ナディア寝室1 シーンテキスト
事務作業に疲れ、休憩がてら川原の近くを
散歩しているとパシャンと大きく水の跳ねる
音がした。
ナディア
「お……うじ……っ」
声のした方向を振り向くと、水浴びを
していたのか、上半身裸のナディアがそこにいた。
ナディア
「な……なんで王子がここに……っ。
あっ……!」
突然の出来事に、一瞬動きを止めた彼女だったが
今の自分の姿を思い出し、その場にしゃがみこむ。
ぱしゃっと水しぶきをたてる彼女は、
これからどうしようかといった風に
きょろきょろと辺りを見渡していた。
水に濡れた髪やその健康的な彼女の肌に、
俺は気付けば彼女に歩み寄っていた。
ナディア
「とにかく服を……ひゃっ!」
服を着ようと、干してある場所に向かって進もうとする
彼女の後ろから体を抱きしめると、ナディアが
小さく声をあげた。
ナディア
「ちょっと、王子!
私、はだ…………あっ」
声を上げる彼女の肌に手を滑らせ、
胸を揉んでみると体がぴくっと
反応する。
ナディア
「ちょ……、んぁっ……こんな……、
あっ……ところ……でぇっ……」
まだ成長期の乳房をやわやわと揉んでいき、
その感触を味わう。
髪から滴る水が胸に落ち、
その肌を濡らしていく。
ナディア
「は、ぁ……んっ、だ……め……っ、
アッ……、ンぁ……ッ!」
ナディア
「ここ外……だよっ……、
ふぁ、ん……っ、だれか……
きちゃ……う……」
胸の頂きにある小さな実を指の腹で
押さえると、彼女が喘ぎ声をもらした。
ナディア
「あっ……! そこ……っ、触られると……
変な……感じに、なっちゃう……の……っ」
強く摘むと、徐々に実は形を帯び始め
ピンと張りだす。
ナディア
「声が……もれちゃう……っ、
やめ……、あっ……!」
首筋に舌を這わせると、
彼女の体がフルフルと震えた。
何も知らない無垢な体を侵食するように、
徐々に快楽をその体に教え込んでいく。
ナディア
「そんなに……、ぐりぐり、しない……でぇっ
何も、考えられなく……なっちゃう、のぉ……」
頬を紅潮させ、初めて味わう感覚に酔いしれる中、
彼女の身体もまた目覚めつつあるようだ。
その様子にさらに欲情し、彼女の耳を
甘噛みしつつ双丘を激しく揉みしだくと
彼女が大きく声を上げた。
ナディア
「王子……っ、私……どんどん、
おかしく…………なっちゃうよぉ……ッ」
懇願するようにこちらに顔を向けたその時、
遠くから俺を呼ぶ声が聞こえる。
ナディア
「んぁっ……、王子っ……、呼ばれ、
てる……から……」
それは段々とこちらに近づき、
俺は渋々彼女の体から手をひいた。
彼女はほっとしたように息を吐き、
急いで服を着始めた。
顔を真っ赤にさせたままの彼女に、
なぜ上半身だけ裸だったんだ?
と尋ねると、ナディアが言葉を詰まらせる。
ナディア
「さ、最初はちゃんと全部着てたのっ。
だけど……水で服がひっついて気持ち悪いから
とりあえず……上半身だけ脱いじゃえって……」
ナディア
「いっそ全部脱ごうかなって思ったら
王子が来たから……」
タイミング悪い……。とブツブツつぶやく彼女に
悪かった、と謝るとナディアが俯いた。
ナディア
「外は……恥ずかしいよ……」
その恥じらう姿に興奮しそうだったが、
俺を呼びに来た使用人によってそれは
阻止された。
執務室に戻ろうとしたとき、
彼女が駆け寄り耳元に顔を近づける。
ナディア
「王子に触れられたのは……、
い、嫌じゃ……なかったから……」
そう囁かれ、俺は恥ずかしそうに顔を反らした
彼女に苦笑をこぼした。