ハクノカミ寝室3 シーンテキスト
人気のない兵舎の片隅に、
女の喘ぎが微かに響いていた。
ハクノカミ
「はぁ、はぁ……こ、これ……よさぬか王子。
こんなところで……んっ……さ、盛るでない……っ」
盛っているのはどっちだ、と囁きながら、
俺はハクノカミの胸元をまさぐって乳房を露出させる。
ハクノカミ
「こ、これ、なにをして……ふぁ、あぁんっ♪」
柔らかな乳房の吸い付くような手触りを堪能すると、
古代龍の化身である美女は甘い艶声を漏らした。
ハクノカミ
「ま、待て……ひぁっ、あっ、んんっ……。
こ、ここは……ぁっ、へ、兵舎なのであろう……?」
ハクノカミ
「ん、ふぅんっ……兵たちが、帰ってきたら……、
み、見られて……んんっ……しまうではないか……♪」
もうこんなに乳首を固くしているくせに、と囁きながら、
壁に手をつかせ、深いスリットの入った服の裾を捲りあげる。
すると、つるりとした下腹が
一糸まとわぬ姿で目の前に現れ、
俺は思わず生唾を呑み込んだ。
外出時に下着を着けないなんて、とんだ変態だな、
と囁きながら、熱く潤んだ蜜壺に指を挿れてかき混ぜる。
ハクノカミ
「だ、だって……くふぅ、んっ……そ、そうしないと、
オチ○ポを挿れてくれぬと、おぬしが申すからぁ……っ」
泣きそうな声でそう漏らすハクノカミ。
そんなにコレが欲しいのか、と囁きながら
涎を垂らす陰唇にいきり立った牡棒の先を押し付けてやる。
ハクノカミ
「ぁ……来た、オチ○ポ……♪」
途端に嬉しそうに目許を緩めたハクノカミだが、
ニヤついた笑みで見下ろす俺と目が合うと、
ハクノカミ
「うっ……し、仕方ないのぅ」
とわざとらしく漏らしながら、
自ら片脚を持ち上げて挿入しやすい体勢を取った。
卑しい奴め、と苦笑しながら、
俺は乙女の肉裂に己の分身をぬるりと挿し込む。
ハクノカミ
「んんんんン~~~~ッ♪♪
こ、これじゃ……んぁあっ……、
この、太ーいオチ○ポが欲しかったのじゃぁっ♪」
甘く蕩けた声がハクノカミの口から漏れ、
膣肉が嬉しそうにみっちりと竿に絡みついてくる。
ハクノカミ
「はぁ、はぁ……んっ……王子ぃ……っ、
遠慮するでない、もっと奥まで来るのじゃ♪」
言いながらぐいぐいと腰を押し付けてくる
美女に苦笑しつつ、ゆったりとした抽挿を開始する。
ハクノカミ
「あはぁぁ、いいっ♪
腹の中を……おぬしの、太いオチ○ポで……、
無理やり……んぅっ……掻き分けられる、この感じ……」
言いながらハクノカミは、
何気ない仕草で兵舎の壁に開いた窓の外を見やる。
苦心して部屋から連れ出した彼女との散歩の途中で
立ち寄ったこの兵舎には、今は人の姿はない。
おそらく訓練か何かで出払っているのだろうが、
それゆえにいつ人が帰ってきてもおかしくはなかった。
ハクノカミ
「はぁ、はぁっ……しかし……皆が日々を過ごす場所で
こんなことをしていると思うと……なんだかドキドキするのぅ♪」
すっかり牝の表情になったハクノカミは、
息を荒げながら背後の俺を見上げる。
にちゅっ、ぐちゅっ、と淫らな水音を立てて
赤黒い肉棒が出入りするたびに、
薄紅色の花弁から漂う女の香りが強まっていく。
ハクノカミ
「――んんッ!?
いま……オチ○ポがビクってしおったぞ?」
ハクノカミ
「ふふっ……さてはもう出そうなんじゃな?
んぁっ……わらわのナカに……あの熱くて白いのを、
ビュビューっと……吐き出すつもりなのじゃな?」
早く出せ、と言わんばかりに
期待感満載の眼差しを向けるハクノカミ。
望みどおりたっぷり中出ししてやろうと思った直後、
ふと妙案を思いつき、俺は心中でほくそ笑んだ。
ハクノカミ
「な……なにを笑っておる?
早く……ふぅんっ……早く、あの熱いのを
わらわの腹の奥に出して……気持ちよくせんかっ」
だらりと垂れて地に付いた龍の尾で
俺の足首を軽く叩き、膣内への射精をねだる。
はしたなくも愛らしいその求愛行動に苦笑しつつ、
ところでこの行為の本当の意味を知っているか、と訊ねると、
ハクノカミ
「に、人間どもの文化になど、興味はない……っ。
ただ……んぅんっ♪ 気持ちよければいいのじゃ♪」
ハクノカミ
「はぁっ、はぁっ……ほれ、早くせんか……っ。
早く……ふぁ、あっ、あぁンっ……♪
あの熱いのを……わらわの奥にビューっと出すのじゃぁっ♪」
ハクノカミは少しも恥じらう素振りを見せず、
尻を振って執拗なまでに射精を乞うた。
吐精衝動のピークをなんとかやり過ごした俺は、
思い出したように乳房を揉んでやりながら、
そんなに孕ませられたいのか、と囁いた。
ハクノカミ
「は…………孕ませる、じゃと?
