いいの……ですか?」
フィオレ
「男の方と……その、このような……んぁっ……、
ぁあ……ふぁあ……淫らなこと、したこと……、
なくて……んっ……」
そんなことは心配しなくていい、と
恥じらいと不安が入り交じったフィオレの頬にキスをする。
フィオレ
「……で、では……お願いが、あります……」
フィオレ
「今度は、唇に……、
キスを……して頂けませんか?」
その願いに応えると、
フィオレは感じ入るように、
俺との口付けに目を細めた。
同時に、彼女の身から緊張の強張りが消える。
預けられた身体の重みを
しっかりと受け止めながらソファに座り、
徐にフィオレの衣服をずらして肌を露出させていく。
フィオレ
「あっ……お、王子様……んっ……、
胸……直接、触られたら……ひゃぅっ……」
露わになった桃色の尖塔をつまみ上げると、
愛らしい声が唇から漏れ出た。
その反応に俺の情欲はさらに刺激され、
気づけば他方の手でフィオレの下腹部を弄り始めていた。
フィオレ
「ふぁっ、あぁ……な、に……これ……んんっ……、
そこ、びりびりって……はぁ、ぁあんっ……!」
そのまま下着を脱がし、
湿り気を帯び始めている淫華に指先を埋めると、
彼女の反応はより激しいものに変わった。
フィオレ
「ひぁっ、ああっ……そんなに、乱暴に……んぁあっ!」
フィオレ
「あっ、ふぁぁ……なか、かき回さないで、くださいぃっ……!」
クチュクチュと音を立てて愛撫しながら、
こんなにすぐ濡れるなんて意外だな、と囁きかける。
フィオレ
「んんぁっ、ふぁ……ち、ちがいます……こん、なっ……ああっ……、
私……えっちなコじゃ……ない、ですぅ……ひぁあっ、あぁんっ!」
膣口に咥え込まれた指先を激しく動かすと、
フィオレは何度も、違うんです、と弁解しながら、
その度に艶やかな声をあげた。
すでに溢れ出していた愛液で
指先がびしょびしょになっている。
もういいだろう、と、
俺は既に十分な硬さを備えたペニスを露出させると、
そのままフィオレの濡れた肉扉に下から押しつけた。
フィオレ
「えっ、王子様……ッ!?
そんなに大きなもの……入るわけ――あッ、んぁっ、ふあぁあっ!」
グプリ、といやらしく肉棒を膣口が咥え込む。
戸惑う彼女の意思に反して、
膣内の温かな雌肉は俺自身をゆっくりと包み込み、
やさしく受けいれてくれた。
フィオレ
「ふぁぁあっ、あっ……王子様の、がぁ……っ!
私の、なかに……んんっ……、はいって……入ってきてますぅ……」
フィオレ
「んんっ……あっ、いッ……痛い、ですぅ……王子様っ……、
もっと、やさしく……あっ、あぁ……ぅぅッ……」
破瓜の痛みに彼女の端正な顔がわずかに歪む。
もっと力を抜いてくれ、と伝えるが、
フィオレは首を左右に振って応じた。
フィオレ
「む、無理です……あっ、ふぁあっ……、
王子様の、大きすぎ、て……んはぁっ、ひぅぁ……」
彼女が力むほどに締め付けが厳しくなり、
その刺激のせいで、余計に男根は大きさを増してしまう。
このままでは、いたちごっこだとばかりに
力をこめて腰を突き上げる。
すると、亀頭の先端に感じていた抵抗を越えて、
一気に根元まで彼女の中にペニスが入り込んだ。
フィオレ
「ふぁぁあああンっ!!」
雷撃を浴びたかのように、
フィオレの身体がビクンと大きく跳ねる。
フィオレ
「あぁぁっ……王子様の、大きいの……がぁ……ふぅぅんっ……」
フィオレ
「私の、なか……にぃっ……
ふぁっ、ぁぁ……全部入ってしまいました……」
自分の秘部に入り込んでしまった異物の存在を、
しっかりと視認しながら、フィオレはゆっくりと息を吐いた。
フィオレ
「んっ、んんっ……感じたことのない、熱さが……んふぁっ……」
フィオレ
「あぁ……お、王子様……どうぞ……、
このまま、お動きになって……ください」
フィオレ
「私……もっと王子様を、感じたいです……んんぅっ……」
振り返りながら、
潤んだ瞳でそう告げるフィオレ。
そんな彼女があまりにも愛おしく、
それまで自制していた欲望を解き放って
思いのままに俺は腰を動かした。
フィオレ
「あっ、ああっ、ああぁっ……んふぁ、ふあぁああっ!」
フィオレ
「す、すごい……ですぅっ……んっ、んぁあっ……、
王子様のが……なかで、暴れ回って……はぁぁああんっ!!」
先程まで痛みばかりに向いていた彼女の意識は、
享受し始めた快楽と
未体験の感動に埋め尽くされているようだ。
そんなフィオレの変化が、
俺を受け入れてくれているのだという認識となって、
自分の中で喜びが増していくのが分かる。
フィオレ
「……え? 王子様?
