ナギ寝室2 シーンテキスト

深夜遅く、再び部屋を訪れたナギは、
俺の前に来るとまっすぐに見つめる。

一瞬何か言うことをためらった後、
ナギは覚悟を決めたかのように口を開いた。

ナギ
「こんなことを申し上げるのは……、
身の程知らずだと自分ではわかっては
いるのだが……」

ナギ
「私は、王子を主君としてではなく、
一人の殿方として、好意を抱いているかもしれない……」

ナギはぎゅっと目をつむり、
弱弱しくそう言い放つ。

ナギ
「仕える者としてこのようなこと、間違っているのは
わかっているんだ。だが私は……」

そこから先の言葉は踏みとどまるように口をつぐむ。
彼女の強い思いを察し、俺はナギを優しく抱きしめた。

ナギ
「……! お、王子……?」

突然抱きしめたせいか、ナギが驚いた声をあげる。

ナギ
「王子……、やはり私は……」

分かっている、と彼女の言葉を止め、
ナギの気持ちを受けいれる。

そんな彼女が愛おしく、俺は彼女をベッドに促し
上から覆いかぶさる。

ナギ
「なんだか、緊張……する……」

普段なかなか見ることのない彼女の
その表情に俺は気が高ぶり、
ナギの体に触れていく。

ナギ
「あッ……」

ピクンと体が反応を示す。
その反応に俺の気持ちは欲を抑えきれず、
彼女のボディースーツを破いた。

ナギ
「ひぁ……っ!
んぁっ、王子ッ……」

その破かれた隙間から手を滑り込ませ、
彼女の胸を揉みしだく。

ナギ
「ふぁ、ぁんッ……、あっ……、ひぁあん」

いつも強気なナギの口からもれだす声は甘く、
もっと聞きたい、と俺の手が彼女の体を
愛撫していく。

胸の突起を摘み上げれば硬くなり始め、
むしゃぶりつくと彼女がびくんと体を反らせた。

ナギ
「ぁあんッ……! んっ……胸だけなのにっ……、
こんなに、感じて、しまうぅうっ」

わざと音を立てて吸い上げれば、突起は硬さを増し、
彼女の体温を上げていく。

はやく入れてしまいたい衝動を抑えつつ、
手を秘部へと向かわせる。

ナギ
「ひゃぁうッ、王子っ、服を、ひっぱらないで、
くれ……んぁっ」

秘部に触れている服を伸ばし、
直接当たるようにぐりぐりと
押し当てていく。

ナギ
「あ、ぁあんっ……! 布に、あそこが……、
ぁあんッ……!!」

引っ張った勢いで再び裂かれた服から、
愛液に濡れた秘部が露わになった。

てらてらと濡れるその秘部に、
俺は硬くなってそそり立つペニスを
後ろから一気に挿入した。

ナギ
「はぁああんッ!! っくぁ……!
痛ッ……」

初めての痛みに、彼女がシーツをぎゅっと握りしめる。
その締め付けに今すぐイキそうになるのを堪えつつ、
俺は腰を動かし始める。

ナギ
「かっ、はぁ……っ、ぅあッ……、
あっ……、あっ……! 王子、ぃいいッ」

痛みに耐えながら、ナギが受け入れようともがく。

ぐりぐりと押し広げつつ、
奥へとペニスの出し入れを繰り返す。

ナギ
「あっ、あぁっ……! んは、ぁああッ……!
王子が、私と一つ、にぃっ……!!」

打ち付ければ打ち付けるほど、だんだんと中が
先ほどとは違う締め付けをし始める。

痛みを超えた先の快感に到達したのか、
証拠に結合部からは愛液が分泌され始めた。

ナギ
「あんッ、あンッ……さっきまで……、んんッ、
いたかった、のにぃっ、アッ、なんだか、変な、
気分……にぃっ……!!」

きゅうっと肉壁がペニスを挿れると同時に張り付き、
まとうように締め付ける。

その締め付けに俺も限界が近づき、
腰のスピードを上げる。

ナギ
「ひゃあっ! 王子のが、また、おおきくぅっ……!!
あんッ……アッ……!!」

肉と肉がぶつかる音を響かせ、
俺が最奥を突きあげる。

そのとき、彼女の膣内が一気に俺のペニスに
襲い掛かり圧迫させた。

ナギ
「ぁああああんッ……!!!」

びくびくっと彼女の腰がそらされる。
俺はペニスを引き抜くと、
彼女の尻に欲をぶちまけた。

ナギ
「こんなに気持ちいいものなのだな……。
なんだか、くせに……なるかも、
しれない……」

ナギ
「これからも……世話をさせて
くれるだろうか……?」

とろっと尻の割れ目を伝う精液はナギの秘部へと
流れ、いやらしくもそのままシーツを
汚していく。

彼女はうっとりとした表情を見せながら、
そう呟いた。