ナキア寝室2 シーンテキスト
ナキア
「こ、この格好、は、恥ずかしいって……!」
片脚をあげたナキアの秘所に肉棒をあてがうと、
彼女は頬を真っ赤に染めて、そんなことを言ってきた。
ナキア
「こんなっ、片脚あげてなんて……い、犬みたいじゃん……」
ナキア
「……は? ……はぁ!?
アタシの全身がよく見えるからこれがイイって、
……ば、ばかじゃねぇの? ばっかじゃねぇの!?」
――夕暮れの執務室。
赤い陽光に照らされ、ナキアの滑らかな肌も、
しっとりと濡れた秘所も、美しく輝いている。
ナキア
「うぅ……そんな褒め方されたら……断れないって……」
ナキア
「アタシの恥ずかしい姿見るの、そんなに楽しいのかよ……」
ナキア
「…………や、そんな全力で頷かなくても」
ナキア
「わぁーった、わかったから。
このまま、アタシを犯してくれよ……そうしたいんだろ?」
まるで俺の方が、
ナキアを襲いたいと思っているかのような言い回しだった。
執務の最中、机の下にもぐりこんで散々に肉棒を舐め回し、
俺をその気にさせてきたのは、ナキアの方だというのに。
ナキア
「ま、それはそれ♪」
ナキア
「王子のおち○ぽサマが、
アタシの好みの形してるのが悪いんだぜ?」
確かに、互いの性器は好み――というより、
最高の相性であることは否定出来なかった。
ここ数日、連日連夜の性的襲撃によって、
ナキアとの相性はさらに良くなったような気もする。
だが――
ナキア
「ん……なんだよ」
ナキア
「もしかして、最初にアタシが王子を襲った時の言葉、
まだ気にしてんのか……?」
ナキア
「発情したから、王子を襲ったっていう」
ふたりの間にあるのは、ただ性欲のみ。
そんな現実を突きつけられているかのようで、
夕陽に照らされた陰茎にも、
どうにも悲しさがにじんでしまうのである。
ナキア
「…………はぁぁぁぁ」
ナキアは盛大なため息をひとつ。
それからぐいっと腰を押し付けるようにして、
肉棒を無理やり、蜜壺で飲み込んで、
ナキア
「ばっっっっかじゃねぇの?
好きでもないやつに、デーモンたるこのアタシが股ひらくかよ!」
ナキア
「んっ……発情してるのは、事実だけどさ?
それはアンタが、すぐ近くにいるからなんだぜ……?」
ナキアの膣口は、ひくひくと収縮し、
俺の勘違いに抗議をしてくるかのようだった。
ナキア
「それから! そういう悲しそうな顔とか禁止な!」
ナキア
「ガチで惚れ直しちゃうだろ……?
アタシのこと、本気で考えてくれてるんだな―ってさ……?」
ナキア
「ほら! 分かったら腰振る!
こんな可愛い女が、こーんな恥ずかしい格好してるんだぜ?」
俺を元気づけるかのように、
ナキアはその細く美しい指で、秘所を開いて見せてくる。
ナキア
「そうそう、その顔。
王子にゃそういうスケベな顔の方が似合ってるぜ」
スケベとは失礼な物言いだったが、
ナキアの裸身を前にして、肉棒を膣内へ収めた状態であれば、
確かに今の俺は、そんな顔をしているのかもしれない。
冗談めかしたナキアの言葉に苦笑しながら、
こちらも反撃とばかりに、抽挿運動を始めてやることにする。
ナキア
「んぅっ……あっ、んっ……ふっ、へへへっ、そうそう」
ナキア
「好きな男がさ……ひあっ、こ、こうして……さ、
自分の身体を味わってくれてるってぇなると……その……」
ナキア
「ど、どきどき、するな……」
…………。
ナキア
「な、なんでそんな真顔なんだよぉ!!」
ナキア
「ひぁあっ、うぅ……アタシが女の子らしいこと言うの、
そんなに……ひぅっ……おかしいかよぉ……っ」
ナキア
「……はっ? はぁっ!?
可愛すぎて真顔になったぁ……!?」
ナキアとの言葉のやり取りは、
生殖器による性的なやり取りとは別種の、
くすぐったい心地よさを俺の心に刻んでくれる。
気のおけない友人と、
性交する感覚とでも言うべきなのだろうか……。
ナキア
「ダチと交尾すんなバカ王子ぃ!」
ナキア
「ダチじゃなくて……うぅ、
そういうのじゃなくて……んぅっぁあぁあっ」
ナキア
「もうちょっと、さ……?
ひぁっ、んぁあっ、と、特別な相手にしてくれよ……っ」
ナキア
「愛人とか……妾とかでもいいからぁ……っ!