おぬし、なにを言って――はふぅぅんっ♪」
硬く膨らんだ乳頭を指でこねてやり、
快感に目を細めた乙女の耳許で、これは交尾だ、と囁く。
ハクノカミ
「――んなっ!? こ……交尾じゃと?」
緩みきっていたハクノカミの口が、
急にぽかんと大きく開かれた。
ハクノカミ
「ま、待て……では、あの熱くてドロドロしたものは……」
子種に決まっているだろう、とせせら笑いながら、
俺はハクノカミの膣内でわざと愚息を脈打たせた。
びくり、と細い肩が揺れ、
ペニスを咥えた膣道が驚いたように締まりを強くする。
ハクノカミ
「お、お、おぬしは……んぁっ、あっ、ぁあンっ……、
人間の分際で……わらわを孕ませるつもりじゃったのか?」
月のように美しいハクノカミの美貌が、
焦りと羞恥と興奮とで見る間に真っ赤に染まる。
交尾なのだから当然だろう、と囁きながら、
突き当りに亀頭が触れるよう意識して腰を突き出していく。
ハクノカミ
「こ……これ、やめぬか……んぁっ、あっ、あぁンっ♪
そ、そんにゃ……あはぁっ……奥ばかり、突くでないっ♪」
ハクノカミ
「い、イヤじゃ……んふぅんンっ♪
わ、わらわは……ふぁあっ、あっ、はあぁンっ♪
ひっ……人の子など、孕みとうないぃ……っ♪」
言葉では拒むようなフリをしつつも、
蕩けた瞳は熱っぽく俺の瞳を見つめ続ける。
お前のここは孕みたがっているようだぞ、と囁きながら、
火照った下腹の奥でツンと尖った花の芯を刺激してやると、
ハクノカミ
「ひにゃぁああンッ!?
そ、そこは……アッ、あっ、あぁあアンッ!
しょこはっ、あっ、や……らめっ、なのひゃあぁ~っ!!」
均整の取れた女の身体が腕の中で大きく身悶え、
ハクノカミが軽い絶頂に達したことが伝わってきた。
ハクノカミ
「ハァッ、ハァッ……んぅっ……お、王子……っ。
わらわは……んッ……お、おぬしら人間が崇める……、
伝説の……ぉっ……古代龍の……化身なのじゃぞ?」
惚けきった顔でこちらを見上げるハクノカミに、
それがどうした、と返しながら小気味よく抽挿を重ねる。
今すぐにでも中出ししてやりたい衝動と
気高き古代龍を完全に牝堕ちさせたい思いが、
せめぎ合って火花を散らしていた。
ハクノカミ
「しょ……正気か、おぬし……?
こんな……んにゃぁっ……はしたない格好で……っ、
んぅっ……交尾、してるところ……見られたらぁ……ッ!」
そういえばここは兵舎で、
もうじき誰か戻ってくるかもしれないのだったな、
と快楽でふやけた意識でぼんやりと思う。
丁度いい、と俺は微笑し、
ならばお前が種付けされるところを皆に見てもらおう、
と冗談交じりに囁いた。
ハクノカミ
「うぅぅ~~っ、や、やめてくれぇぇ~っ!
ハッ、はぁっ……おぬしに、種付けされてるところ……、
見られるのだけは……い、イヤじゃぁあ……っ!!」
ハクノカミがイヤイヤと首を振ると、
長い黒髪が乱れ、甘く清冷な香りを漂わせる。
その香りによって狂った興奮に駆られ、
ならば大人しく孕め、と知れず口走っていた。
千年の時を越え巡り逢った、伝説の古代龍と英雄の末裔――。
種族も時空も越えた愛を、今ここに結実させるのだ。
ハクノカミ
「ハァッ、ハァッ……ん、ふぅんん……っ♪
まったく……ふぁんっ……と、とんでもない男よの……っ♪」
ハクノカミ
「じゃが……んぅっ……その、恐れを知らぬ勇気……っ、
んぁあっ……それでこそ、現し世の英雄じゃ……っ♪」
ふいに、こちらを見上げる蕩けた瞳に
情欲の炎とは異なる優しい輝きが灯る。
同時に膣道が愚息を揉むようにうねり、
たまらず俺は情けない声を漏らした。
ハクノカミ
「はぁっ、はぁっ……はぁぁっ♪
あー、もうっ……わかった、孕む……孕んでやるっ♪」
ハクノカミ
「ンッ……いくら頭で否定しようと……、
この人の身は……おぬしの子を孕みたいと……、
言うておるようじゃしの……ふふっ♪」
眠っていた本来の生殖本能が突如目覚めたかのように、
ハクノカミの膣が激しく収縮して精を絞り出そうとする。
その淫らな刺激に気が狂いそうになったのと同時に、
伝説の古代龍にやっと英雄として認められたのだという
奇妙な感慨が魂を揺さぶるのを感じた。
ハクノカミ
「はぁっ、はぁっ……んんっ……どうした?
