ハルカ寝室2 シーンテキスト
帝都砲術士官学校――
校舎裏。
ハルカ
「ちょっ……!? お、王子!?
なに考えてるんですか!?
ここは――白の帝国の、軍事施設なんですよ!?」
帝都砲術士官学校は、帝都から馬車で2時間ほどの距離にあった。
学校と名は付いているが、れっきとした軍事施設だ。
子供を対象とした教育機関ではなく、
一般人を兵士に、あるいは、兵士を士官に
養成することを目的としている。
普通ならば、他国の人間――まして、王子が踏み入ることなど
許されないだろう。
しかし、見てみたいと言ったら、
好きにしていい――と他ならぬ皇帝が言ったのだった。
だから、お忍びでの視察ではあるが……
許可は取っている。
帝都砲術士官学校は、ハルカの在籍している学校でもある。
もう軍人として前線に立っているが、必須科目を修得していないので
卒業ではないらしい。今は休学中だった。
ハルカ
「まさか、こんなことが目的だったんですか!?
校舎の裏で……し、神聖な学びの場所で……」
詳しいだろうということでハルカに案内をしてもらっていたのだが、
つい、校舎裏に連れこんで、脱がせてしまった。
ハルカ
「つい、じゃありません!
見つかったら、どうする気ですか!?」
臨機応変という言葉がある。
ハルカ
「王子のは『見境なし』だと思います」
まずは壁に押しつけて、ハルカの胸をもみしだく。
ハルカ
「んんッ! ちょっ……!?
胸をさわらないで……ううぅ……
私、まじめに……はふぅ……話してるんですから」
ハルカ
「ん……あ……だめ……王子、上手すぎて……
また、なにも考えられなく……なっちゃうぅ……
あッ! ああッ……」
ハルカ
「こんなとこ……見つかったら……あッ……
お、王子も、私も……た、大変なことに……はふッ……んッ……
なっちゃ……あ、ああぁぁ……」
好きにしていい――と言われているから、大丈夫だ。
ハルカ
「あッ! んんんッ! だ、だめ……先っちょ……そんな、
ぐりぐりした……ら……あッ……んんッ……」
ハルカ
「はぁ、ん、くふぅ……陛下の、好きにしていい、という
んく……言葉は……こういうことしていいって……
はぁ、はぁ……意味じゃ、ない……ッ……」
ハルカ
「あ、あと……陛下だって……はぁ……はぁ……王子が、私に……
こんなことするって……思ってなかった……はずッ……んッ……
んんッ……あああぁッ!」
皇帝は、部下の性交渉にまで権限を持っていたりするのだろうか?
まさかとは思うが、白の帝国だからわからない。
ハルカ
「うくッ……んんッ……陛下は……気にしない……んくッ……
きっと、興味……ないから」
ハルカ
「私のことも……他の、女性のことも……んッ……あんッ……
男も、女も、ないん、です……あッ、あッ、あんっ」
ハルカ
「王子みたいに……ふぁんッ……女性として……あッ……
女として扱ったり……んッ、あッ! し、しないからッ……」
ハルカ
「私? え、ええ……もちろんです……はぁ、はぁ……あッ、んッ、
陛下に、求められたこと、なんて! んんッ……
そんなの、ありえませ……ッ……あああぁぁッ」
ハルカ
「や……だめ……感じすぎて……あああ……あッ! イッちゃ……
胸だけで……また、イカされちゃ……あッ! あああああッ!」
ビクビクッ、とハルカが背筋を震わせた。
あいかわらずイキやすい。
俺は彼女の片脚を持ち上げると、
剛直したペニスをあてがった。
すでにハルカの秘所は濡れそぼっている。
すっかり準備万端というわけだ。
ハルカ
「はぁー……はぁー……ま、また、こするんですか?」
それなら、脚は下ろしていたほうがいいだろう。
ショーツの横から、肉の裂け目へとペニス押し込む。
ハルカ
「あッ!? あああ……な、なに……なにかが……!?
は、入って……あぐううぅぅ~~~!?」
ハルカ
「あッ! あああぁぁぁあああぁぁぁッ!」
またハルカが絶頂する。
絶頂しながらの処女喪失というのも、なかなか珍しい。
破瓜の痛みが苦しみではなかったのなら、よかった。
ハルカ
「うぁううぅぅぅ……お、おなか、や、やけるみたいに……ッ!
あッ! ぐっ! くふうぅぅぅぅ……ッ!」
ほとんど血はでなかった。
男性経験はないという話だったが……
もしかして、自分でいじってて破っていたのだろうか?
ハルカ
「そ、そんなわけ! ありませんから!
