ナキア寝室1 シーンテキスト

ナキア
「…………おっ、目が覚めたか?」

股間に強烈すぎる快感を覚え、
これは夢精でもしてしまったかと慌ててまぶたを開くと――

ナキア
「悪ぃ悪ぃ、ちょっと発情しちまってさ」

――俺の腰の上には、とろけた笑みを見せるナキアがいた。

眠っているうちに臨戦態勢にされたのだろう、
我が愚息は蜜をとぽとぽと溢れさせる膣道に、
すっぽりと飲み込まれてしまっている。

ナキア
「昼間の戦闘のせいかな……なんか昂ぶっちまって……んぅっ」

ナキア
「べ、別にアンタのこと好きってわけじゃねぇから、安心しろよ」

ナキア
「ただ……ひぁっ……ちょうどアタシにぴったりっぽい、
カッケェおち○ぽサマがすぐ近くにあったから、
まぁ……ただそれだけのことさ」

そんな理由で安眠を妨害しないでほしかった。

わざと渋い表情を作ってみせると、
ナキアは少しだけ申し訳なさそうに肩をすくめて、
お詫びとばかりに肉棒を、きゅうきゅうと締め付けてくる。

ナキア
「うっ……悪かったよ。
ささーっと終わらせて解放するから……さ」

ナキア
「ちょっとだけ……アンタを抱かせてくれよ」

本来ならば、こんな強引な誘いには応じなかったかもしれない。

しかし、どうしてなのだろう、
そう告げるナキアの表情には、
放っておけない切なさのようなものが見て取れた。

俺がナキアに犯されることで、
彼女がちゃんと眠れるというならば……。

ナキア
「…………へへっ、ありがとな、王子」

ナキア
「じゃあさっそく……んっ、
……おち○ぽグリグリしてやるからな……♪」

そう宣言すると、ナキアは柔らかな尻と、
恥丘を押し付けるようにしながら、
軽やかに腰を振り、肉棒を扱き始める。

挿入させられた時に感じた強烈な快感は、
どうやら彼女の膣道と俺の肉棒の形が、
ぴったりと噛み合うような形状であることが理由のようだった。

ナキア
「……あぁっ、ふ、ふふっ、
いいじゃん、やっぱ王子のおち○ぽが大正解だったぜ」

ナキア
「こんなにぴったり……ひぁっ、ああぁぁっ、
アタシのナカぁっ……埋め尽くされて……噛み合ってぇ……っ」

ナキア
「もしかしてアンタのおち○ぽさァ……んぐっ、
アタシの為に……ひぅっ、う、生まれてきたんじゃねぇの……?」

性処理の道具として俺の肉棒を扱いながら、
そんな言葉を言わないでほしかった。

わざと不機嫌な顔をしてみせると、
ナキアは悪びれず、とろん、とした笑顔を見せて、

ナキア
「で、でもさ……? ひぁっ、あああぁっ、こ、これっ、
アンタもわかる……だろ……? ぎゅうって、きゅきゅーって、
アタシのど真ん中に食い込んで……離してくれなくて……っ!」

ナキア
「こんな……んぅっ、
生殖ってこんな気持ちいいのかよぉ……っ!!」

…………?

