ファルネ寝室3 シーンテキスト
ファルネ
「王子……?
悪いけど邪魔するわよ。
この前借りた本を返しに来たんだけど……」
ファルネ
「――って……、なんで裸なのよっ!?」
突如寝室に入ってきた彼女は、
着替えをしていた俺の姿を見て悲鳴を上げた。
いきなり入ってきたのはそっちだろう、と
返すと顔を真っ赤にしながら睨まれた。
ファルネ
「べ、別に今更あんたの裸みたからって、
何とも思わないわよ」
そう言うとファルネは、
すぐに顔を反らして本を棚に戻しにいく。
その態度にふとあることを思いついた俺は、
次の本を選ぼうとしている彼女に近づいた。
ファルネ
「じゃあ次はこれを…………きゃっ!
い、いきなり後ろに立たないでよっ」
ファルネ
「まずは服をきなさい……って、ちょっと!
なんで……どんどんこっちに近寄ってきてるのよ!?」
彼女との距離を詰めていき、
壁際まで追い詰めるとファルネの表情が固まった。
いまさら隠すほどの仲でもないだろう?
と言うと、彼女が勢いよく口を開く。
ファルネ
「そ、そういう問題じゃないわよ!
心の準備ってものが……」
恥ずかしそうに顔を伏せる彼女の反応が愛らしく、
その感情の勢いに任せて頬にキスをすると、
ファルネは照れつつも、笑顔を浮かべてくれた。
ファルネ
「急すぎるのよ……ばか……」
そのまま彼女の真白な滑らかな首筋に舌を這わせ、
軽く吸い上げると薄赤の小さな花が咲く。
その感覚に眼を細めるファルネに気づかれぬまま、
俺は彼女の衣服の隙間に指先を滑り込ませた。
ファルネ
「ちょ、どっから手、入れて……んんっ」
ファルネ
「やぁぁんっ……ちょっとぉっ……んっ……、
胸……弱いって知ってるでしょっ……んんっ!」
すぐに硬くなる胸の先を摘んだ瞬間、
ファルネの体がぴくりと反応した。
ファルネ
「ふぁっ……ぁあ……服が、擦れて……ぁあんっ……、
そんな……声出ちゃう……ふぅぅんっ……」
漏れ出し始めた嬌声の具合から、
ためしに下半身の秘部に触れてみると、
案の定、彼女の下着が卑猥な湿り気を帯びていた。
ファルネ
「ちが……これは、あぁっ……んんっ、
あんたが急に、触れる……からぁっ……ぁんっ……」
ファルネ
「もぉっ! じらされるのはいやなのぉっ!
あっ、んんっ……せ、責任取って……、
早く、その大きくなってるモノを挿入れなさいよぉ……」
頬を赤らめて睨む彼女に、
俺は充分な硬さで反り返ったペニスを
後ろから一気に陰唇へ突き入れた。
ファルネ
「はぁうンッ……!!
ぁあッ……くぁ、ああンッ……」
感じ入るような艶声で肉棒の感触を堪能するファルネの膣中は、
すでに充分なほどに濡れており、一切の抵抗なく
俺の侵入を甘やかに受け入れてくれた。
ファルネ
「んッ……ふぁああんっ……大き、い……っ!」
久しぶりのファルネとの性交に、
俺は嬉しさと劣情の虜になったかのように、
最初から腰を激しく突き動かす。
ぱちゅんぱちゅんと小気味の良い音でもって
濡れ滴る彼女の秘部と尻と太ももが淫らに弛み、
腰を打ち付けるたびに得も言われぬ快感となって身体を駆け巡る。
ファルネ
「んはぁああんっ、んんっ、ああ、あっ、ああんっ!
いいわ、もっとぉっ、もっと突いてぇっ……そうよ……んっ……、
もっと奥まで……奥までその大きなおち〇ぽ突きなさいっ!!」
命じられるままに俺はより深くまで肉棒を突き込むと、
亀頭の先にこつんと何かがあたる感触を覚えた。
ファルネ
「ぁああんっ、んんんっ、そこ、あたってるのぉっ!!
子宮口、こんこんされて……ぁあンッ!
あんたのおち〇ぽ、あたっちゃてるのぉ……ぁあンっ」
深奥の弱点に男根が接着すると、
ファルネの膣中が急激にその圧力を強めて、
恋しがるように俺自身に絡みついてきた。
ファルネ
「いいっ、いいわぁっ、んんんっ、そうっ、はぁああんっ!!
あんたのおち〇ぽで、あたし気持ちよくなって……んんっ……、
こんなの……クセになっちゃうぅっっ!!」
ファルネ
「ひぅぅんっ、んぁあっ、やぁあんっ、んんっ……、
や、やだぁっ……このままじゃ、ふぁっ、イクぅっ……、
あたし、イかされちゃうぅぅっ……ぁああああんっ!!」
激しい腰使いに制止を求める様に彼女の左手が俺へと伸ばされるが、
そんなことお構いなしに、俺は彼女のほっそりとした腰を
両手でしっかりと掴んで、乱暴なまでの勢いで抽挿の速度を上げる。
ファルネ
「ぁあっ、あああっ、ぁあああんっ、んっんぁあっ!
そんな、はげしっ……はげしぃよぉっ……あっ、ああっ……、
こんなの、イク……イクにきまって……はぁああんっっ!!」
ぎゅぅぅっと膣中の肉ヒダがうごめきだしては絡みつき、
無尽蔵の快楽と征服感を俺に与えてくる。
背後から好きなようにペニスをぶち込まれて
淫らに喘ぎ狂うファルネに、
俺はためらうことなく自分の欲望を吐き出した。
ファルネ
「ひぁあああんんっっっ!!
ぅぁあっ、あああんっ、精液いっぱい出てるぅっ!!」
出したりないとばかりに何度も何度も刻むように
肉棒を膣壁のあちこちに擦り込んでは突き込み、
射精の暴威でもってファルネを蹂躙していく。
ファルネ
「ひぐぅっ、ぅぁっ、らめえぇぇっ!!
射精しながらおち〇ぽつくの、だめなのぉぉっ!!
い、イくぅっ、ああっ、あっ、ぁああんっ、イクぅぅぅっ!!」
悲鳴にも似た艶声と共に
彼女の身体がぴんと反り返り、
続いてビクンビクンと何度も小刻みに震えた。
ファルネ
「あぁぁっ……ふぁっ、ぁ、ぁああ……」
眼鏡ごしの焦点が、天井へと結ばれると、
彼女は普段の知的さを微塵も残さぬ
雌の表情でもって恍惚の溜息を小さな唇から零していた。
しばらくしてから、精液が溢れ出す淫裂からペニスを抜くと、
突然ファルネの身体から力が失せ、
その場にそろそろとへたり込んでしまった。
ファルネ
「うぅっ、ふぅぁ……ばかぁ……こんな……、
乱暴にして……うぁっ、ぁぁ……まだ、身体……、
アツくて……ふぁぁっ……んっ…………」
ぴくんぴくんと身体を震わせつづけ、
涙混じりに訴えるファルネがいじらしく、
俺は身を屈めて彼女を抱きしめた。
ファルネ
「……ぁ……あたたかい……王子……んっ……、
少しこのまま……抱きしめてて……
それくらい……いいよ、ね……んんぅ……」
わかったよ、と俺は、
絶え間ない快感の残り香に抱かれながら寝入りそうになる
ファルネをしっかりと抱きしめて、その頬に唇をあてがった。