ビエラ寝室2 シーンテキスト
その日の海は静かで、殺伐とした日々を
忘れさせてくれるものだった。
ビエラ
「その横顔を見る限り、
気に入ったようね」
ビエラ
「これでも一応部下よ?
王子の体調も心配してるのよ」
潮風に髪が揺れ、ビエラの
美しい横顔が露わになる。
ふいに彼女に触れたい衝動に
かられ、手を伸ばす。
ビエラ
「ふふっ、私に惚れちゃった?
……あなたに求められるのは
嫌じゃないわ」
外だということを忘れ、
ビエラの豊満な胸に
顔を埋め愛撫していく。
ビエラ
「そんな……急にすること
ないのに。部屋まで……んっ、
待てないの……?」
ビエラ
「誰……かがきたら、
驚かせることに……なるわね。
たくさん、驚かせちゃいましょ」
甘い声を吐き出しながら、
ビエラは微笑み、
自分の腰を突き出してきた。
挿入しろと言われているとわかり、
後ろからいきり立ったペニスを挿入する。
後ろからそれも外でセックスすることは、
人間の皮を被った動物の印象を抱いてしまう。
それが興奮の着火点になり、
一気に腰を動かした。
ビエラ
「あっ、そんな……一気に……
動かれ……たら、声が……
抑えられ……ないでしょ……」
ビエラ
「あぁぁんっ……んぁっ、やあっ、
あ……今の……そこ……いいっ。
気持ち……気持ち……いいんっ!」
反り上がったペニスは
ビエラのお腹に当たる
膣壁をめくるように攻める。
ビエラ
「んぅ……あっ、あ……あんっ、
後ろ……突かれるの……頭に
響いて……感じちゃうっ」
ビエラ
「そ……そう、そこ、もっと、
突いて……ガンガン壊れるぐらい、
勃起したち○こで……激しくぅ!」
壊れたように嬌声を上げる、
膣はギチギチに締め付け、
性器を絞りあげられてしまう。
ビエラ
「あくぅうううっ、んんっ、
あ、ら、らめよ……それ以上、
それ以上ぅううううんっ!」
前後運動が単調にならないよう
腰を回したり、左側を入念に
攻めたりと角度を変える。
ビエラ
「あ……ひぃいい、いく、くる、
すぐ……そこ、そこすごく……
気持ち……ひぃやああんっ!」
防波堤が決壊したように、
ビエラの中から淫液が
吹き出す。
同時に膣の中が締まり、
じわっと下半身がうずき、
快楽が膣の中で弾けた。
ビエラ
「あ、あっ……あぁあんっ!
王子のザーメン……中で、
ち○こ、びくつかせて……」
ビエラ
「たくさん……吐き
出したみたいね。ふふっ、
私の中は気に入ったの?」
挿入した状態でビエラは
振り返る。
ビエラ
「あはっ、すっごく今の気持ち
良くて……ふふっ、こんなに
早くいっちゃうなんて……」
ビエラ
「私たち、体の相性がすごく
いいのかもね」
首に腕を回し、ビエラは
口づけをしてくるのだった。