まるで生殖行為が初めてであるかのような言い回しだった。

どういうことだ、と問いかけようとするが、
ナキアの膣道による肉棒蹂躙は、その隙を許してくれない。

ナキア
「あっ……王子も変な声でてやんの。
アタシのなか……気持ちいいってことだよな……?」

ナキア
「へへへっ、じゃあもっともっと扱いてやるからなぁ♪」

どうしてそんな、
何か悪いことを思いついたような顔をしているのか。

ナキアの表情に、一抹の不安を覚えながら身構えていると、

ナキア
「ひぁ――ッ、んっ、あぁああっ!!」

ナキアの動きは、前後に腰を振るゆるやかなものから、
自由落下に任せて垂直に肉棒を摩擦する、上下運動に変化する。

柔らかな寝台の反発力を利用して、
ナキアは容赦のない垂直抽挿運動を肉棒に刻み込み始めたのだ。

ナキア
「これっ、ひぁぁあっ、や、やばっ、んぅぅぁぁあああっ!?」

包み込まれるような快感は、
今や搾り取られるような暴力的なものに変化してしまった。

ナキアの膣壁は一切の容赦なく、
そのヒダのひとつひとつで余すところなく肉棒を撫で上げていく。

一瞬でも気を抜けば、
そのまま膣内射精してしまいそうな状況だった。

ナキア
「ひやぁっ、い、いいんだぜ……?
アンタが先にイっても……またおっ勃たせてやるからさぁ……♪」

まるでナキアの方には余裕があるかのような言い回しだったが、
彼女の表情を見るに、どうやらこちらに、
勝るとも劣らない快感を覚えているように見える。

ナキア
「……ひぁっ、な、なにぃ?
アタシの方こそ余裕がなさそうだって……そんなわけねぇしっ」

ナキア
「ひぅっ、うぅぅぅ……っ、ほんと、だし……っ」

互いの生殖器は既に限界だというのに、
言葉の上では強がって、一歩も譲らない。

ならば――

ナキア
「――我慢比べ、だなッ!!」

ナキアは己の快楽の限界を顧みない、
高速にして強烈な抽挿運動を、更に加速させていく。

とろとろの愛液と、ぴったりと噛み合ったふたりの生殖器は、
小さな快楽を際限なく増幅し、
脳が焼ききれそうな程の気持ちよさを生み出していった。

ナキア
「ひにゃっ、んやぁあぁあああっ、あぁッ、きゃぉ……ッ!?」

ナキア
「おち○ぽぉっ、おち○ぽっ、大きくなっひぇっ!
ひぁああっ、んぅぅぁあああぁ~ッ!?」

快楽の波状攻撃の向こう側で、
デーモンの象徴たるナキアの尻尾が、
寝台をびたんびたんと叩く音が聞こえてくる。

その衝撃で快楽を逃がそうとでも言うのだろうか、
と虚ろな意識の中で考えて、
無意識に尻尾へと手を伸ばし――

ナキア
「ひぎ……ッ!? ら、らめっ、それっ、
ばかっ、ばかばかばかぁっ! 馬鹿王子ぃぃぃいあぁああぁ!!」

ナキアの全身ががくがくと震え、
膣口が幾度も強く収縮する。

しかし、絶頂を迎えたのだろうナキアは、
焦点の合わない瞳でこちらを真っ直ぐに見つめながら、
ぎゅう、と蜜肉全体で肉棒を締め上げて、

ナキア
「ひぁっ、お、王子、もっ、
イ、イかせて、ひぁッ、やるかりゃにゃあぁあッ!!」

これ程までに深い絶頂の最中にあって、
ナキアは動けるとでも言うのか――ッ!?

ナキアはびくびくと膣口を痙攣させながら、
ぎこちなく、しかし精一杯の動作で肉棒を強く扱き上げてくる。

ナキアの絶頂由来の強すぎる締め付けは、
容易く精液の防波堤を破壊してしまいそうだった。

ナキア
「んぅっぅあぁあぁっ、ほ、ほらぁっ!
イけよっ、アタシがっ、全部ぅっ、
受け止めて、やりゅからぁ……っ!!」

最早、これまでか。

己の意志とは無関係に、
尿道を精液の濁流が駆け上がっていく快感を自覚する。

雷を浴びたかのような衝撃と、
ナキアの温かく柔らかな感触の狭間に揺られながら、
俺はおびただしい量の精液を、ナキアの最奥へと放出した。

ナキア
「あがっ……ぐっ……お、おかしくなっちまいそうだ、これ……」

ナキア
「腹ん中……なんかちゃぷちゃぷいってるし……。
これ……アタシの膣中で……王子がイけたってことだよな……?」

ふわりと、しなだれかかってくるナキアの頭を撫でながら、
ゆっくりと、深く頷き返してやる。

ナキア
「……へへっ、じゃあアタシの勝ちだな」

それはどうだろうか、と疑問は浮かぶものの、
今日はナキアに勝ちを譲ってやっても良いのかもしれない。

ナキア
「あぁ? なんだ、えらく殊勝な感じじゃねぇか……」

ナキア
「てっきり、今日は俺の勝ちだとか言うと思ったのにさ……?」

ナキアは隠したがっているようだったが、
おそらくこれが、初めての性交なのだろう。

初めての夜伽でここまで気持ちよくされては、
敗北を認めたくもなるというものだった。

ナキア
「むー……したり顔しやがってー」

ナキア
「まぁいいやっ♪ じゃあ勝者のご褒美もらうぜっ?」

――ご褒美?

ご褒美とは何だ……? と首を傾げてみせると、
ナキアは満面の笑みを浮かべて、こう言ってきたのだった。

ナキア
「もちろん、王子と添い寝する権利さ♪」