ファー寝室2 シーンテキスト
ファー
「王子ーー!!!」
バンッと浴室のドアが力強く開けられ、
驚いて振り返った俺の視線の先には
息を切らしたファーが立っていた。
ファー
「大変なんだ王子!」
湯船に浸かろうとした俺に、
彼女が大慌てで走り寄る。
何があったのか聞くと、
彼女は胸の辺りを手でぎゅっと
抑えながら口を開いた。
ファー
「あのな! あの時からここが落ち着いて安心
してたんだけどさ……少ししたら
今度は寝れなくなって……」
首を傾げた俺に、彼女がじれったそうにした。
ファー
「だから、そのーなんつーかさ!
王子を見ると、今度は興奮して寝れなく
なっちまったんだ!」
言い放たれたその言葉に思わず聞き返すと、
彼女が再び同じ言葉を叫ぶ。
ファー
「だーかーらー!
自分でもわかんねぇんだよ! なっ、王子なら
またどうにかできるんじゃないのか?」
その必死な表情にとりあえず落ち着くように
伝え、自身の前に来るように促した。
ファー
「王子?」
純粋な瞳を向ける彼女を床に押し倒し、
衣服をずらすと、ふるんっと胸が震える。
ファー
「今回は、胸もいじるのか……?」
首を傾げる彼女の頭を撫でつつ、
胸をゆっくりと揉みしだきながら
下半身への愛撫も忘れない。
ファー
「ぅあ!? なんだ……これ、王子が触ると
前と違う……、感覚に……っ」
目を見開く彼女だが、指を動かしていくと
その表情は自然と悦の顔に変わる。
指を一本、膣内に入れて、中をゆっくりと
かき回していく。
ファー
「ぅぁあっ……、体が、熱くなって……、
いく、ぅ……っ」
ファー
「王子っ、おう、じぃ……っ」
愛液があふれ始め、中の滑りがよくなったところで
俺は自身を取り出し入り口にあてがう。
亀頭に愛液を絡ませただけで、その生暖かさに
さらにその硬さを増した。
ファー
「そ、それを挿れる、のか?」
初めて目にする彼女が不思議そうに見つめる中、
俺はペニスを一気に膣内に挿入した。
ファー
「ふぎッ、ぐ……んぁああッ……!
王子、まっ、痛、い……っ」
痛みで目をぎゅっとつむる彼女に、
軽くキスを落としつつ奥へ奥へと進んでいく。
ファー
「あっ、ぐ、ぁあっ……」
悲痛な声をだす彼女に早く慣れてもらうために、
すぐさまキツイ膣内の中を動かしはじめる。
ファー
「は、ぁ、ンっ、あっ、ふぁ、あ……ッ、
ひ、ぅぐ……ッツ、んぁあッ……!」
少しすると、だんだんと膣内が収縮を
繰り返し始めた。
ファー
「ひぁっ、あっ、ぁあっ……!」
ぐちゅ、ぐちゅっ、と音が耳を刺激し、
辺りに甘ったるい香りが漂う。
ファー
「そこ、こすっちゃ、……ぁあッ、
ふぁあッ……、気持ちいい、王子っ
もっと、突いて……んぁっ!!」
痛みが薄れ気持ちよくなってきたのか、
彼女が自ら腰を動かす。
ペニスを包み込む肉壁が竿から亀頭を
圧迫し、気を抜くとすぐに達してしまいそうになる。
ファー
「アッ、ぁあっ、ふぁ、ンッ! あんッ、アッ!
こんなの、初めて、だ……っ」
ゆらゆら揺れる尻尾を試しに撫でてみると、
性感帯なのか膣内が一気にペニスを締め付けた。
ファー
「しっぽは、だめ、なんだ、ぁっ……!
ふあっ……、ぁあああんッ!!」
そのタイミングで一気に最奥を突き上げると
同時に、そのキツイ締め付けに亀頭から
欲が吐き出される。
ファー
「ふぁ、ぁあっ……、あっ……」
ひくひくと体をびくつかせる彼女から
ペニスを引き抜くと、秘部から白い液体が
こぼれだした。
ファー
「これ、で……、治る……のか……?」
継続的にしないと治らないな。と告げると、
彼女は小さく笑いながら肩で息を整える。
ファー
「じゃあ、また王子と……こんなことが
できるん……だな……」
そう呟きながら、彼女は嬉しそうに目を細めた。