うく! こんな、太いもの、いれたこと……んぐっ……ない……ッ!」
細いものなら、入れたことあったのか。
ハルカ
「ばか!」
話しながら、ゆっくりペニスを動かす。
ハルカ
「あッ、ああぁああぁ……あッ、うっ、うくぅ……んん……
わ、私の中で……王子のが……う、うごいてるぅぅぅ……」
それにしても、白の皇帝は、
こういうことに興味がないのか。
気持ちいいのに……。
ハルカ
「はぁー……んッ……くふうぅぅぅ……
陛下は……魔物を、んんッ……滅ぼす、こと……にしか……ああぁ……」
ハルカ
「ア、アンジェリーネ様にも……あッ……んッ……
見向きも……しなくて……あッ! ひあッ! あぐうぅッ!」
ハルカ
「んッ、うッ、くふぅ……エ、エリアス様の話……だと……
レオナ様や……他の方にも……あッ……なにもッ……んんんッ……」
ハルカ
「こ、こんな……王子みたいな……こと……ッ……
しな……ッ……いッ……
あああッ……こんな、けだもの、みたいな……あッ! あッ!」
ハルカ
「あぐっ! お、奥まで……届いて……ッ……あああぁぁぁ……ッ!?
ひああああぁぁぁぁぁぁッ!!」
ぎゅうぎゅう、と膣が締めつけてくる。
絶頂したらしい。
胸だけでなく中も敏感だった。
はじめて挿れたのに、ほぐしてるうちに絶頂するなんて。
ハルカ
「ううぅ……あぐぅぅ……す、すごいの……今までのと、ちがう……
頭のなか、とけちゃいそう……」
気に入ってもらえたようなので、引き続き
ハルカの中をペニスでかきまわす。
ハルカ
「あッ! あああッ! すごい! あぐぅぅぅ……ッ!
私の中で、お、王子のが……あ、あばれて……ッ!
あああぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
射精衝動が高まってきた。
腰の動きを速く大きくしていく。
ハルカ
「あッ! あッ! あッ! あッ! あッ! ひあッ! ああッ!
んあ、んあぁあ、あああぁぁぁ、あ、あ、あ、あ、あ、あッ!!」
腰の動きに合わせ、ハルカが小刻みな嬌声をあげた。
ハルカ
「ひっ! あぐ! お、おっきな……声……でちゃ……うぐ!
ほ、他の人に……気付かれ……あッ……んあッ! だめ……」
たしかに、ちょっと声が大きすぎるだろうか?
そう思って周りに目を向けると――
周囲で風が舞っていた。
どうやら、声が通らないように遮断しているようだ。
なるほど……
風霊に護られているわけか。
俺は心置きなく、
ハルカを絶頂させて大声を出させることにした。
ハルカ
「はぐっ!? や……急に、は、はげしく……!?
あッ! あぐっ! ウッ! んくうぅぅぅぅぅ~~~~~~~!」
ハルカ
「あッ! あッ! お、王子……すごいの……これ……すご……
イッ……イクッ……イッちゃう……わ、わたし……ッ……」
ハルカ
「ああッ! イックうぅぅぅぅ……ッ!」
まだまだ、動きを止めない。
ハルカ
「あぎぃぃぃ! イッ……イッてるのに! また……ッ!
ああああぁぁぁぁぁ!! すごいの……ッ……すごいの……きちゃ……」
ハルカ
「ひあああぁぁぁぁぁぁぁッ! んはあぁぁぁぁぁぁぁッ!」
ハルカ
「おかしくなっちゃううぅぅぅぅぅぅ~~~~~~ッ!!」
何度目かわからないが、ハルカが絶頂した。
すっかり脱力してしまった。
倒れないよう支えてやる。
ハルカ
「はぁー……はぁー……はぁー……はぁー……
お、おかしくなっちゃうかと……」
ハルカ
「王子……はぁー……
こんなトコで、本気だしすぎです」
本気?
冗談ではなかった。だいぶ手加減したほうだ。
それならば、本気を見せておくか。
ハルカ
「ヒッ!? ま、まってください……
ここでは、いやです。
気になっちゃうし……」
ハルカ
「ここには、あまり良くない思い出もある、し……」
ハルカ
「まぁ、陛下との出会いと、王子とのコレとで、
昔の嫌な思い出なんて、すっかり色あせた気がしますけれど……」
……ここでは嫌?
ということは、王城に戻ってからなら、
ハルカから望む――ということ、なのだろうか?
ハルカ
「う……
それ、私に言わせたいんですか?」
ハルカ
「ううぅぅ……」
ハルカ
「お、お、お城に戻ってから……
王子の、本気の、コレを……く、ください」
ハルカ
「あああぁぁぁぁ恥ずかしすぎます!
こんな場所で、こんな格好で、こんな言葉を……ッ」
俺は真っ赤になったハルカから、
その唇を奪うのだった。