ヒカゲ寝室1 シーンテキスト

情緒も何もあったものじゃない。
目の前でいきなり服を脱いだと思ったら、
ヒカゲが突然押し倒してきた。

抵抗する間もなく、彼女の大事なところが
大胆に晒される。

ヒカゲ
「これは……姫様のための、毒味なのでございますわっ」

そんな言い訳をしながらこちらの下着もはぎ取ると、
指で割れ目を押し開いた。

ピンク色のそこは、すでにぬらりと濡れているか。
そのいやらしさに思わず竿が反応した。

ヒカゲ
「なるほど。やはり男性としての機能には、
問題はなさそうですが……。
しかし、少し姫様には大きすぎるような気もしますわ」

こぼれ出る愛液を塗りたくるように、
のしかかったまま秘所をあてがい上下に擦る。

あっという間にそそり立った肉棒は、
透明な涎まみれだ。
準備は万端、というところか。──けれども。

ヒカゲ
「いきますわよ。……んっ、く、ぅっ」

ゆっくりと腰を下ろしていくヒカゲに、
わずかな苦悶の表情が浮かぶ。

まさか?
白い太ももを伝うのは、一筋の赤い血だ。

ヒカゲ
「はい? ああ、別にあなたが気にする必要は
ありませんわ」

ヒカゲ
「わたくしが初めてなのが、
そんなに意外なことでしょうか?」

それよりも、と彼女はさっそく腰を上下に
動かし始める。
最初こそぎこちなかったものの、すぐに慣れたようだ。

ヒカゲ
「平気ですわ。
庭番であるわたくしは、痛みに耐える術を
身につけておりますから」

確かにそのとおりなのだろう。
だんだんと腰を振る勢いが増していく。

動きに合わせて、ヒカゲの大きすぎる胸が
ゆさゆさと揺れ動いた。

魅惑の果実だ。たまらなくなり、
つい手を伸ばして触れてしまうと──。

ヒカゲ
「あ、あひゃンっ!?
……な、なんですの? い、今のは!」

やわらかな巨乳に軽く触っただけで、
突然ヒカゲの口から甘い声がもたらされた。

もしかして? ついつい、確かめるように
二つの乳房を弄ぶ。

ヒカゲ
「はぁあんっ、くぅんッ、ダメ……いやぁんっ、
なに? これ、は、知らないですわ!
わたくし、こんな、こんな……!」

それまで単調だった腰の動きが、
いつしか複雑なものに変わっていた。

どうやら胸をいじったせいで、
下半身も快楽に目覚めたらしい。
ねだるようにうごめいて、離すまいと吸い付いてくる。

ヒカゲ
「こ、これが、まぐわい?」

ヒカゲ
「なんて、なんて卑猥な……あーーっ! あーっ!
ダメ、気持ちいいですわ!
すごい、すごいです、ああ……」

痛みを堪えることができる彼女も、
押し寄せる快感には敵わないらしい。

びちゃびちゃに濡れたひだが、
これでもかと締め付けてくる。
さすが鍛えられているだけはあった。

ヒカゲ
「止まらない、止まりませんわ……!
きゃんっ、きゃん、きゃん!」

ヒカゲ
「む、胸はいけません! もうそれ以上は!
わ、わたくし、もっと乱れてしまいますわ!
ああぁぁぁぁぁ、あっぁぁあああ!?」

がくがくと痙攣を始めたヒカゲが、大きくのけぞる。
どうやら先に果てたらしい。

やがてぐったりと大きな胸を押しつける形で
覆い被さってきた。

ヒカゲ
「はあ……はあ……。
こ、こんな。
このようなことを、姫様も……?」

頬を染めて余韻に浸るヒカゲには悪いが、
今度はこっちの番だった。

さて、と彼女を上にしたまま、
下から深く突き上げにかかる。

ヒカゲ
「!? な、なにを……きゃふっ! くふぅン!
やぁあン!? だ、ダメえーーーーーっ!」

声だけは張り上げるものの、体に力は入らないようだ。
一突きするたびに、いつも睨み付けてくるその顔が、
ふにゃふにゃになる。

愛液が泡立ち、にちにちと粘りけのある音を
立てるようになっていた。

ヒカゲ
「また、くる! あれがきますわっ!
もっと深く、深く!?
……はっ、はっ、はーーーーーーーーーーーーーーッ!!」

最後はイキすぎてか、声も出せずに息を
吐くだけになったようだ。

だけど、こちらがそのまま中にたっぷりと
白い欲望を吐き出そうとしたとき。

ヒカゲ
「はっ! い、いけませんわ! それだけはっ!」

どくん、と波打ったのを感じ取ってか、
ヒカゲは慌てて身をよじった。

濡れすぎていた二人の結合部分が、
それだけですぽんと抜ける。

直後、勢いよく白濁液が噴き出した。
彼女の胸に、顔にたっぷりとかかる。

ヒカゲ
「だ、ダメですわ。中だけは……。
それは姫様のための、子種ですもの。
女官に過ぎぬわたくしが授かるわけにはまいりませぬ」

そう言いながらもヒカゲはかかった精液を
指ですくい、恍惚の表情で舐め取った。

ヒカゲ
「それに、だって。
そんなことをされましたら、わたくし……きっと。
もう、戻れなくなってしまいますわ……」

彼女はあくまで女官として、
仕えるカグヤを立てるようだ。
きっとあの姫は気にしないのだろうけど──。

ヒカゲ
「と、とにかくっ。毒味はもう、十分ですわ。
ええ……!」

とろんとした目のまま、ヒカゲは立ち上がろうとする。
けれども膝が笑っていて無理だった。
どうしてもここから立ち去ることができない。

だから。

ヒカゲ
「あっ。ま、また?」

しばらくして硬さを取り戻してきた肉棒を前に、
ヒカゲが見とれた。

やがてゆっくりと手を伸ばし、
確かめるように握りしめてくる。

ヒカゲ
「こ、これは……連続での使用感も、
試しておく必要がありますわ。

ヒカゲ
「でもあなた、けっして中で果てては
いけませんから!
そうなったときは、殺しますわよ?」

──いつもなら萎える脅しも、
熱を帯びた眼差しで言われては意味がなかった。

はいはい、と応えながら引き寄せれば、
ヒカゲの下半身はいっそう濡れそぼっていた。

どうやら中にさえ出さなければ、
たっぷり楽しめそうだった。