あぁっ、ひああっ……そんな、脚を……やぁあぁあンっ!」
フィオレの膝裏に手を忍ばせてそのまま持ち上げると、
より大胆に開脚された下半身が、
さらに俺自身を深い場所へと招き入れる。
フィオレ
「ぁあああンっ! だめです、王子様ぁっ……はぁあんっ……」
フィオレ
「奥、にぃっ……んっ……変な、とこ……あたって……」
コツン、と亀頭にそれまでとは異なる感触がする。
フィオレ
「やぁっ、あぁあんっ……だめ、です……そこ……ッ、
グリグリって……しない、でぇ……ふぁ、ああっ、あああぁんっ!」
ようやく届いた彼女の最奥部へ、
そのまま自分自身を刻むように、
何度も何度も肉棒の先端を打ち付けた。
フィオレ
「ひぁあっ、ああぁっ、ぁあっ、あああっ……んんっ……、
ほんとに、だめ……ですぅ……やぁあっ、ん、ふぁぁぁあっ!」
己の中で生じる快感の大きさに耐えるように、
フィオレは右手で俺の頭を抱き抱えようとする。
すがりつくようなその手つきが何とも愛らしく、
より激しく腰を動かしながら、
同時に、空いている左の手で彼女の胸を揉みしだいた。
フィオレ
「んぁあっ、ああぁっ……やめっ、て……、
胸、さわられながら、突き上げられたら……んんっ、あぁ……、
私、変に……ヘンになってしまいますぅぅうっ!」
快楽の荒波に飲み込まれることを恐れたのか、
彼女の身体が無意識に俺から離れようとする。
そんな彼女の身体を強く抱き寄せて、
逃がすまいと更に苛烈な抽挿を与えた。
フィオレ
「ふぁっ、ああぁっ、あっ、ああぁッ、あああぁンっ!!」
フィオレ
「お、おかしくなっちゃうぅ……わたしっ……、
王子様に……ふぁあっ、あぁっ……、
おかしくされちゃぅっ……ひあぁああンっ!」
フィオレ
「あぁあンっ、んんっ、んんぁあっ……!
何か、キちゃいますぅっ……大きな、のがぁあっ……んんっ……、
あっ、ああぁっ……ひゃぁぁああぁンっ!」
大きな艶声をフィオレが上げるのと同時に、
膣肉が急激に狭まってくる。
絡みついてきた媚肉の熱さと強圧に、
堪らず射精してしまった。
フィオレ
「ふぁぁぁぁあああっ……あっ、はぁあぁああ……んん……!」
フィオレ
「あっ……あぁぁ……王子様の、精液が……んっ、んンッ……、
どんどん、はいって……あぁぁっ、ぁぁ……!」
初めて注がれる雄の熱に
フィオレは何度も身体を震わせた。
フィオレ
「ふぁぁ……んっ、んんぅ……。
王子様ぁ……も、もう……入らない、ですよぉ……」
ひくつく陰唇から溢れ出した白濁の粘液を目にして、
フィオレは情けない声を漏らして俺へと振り返る。
フィオレ
「ふぁ、ぁあぁ……王子様……王子様ぁ……」
甘えるように、フィオレが俺の名を呼ぶ。
それに応えるように、
劣情の失せた純粋な愛情を込めて、
蕩けきったフィオレにキスした。
フィオレ
「ん……ちゅ…………ふぁ……ぁあ」
フィオレ
「王子様と……ひとつに、なるのが……、
こんなに……気持ちいい、だなんて……んっ、あぁぁ……」
フィオレ
「王子様……もっと、一緒にいたいです……」
自分も同じ気持ちだ、と告げるように、
再び彼女と唇を重ねるのだった。