パトラ寝室1 シーンテキスト

呼びだしたはずのパトラが、
約束の時間になっても一向に
やってくる気配がない。

自由奔放なところはあるが、
待たされることに多少
苛ついてしまった頃。

パトラ
「……お待たせしちゃった?
ちょっと大切な物を作っていたら
過ぎてしまったの」

悪びれた様子もなくパトラは
部屋に入ってきた。

足取りは軽く、彼女を見て
いると怒る気が失せてしまう。

パトラ
「お詫びとして……この香水を
ふりかけてあげるわ。
きっと……楽しい時間になる」

白い歯を見せ笑いながら、
香水を振りかける。

途端、ピンク色のモヤのような
ものが体を覆い、動かなく
なってしまった。

パトラ
「大成功みたいね。ふふー、
王子さまの自由を奪ってエッチな
ことがしたいなって思ってね」

パトラ
「それじゃあ、失礼するわ」

顔の真上で下着を横にずらし、
口元に腰を落としてくる。

Tバックのラインが頬に食い込み、
茂みが口の中に入ってきた。

ふわふわとした毛が鼻を刺激し
息で位置を変えようとすると。

パトラ
「あんっ、もう……興奮しすぎよ。
息が……かかって、気持ち良く
なってきちゃったじゃない」

パトラ
「まあ、好きにしちゃって。
私もあなたのチ○ポ、好きに
させてもらうから」

ぬちゅ、と音を立てながら
パトラが性器を口に含み、吸い
上げながら肉茎をしごいていく。

パトラ
「んちゅぷ……ん……れろ……
んぷっ、たっぷり……涎で包んで、
ちゅるぅっ、ちゅぱぁ……はあ」

ざらざらとした舌の表面に
裏カリを丹念に舐められ、
快楽が腰の周辺でうずく。

動ければ多少は緩和できた
はずなのに、解放する行き場が
なく、唯一動く舌で誤魔化す。

パトラ
「んくぅ……あっああんっ、
急に……本気になって……あんっ、
んふぅ、んちゅっ……れろ……れろ」

パトラ
「も、もっと、舌で……クリを、
そ、そう……転がしてぇえっ!
すご……すごっ……きてるぅう!」

ビクビクと腰を上下に震わせ、
みだらな汁を溢れさせていく。

舌と唇で吸いついていくが、
全てを吸い上げることはできず、
舌が淫液でヌメヌメと滑る。

パトラ
「あああっ、も、もう、限界ぃいっ。
いっ、イクから……王子も、ちゃんと
一緒に行けるように……あぐぅう」

パトラは思いっきり唇をすぼめ、
ペニスに吸い付いてくる。

唇の柔らかさが肉棒に食いつき、
精力ごと吸い上げていくように
引っ張られ――。

パトラ
「んちゅぱああ、はああんっ、
あっ、あっ、い、いくぅーーう!」

パトラ
「あふぅっ、ザーメンが顔に、
かかって……たっくさん溢れ、
顔にかかってきちゃってるぅう!」

パトラのかけた香水の効力は
切れることなく、絶頂を繰り
返さすため舌で刺激を送った。