パテル寝室2 シーンテキスト

前回ので懲りたと思ったのだが、どうやらパテルにとっては
逆効果だったようだ。

パテル
「王子……この間は、最後までできなかったでありますから。
今日こそは、でありますよ。ふふ」

しかもまた、御者のいない馬車の中に誘おうとする。

パテルの思い通りになるのもシャクなので、
あえて無理難題を言うことにした。
──どうせするのなら、このまま外でしよう、と。

さすがにそれは彼女にも想定外だったのだろう。
目を白黒させて、「え、そ、それは」と困惑していたのだが──。

パテル
「わ、わかったであります。王子が、そう望むのなら……」

馬車から離れ、そびえる城の石壁の前で、パテルが服を脱ぎ始めた。
だが、ちらちらと気にするのは、見通しのいい周囲の様子だ。

パテル
「ど、どきどきするでありますね。
一応、見回りの時間ではないでありますが、もし誰かがここに来たらっ」

どうやら背徳感から、すでに興奮し始めているようだ。
いいだろう。こうなったらとことん付き合ってやるか。

パテル
「きゃっ!? 王子? あっ」

パテルが下着まで脱いでしまう前に、彼女を壁の方に押し倒した。
両手を石壁につかせ、こちらに向けて尻を突き出す形にさせる。

意外とかわいらしい下着をはぎ取れば、パテルの大事なところが
すべて露わとなった。

パテル
「は、恥ずかしいであります、王子……。
こ、この恰好でするでありますか?」

手で隠そうとするものの、期待で高ぶっているのはばればれだ。
顔は紅潮し、秘所の割れ目はすっかり濡れそぼっている。
下着に糸を引いたくらいだ。

乱暴に指を這わせてみると、それだけで彼女は腰をくねらせた。

パテル
「あ、はああんっ! 王子、王子っ!」

感じすぎているのだろう。すでに両足がかくかくと震えていた。
が、もちろんこの程度では済まさない──。
こっちにやる気を出させたのは、パテルの方なのだから。

パテル
「!? やんっ? 王子、そ、そこは……? ち、違っ」

たっぷりと濡らした指でいじってやるのは、
秘所の上にさらけ出された、小さな蕾だ。

ピンク色のぷっくりとした恥ずかしいところに、愛液をすりつけてやる。

最初は嫌がっていたパテルだが、戸惑いながらも快楽を覚え始めた。

パテル
「な、なんで? どうして、でありますか? ワタシっ。
そ、そんなところ……汚くて、ダメであります、のにっ」

そんなことないさ、と後ろから覆い被さって耳元で囁くと、
「きゅうん!」とパテルはいっそう高ぶる。

パテル
「王子、王子っ。……王子が望むなら、ここ、好きにして
いいでありますよ?」

そして自ら濡れた蕾を、くぱっとこちらに向かって開く。
しかしパテルはかすかに震えているようだ。
これからどうなってしまうのか、少し怖がっているのだろう。

だが、それがどうした。

パテル
「!! あ、あぁぁあぁぁぁぁぁんっ!? ひぎいっ、い、一気に!?」

ガチガチになった肉棒をあてがうと、口を開いた蕾の中に
強引に突き立てた。まだ多少硬さのある肉を押しのけ、
深々と奥までねじ込んでやる。

それが予想以上の痛みと快楽を生んだのだろう。
パテルは土が剥き出しとなった地面の上に、
あわや崩れかけるところだった。

が、さすがは鍛えられた騎士の称号を持つ少女だ。
真っ白な背中に汗をにじませながらも、必死に踏ん張る。

パテル
「はあっ、こんな、こんな。ワタシ、初めてなのに。
初めてで、お尻でしちゃってるでありますううぅ!」

ゆっくりと前後に動き始めると、「あっあっ」とか細い声が漏らされた。

羞恥心で頭はぐちゃぐちゃになっているようだが、
体はやがて快感だけを求めてか、こちらと息を合わせ始めた。

いつしか興奮で、白い尻がほんのりと赤らんでいる。
そこに両手を這わせれば、これも気持ちがいいのだろう。
玉のようになっていた背中の汗が、ついにこぼれた。

それはぽたぽたと、足元の地面に染みをつくる。

パテル
「ああっ! いやらしい……すごく、いやらしいでありますっ」

さらにそこに、汗以外のものが混ざっているのに気付いてか、
パテルがいっそう甘くうめいた。
もちろんしとどに濡れた秘肉から垂れた、粘りのある愛液だ。

パテル
「あんっ、王子! ワタシ、いけない子なのでありますうぅっ!
もっと、もっと……おしおきしてっ!」

無我夢中でパテルは尻をくねらせた。快楽を貪るだけの獣と化す。
こちらを飲み込んだ肉の蕾がきゅうきゅうと、いっそう締め付けてきた。

そこに──遠慮なく、熱い欲望をたっぷりと注ぎ込む。

パテル
「ああっ、ああああああああん!! すごい、すごいであります……。
ワタシの中で王子のが、びくびくしてるっ」

ついにパテルの腕から力が消え、冷たい石壁へと倒れ込んだ。
その弾みで射精の途中だった肉棒が抜けて、彼女の体に精液を降り注ぐ。

もちろんそれはパテルとともに、壁や地面をもたっぷりと汚してしまった。

パテル
「あ、ああっ……も、もったいない、であります。
せっかくの、王子のご寵愛がっ」

だが、パテルはどうやらちっとも満足していないようだ。
当然か。一方的に果てたのは、こちら側だけなのだから。

パテル
「あの、こっちも。王子……?」

壁に体をくっつけたまま、パテルは尻だけ持ち上げて、
秘肉の割れ目をめらっと広げた。
やれやれ。いいだろう──。こちらも一度出しただけだ。

まだ硬さを誇っているイチモツを見せると、パテルは嬉しそうな顔をした。
だが、さすがにこのまま続ければ誰かに見られるかもしれない。

パテル
「あっ。わ、ワタシ、声大きいでありますか?
でも、す、すごく気持ちよくて……抑えられないでありますようぅ」

──仕方ない。細身な彼女の体を抱き上げると、
そのまま二人で馬車へと向かった。
結局はこうなるのか。

パテル
「今度は、馬車でするでありますね? 王子、どうぞご寵愛を……」

馬車のやわらかなシートで四つん這いになり、獣のようにパテルが欲する。
それから小一時間ほど、二人でたっぷり馬車を揺らし続けるのだった。