ンッ……わらわの気が変わらんうちに……早く孕ませんか?」
ハクノカミ
「んっ……ふふっ♪
もっとも、今までで一番……気持ちよくしてくれぬなら、
絶対に……んっ……孕んでなど、やらぬがな……っ♪」
言いながら向けてきた挑発するような眼差しに、
牡の本能が火を噴いた。
ハクノカミ
「んふぁああンッ! あっ、あっ、ぁはぁああぁンッ!
イイっ……んんんンッ! そう、その調子じゃぁあっ!」
無我夢中で腰を振りたくると、
高らかな歓喜の叫びが乙女の口を衝いた。
射精したいと泣き叫ぶ愚息を
愛しい相手と共に達するのだという
強固な意志で抑えつける。
ハクノカミ
「んにゃあっ! あッ……腹のナカっ……、
気持ちいいとこっ……ゴシゴシされてぇ……っ♪」
ハクノカミ
「はわぁあぁっ……イイっ……人間オチ○ポ……っ、
英雄オチ○ポっ……気持ちよすぎるのひゃぁあ~っ♪」
ろれつの回らなくなった声が漏れたかと思うと、
ふいにハクノカミの腰がガクンと跳ねた。
ハクノカミ
「あふぅンッ!? き、キたッ……キたぞ、王子ぃぃっ♪
んあッ、あッ、はふぅぅん……ッッ!
んふぅッ……頭、ぽわぁ~っとしてきよった……っ♪」
ハクノカミ
「ンぁあぁっ! あっあっ……くうぅぅううンッ!
アッ……い、いまじゃ、おうじぃっ、だして……んにゃあッ!
アッ、あつッ……熱いの、わらわの、ナカにぃぃ……ッ!!」
だくん、と反動をつけるように竿の根本が跳ねる。
少しでも多く快楽を刻み込むべく、
亀頭の先で迎えに来た子宮口に何度もキスをする。
ハクノカミ
「あっぁっあっ……キてるっ、子種っ、ドクドクって……ッ!
アッ、あっ……キたっ……んぁあっ、あッあ、あぁぁ……」
ハクノカミ
「はぁああぁああンッッ!!
あっ、あ、ぁ……あはぁああぁあぁあぁああああ~~ッッ!!」
ひときわ高い嬌声が兵舎にこだましたのと、
腰奥で爆ぜた熱が駆け上がって子宮を蹂躙したのが同時だった。
ほとばしる快感が、神の恩寵であるかの如く、
俺は厳かな気分で粛々と己の欲を吐き出していく。
ハクノカミ
「はぁああぁ……っ♪ んッ……でてりゅ……っ♪
熱いのが……ふぁぁっ……わらわの奥にぃぃ……っ♪」
震えながら精を受け容れるハクノカミ。
感極まって細められた瞳に、涙が薄く溜まっていく。
ハクノカミ
「はぁっ、はぁっ……ふふっ、そうだったのじゃな……。
子を宿す熱だからこそ……こんなにも熱く、
こんなにも……んんっ……心地よいのじゃな……♪」
一滴も零すなよ、と俺が囁くと、
ハクノカミは嬉しそうに微笑み、こくりと頷いた。
止まらない射精に自分でも苦笑しつつ、
繋がったまま彼女の身体を抱き上げる。
するとハクノカミは両脚を俺の腰にきつく巻きつけ、
その絶世の美貌をもたげて、俺の唇を奪ってきた。
ハクノカミ
「んんっ……ちゅっ、ん、ちゅ、ちゅぷぅ……っ♪
ぷぁっ……ぁ、んっふ……ちゅ、ちゅる、ちゅく……っ♪」
夢中で俺の唇を貪るハクノカミの、
その背後に開いた窓に小さな人影が見え、
思わず背筋がひやりとする。
やっとのことで顔を離し、
誰かがこちらに向かっていることを伝えると、
彼女はニヤリと目を細めた。
ハクノカミ
「ふふん……今更なにを言っておる?
わらわが種付けされるところを見てもらおう、
などと言ったのはおぬしではないか?」
確かに、興奮のあまりそんなことを口走ったかもしれない。
だが、そんな戯言を本気にされるとは思いもよらなかった。
ハクノカミ
「んっ……ふふっ、そんな言い訳など聞かぬわ」
ハクノカミ
「このわらわを惚れさせたからには、
少なくとも千年分は愛してもらうからの……ん、ちゅぅ♪」
そう言って再び深く唇を交わらせてくるハクノカミ。
しばらく舌を絡めて応対し、
小休止のため互いに離れたところで、
この行為の意味は知っているのか、と訊ねる。
するとハクノカミは、再びニヤリと微笑んで言った。
ハクノカミ
「ふふ……当然じゃ。
口づけ――人間どもが恋人同士で交わす愛情表現じゃろう?」
敵わないな、と心中で苦笑した俺は、
愛しい相手と繋がったまま、人が来る寸前まで
彼女と長く幸せなキスを交わしあったのだった。