パルフィ寝室2 シーンテキスト

パルフィ
「ね、ねえっ! ちょっ……と、ってば……んぁあンっ!」

城の一角にある大広間に、パルフィの嬌声が響き渡った。

膝上に座らせていたパルフィは、既に半裸状態で、
下着と上着のシャツしか纏っていないといった有様だ。

前と同様、こんな夜更けに彼女は俺を広間に呼び出した。
近況の報告だとか言っていたが、玉座に腰掛けていた俺の
膝上に乗った次点で、こうなることは目に見えていた。

パルフィ
「なん……っで、私……そんなつもりじゃ、ひゃあんっ!
……ふぁあっ、あん……王子と、話がしたかった……んんっ
だけなのにぃぃいっ! いやぁああんっ!」

くちゅくちゅと、右手の指先で丹念に秘部をほぐしていくと、
数秒もしないうちに彼女の淫らな花びらからは歓喜の
蜜があふれ出し、淫らな湿り音を奏で始めた。

言葉では嫌がるそぶりをみせるものの、その目は俺を
物欲しそうに見つめている。キスをしてほしいのだろう、
と俺は彼女が好きな少し激しめの口づけを与えてやる。

パルフィ
「ん……ちゅ、む……ちゅる……ふは、ぁあ……これ、好き……、
王子のキス……凄く乱暴なのに、んぁあ……っ、とろけそうな、
くらい……ふぅんっ、頭が、しびれてくるのぉ……っ」

舌を絡め、口内を蹂躙するように所々を舐めていく。
舌裏を包むように動かすと、彼女は小さく肩を震わせ、俺の身体を
必死に掴んでくる。ここまでキスで感じるのも珍しい体質だ。

惚けた表情のパルフィを舌技で大人しくさせながらも、
俺の左手は彼女の小さな胸の突起をコリコリと
つまみ、少し強めにいじっていく。

パルフィ
「むぅ、ふぁ……っ、ああっ!
そこっ……ぐりぐりって……ひゃあんっ!
王子ぃっ、おっぱい……乱暴に、ひないでぇえっ!」

パルフィは俺の舌先を甘菓子をなめるように何度も貪りながらも、
乳首からの強めの刺激にその身を震わせている。
小ぶりな分、胸からの刺激も人一倍感じやすいのだろう。

両手を使った上下の攻めに、パルフィの身体は際限なく熱を孕み、
小さな泣き声のような嬌声を恥ずかしそうに漏らしている。
その光景が淫らな狂酔となり、ペニスに血液を集約させていく。

パルフィ
「ふぁっ、ああん……お、王子のおちん〇ん、
お尻に……あたって、んぁっ、すごくかたくなってる……
ぁあっ、んっ……もう、我慢できないの……かしら……?」

俺の勃起を指摘することで、
自分を優位に立たせようとでもいうのか?

パルフィはなけなしの虚勢をもって、俺を挑発してくる。

パルフィ
「い、挿入れたいのなら、その前に……んっ、き、聞いて。
私、ね。王子のこと……好きなの。はじめての、好きな人……、
だから王子も、少しは私のこと……大切に、想ってほしいの……」

わずかに振り返ったパルフィは、潤んだ瞳でそう告げる。
なんだそんなことか、と俺は言った。
大切に思っていなければこんな行為に及ぶものか。

パルフィ
「んぁ……ちゅ……ふぁあ、あっ……もう、すぐにキスで誤魔化す。
でも……今ので伝わったよ……私も王子にとって大切な人に……
守りたい人のひとりに……なってるんだよね?」

俺は頷きとともに、彼女の頭を軽く撫でてやる。
そして、彼女の下着を僅かにずらして、
ゆっくりとペニスを秘部へと押し当てていく。

パルフィ
「く……ふぅっ……あっ、ゃあん!
王子のすごく大きくなって……
うそ、そんな……ひゃぅっ!」

混乱混じりの驚きに、両眼を見開くパルフィだったが、
そんなことにはお構いなしに俺の肉棒はずんずんと
彼女の淫花を押し広げていく。

パルフィ
「ぁあんっ! どんどん奥まで……ふぁっ、あっ、ああっ!
もう入らないよぉ……ひぅうっ、うぁあん! んっ、だめ、
ゆっくり……して、うぁっ、ああっ、激しいよぉっ!」

俺の膝元で、身じろぐパルフィだったが、
両足を閉じられぬように固定された体勢では無為なこと。
俺は遠慮なく下から肉鉾を突き上げていく。

ずちゅっずちゅっときつい膣内が俺自身を締め上げる。
うっかりするとすぐに果ててしまいそうになるのを
必死にこらえながら、俺は腰を動かした。

パルフィ
「王子ぃ、もうっ……だめぇえっ! きちゃうっ!
奥から……なにか、ああっ……ふぁっ、ああんっ!
一番奥を、コンコンしないでよぉっ……ふあぁああんっ!」

パルフィ
「だめだめだめぇっ! それ以上はぁっ、あっ、ああっ!
……イク、イっちゃうよぉ……王子、好き、好きなのぉっ!
一緒に……一緒にぃっ!! いやぁあああんっっ!!」

一際高い嬌声をあげ、パルフィの身体全体が強張り、
秘部からびしゃぁっと愛液がしぶく。同時に膣内の肉ひだが、
そのすべてを以てして俺のペニスを絞り上げた。

もうだめだ、と思った時には、
俺はパルフィの名を呼びながら、
盛大に膣内に射精してしまっていた。

パルフィ
「ふぁああんっ! ま、またぁ……膣中にぃいいっ!
んっ、んんっ! ぁあっ、あぅっ! あ、あつい……
王子の精子、びゅっびゅって……私の中、やけちゃうよぉぉっ!」

飛び出す精子が膣中をうつ度、
彼女の身体は快楽にひくつく。
まるで、全身で俺の精液を味わっているようだった。

パルフィ
「あぅ……あ、ふぁあっ……王子の……ばかぁ……。
出し過ぎよぉ……まだ、膣中から溢れてくる、んんっ……」

俺の膝上で力なく項垂れながら、
パルフィは満足そうに、自分の秘所に触れて、
零れ出す白い液体をすくっては、眺めていた。

パルフィ
「いま、この感情が、たぶん好きって気持ち。なのね……。
私、王子のこと、好き、だよ……だから同時に、こう思うの……。
あなたを、守りたいって……ねえ、王子、聞いてる?」

薄めに開いた彼女の緑眼が、優しい光を湛えて、俺を見つめる。
慈愛にも似た感情と親愛の念が、純粋なまでの強度をもって
俺へと向けられているのが分かった。

パルフィ
「ぜったいに……守ってあげるん、だから……、
覚悟……しておきなさい……よね……?」

その言葉は無意識か、彼女の本質か。
気づくとパルフィは、俺の腕の中で幼子のようなあどけない
表情を浮かべ、途方もないやすらぎを享受しながら眠り落ちた。