ひぁっ、きゃぅぅぅ……あ、アタシを、さ……?」
ナキア
「王子の特別にっ……してほしいんだよぉ……っ!!」
何とも、可愛らしいおねだりだった。
気恥ずかしさを誤魔化すべく、
抽挿運動の速度をあげながら、
俺は彼女の言葉に対して、ひとつの感情を口にする。
ナキア
「きゃぅっ、んぅぅ……ふぇ、ふぇぇっ!?」
ナキア
「い、いま……いま何つった……?
王子……いま、あ、アタシのこと……」
ナキアの顔が、さらに真っ赤に染まっていく。
この色は、少なくとも夕陽のせいではないだろう。
ナキア
「へっ、えへへっ、王子が、アタシを好きって……えへへぇっ」
とろけた笑顔で喜ぶナキアを見ていると、
こちらまで照れてしまいそうになる。
ナキア
「んぅ? 王子もなんか、嬉しそうじゃね?
ひぁっ……こう、照れてるっつーか、恥ずかしそうっつーか」
…………。
そんなに余裕ぶる暇があるのなら、
さらに激しく、快楽の海に飲まれてもらう他にはあるまい。
ナキアの片脚をしっかりと抱きかかえ、
高まりつつある強烈な性欲にまかせて、
激しく彼女の秘所を刺し貫いていく。
ナキア
「ひぁああぁあっ!? ひぁっ、それっ、そこぉっ!
ぐりぐりってぇ……んやぁあああっ、ああぁああぁっ!!」
小さな絶頂を迎えたのだろう、
ひくひくと収縮する膣口の刺激を味わいながら、
この数日ですっかり覚えてしまった彼女の弱点を責め続ける。
一突き毎に、律儀に返ってくる反応が、実に愛らしい。
ナキア
「んやぁあっ、だ、だって、らってぇ……!!
王子のっ! 王子のおち○ぽぉ……っ!
アタシの膣中にっ、ぴったり噛み合ってりゅのにぃ!!」
ナキア
「ぐりぐりって、う、動いてぇ……ひあぁあぁぁっ!?」
ぴったりと噛み合う形であるが故に、
ナキアの膣道は強烈な吸引力を以て精液を搾り取らんとしてくる。
最初に抱き合った時以上の一体感が、
暴力的なまでの刺激を伴って襲ってくるのだ。
ナキア
「ひぁあぁっ、んぅっ、やぁっ、ひやぁん……っ!!」
ナキア
「またっ、またきてるっ、すごいのっ、
天界までぶっ飛んじゃいそうなやつぅ……ッ!!」
幾度も小さな波を乗り越えておきながら、
ナキアの性欲は今だ収まらない。
むしろこの次に控えている、
強大にして膨大な性的絶頂の大波を期待して、
肉棒を扱き上げてくるかのようだった。
ナキア
「ひぁっ、イっちゃ……イっちゃうっ!
もう我慢できにゃ……ひぁあっ、んやぁああ――ッ!!」
ぴん、と尻尾を張って、
ナキアは最大の絶頂を迎える。
種族の壁を超えた絶頂の衝撃は、
こちらの精巣を空にせんとするかのように、
竜巻めいた吸引力で、放たれた精液を飲み込んでいった。
ナキア
「ああぁっ、んぅーッ!! んーッ!!
で、出てるっ、せーえき!! 王子のせーえきぃっ!!」
深すぎる絶頂故なのだろう、
ナキアはまだびくびくと全身を震わせている。
ナキア
「うぅ……な、なんだこれ……うぅぅぅぅ……ひぁああっ」
ナキア
「こんな……こんなの反則だって……」
ナキア
「王子のち○ぽってさ……絶対何か、
変な魔法とかかかってるって……」
ずるずると床にへたり込みそうなナキアを、
しっかりと抱きしめ、
支えてやると、彼女はそんなことを言い出した。
そんな魔法をかけられた覚えはないのだが……。
ナキア
「うー……何か恥ずかしい声、いっぱい出たし……」
ナキア
「それに……こんないっぱい精液注いでもらったのに、
まだまだアタシの身体、発情しっぱなしだし……」
ナキアはしばし、ぶつぶつと小声でつぶやきつつ、
何かを考え込んでいたのだが、
不意に、はっと何かに気付いたかのように息を呑んで、
ナキア
「わ、分かった……分かったぜ王子!」
何が分かったのだろうか……?
首を傾げてみせると、
ナキアは不意打ちめいて俺の唇を奪ってから、
いつもどおりの不敵な笑みで、元気いっぱいにこう言ったのだった。
ナキア
「こいつぁ、恋の魔法ってやつだなッ♪」