ドロテア寝室1 シーンテキスト

ドロテア
「どうした、地上界の王子よ……?
この程度、貴様であれば、
たいしたシゴきではあるまい?」

試すような薄笑いを向けながら、
目の前のドロテアは言う。

ダークエルフの女王として君臨する彼女は、
高貴さと確固たる自負を象徴するような豊満な乳房と美しい秘所を
露出しながら椅子に座り、たおやかな所作でペニスを踏みつける。

ドロテア
「退屈しのぎに貴様を呼びつけたのだ。
もう少し私を楽しませてみろ?」

美貌に加虐の色香をにじませるのと同時に、
肉竿の裏筋に沿って足指の爪が優しく引っ掻いてくる。

総身の毛がぞわりと逆立つような快楽の一撃に、
思わず情けない声が漏れ出た。

ドロテア
「ふふ……それが、地上界の王子の鳴き声か」

ドロテア
「ずいぶんと可愛らしい鳴き方ではないか……」

ドロテア
「それにしてもまったく、
地上界の者たちの性への執着はすさまじい」

ドロテア
「まさか、性器を足でしごかれて悦ぶとは……」

ドロテア
「いや、だがこれはなかなかどうして面白いぞ、王子」

ダークエルフと人間の性知識の差異など、
こちらは知る由もないが、ドロテアにとって、
足コキというものは未知の行為であるようだった。

だが、初めてであるというのに、
その足さばきは見事なもので、
早くも愚息は快楽に絶えきれず欲を吐き出しそうになっている。

ドロテア
「この女王ドロテアに、
醜態を晒している気分はどのようなものなのか、
ちゃんとその口で言ってみせよ」

つま先で肉棒を器用にくすぐりながら、
ドロテアが言う。

羞恥よりも、気持ちよさが勝り、
そのせいで彼女に上手く言葉を返せずにいると、
さらにドロテアは言葉を重ねた。

ドロテア
「みっともなく硬く膨らませた汚物を
足蹴にされている気分はどうだと聞いているのだ、王子よ?」

先ほどよりも強さを加えて、
血管の浮いた男根を撫でるドロテア。

淫らな擦過音を響かせながら、
しごかれている己自身が鈴口から嬉し涙を流し始めていることに、
情けなさを感じ、素直に気持ちいいと口に出来ずにいると、

ドロテア
「女王の問いに答えぬとは……」

ドロテア
「しつけがなっていないな……貴様はっ!!」

ドロテアの片足が持ち上がり、
唐突に打ち下ろされる。

――――ッ!?

肉棒が折れんばかりの衝撃に、
歯を食いしばる。

ドロテア
「ふふふ……今の顔も、なかなか良かったぞ」

ドロテア
「どうだ?
優しくされるのと、乱暴にされるの……、
どちらがいいのか答えよ」

つぅ、と水色に塗られた親指の爪が、
肉棒の裏筋を撫でる。

ドロテアからの温情と暴虐の攻めに屈しそうになるが、
妙な自尊心が彼女に抗しようとする。

気づけば、
この程度で気持ちよくなるはずがないだろ、と口走っていた。

ドロテア
「ほぉ……そうか」

ドロテア
「だが、貴様の先端からは次から次へと
汚らしい汁が溢れてきているぞ……?」

快感の指標とでも言う様に、
俺の意思を無視して先走る粘液。

すでにドロテアは分かっているのだ。

こちらがその褐色の脚による
愛撫を求めてしまっていることを。

ドロテア
「なあ、王子よ」

ドロテア
「聞けば貴様……手に入れた女を、
毎夜のように抱いているそうではないか」

不意の言葉に我が耳を疑う。

仮にそれが本当だったところで、
何だというのだ、と返すと、

ドロテア
「ふふ……いや、なに」

ドロテア
「数多の生娘たちが貴様に取り入ろうと、
純潔なる心身を日夜捧げているとうのに、
その男がこの様では浮かばれぬな、と思ったまでだ」

どくん、と総身に得体のしれない衝撃と激情が奔った。

――俺のことはいい。
だが、大事な仲間たちを侮辱することは許さない。

ドロテア
「ほぉ……そのような顔もできるか」

ドロテア
「威勢の良さは認めてやる」

ドロテア
「然らば、褒美をやるとしよう……」

彼女はついに両足で肉棒を器用に両側から挟み込み、
粘液を利用して大胆にしごき始める。

ドロテア
「哀れな王子よ。
女王の脚による慈悲だ。涙を流して悦べ」

褐色の美しい十指が、
まるでそれぞれに意思を持ったように
肉棒に絡みついてくる。

ドロテア
「貴様の汚い汁で、私の足が汚れるのは不快だ。
汚物は汚物同士、仲良くするのがお似合いだろう?」

滴る先走りが足で拭われ、
その滑りがしごきの強烈さに、
甘やかな快感を伴わせていく。

こんな足技は体感したことがない。

ドロテアの御御足が動きを重ねる度、
俺の心の表皮が一枚ずつ剥がされ、
無慈悲に奪われていくような気がした。

ドロテア
「びくびくと節操のないチ○ポだ。
これでは、王足る風格も気品もない」

ドロテア
「だが、この躍動……、
おこがましくも、このドロテアの中に入りたいと
望んでいるのが分かるぞ」

妖しく微笑みながら、
誇り高きダークエルフの女王は
たおやかな手つきで自らの秘唇を割り開く。

てらてらと濡れ光る赤い秘洞を目の前に誇示され、
思わず生唾を飲み下す。

ドロテア
「また大きくなったな……。
そんなに我が内に入りたいか?」

ドロテア
「……ふふ。
ならば貴様の子種をここまで飛ばしてみるがいい」

ドロテア
「ほら、ここだ」

ドロテア
「よく狙え、王子よ……ふふ」

その言葉と同時に、
ドロテアの両足が男根を激しく圧迫したまま、
根元へと勢いよく下がる。

その強烈な刺激によって、
既に限界にあった欲望の累積が、
堰を失ったように外界へと飛び出していった。

ドロテア
「――ははっ、ふははははっ!
こやつイキおったぞ! 地上界の王子ともあろう者が、
自らの恥部を足蹴にされたまま子種を吐き出しおったわ」

淫らに頬を染めながら哄笑するドロテアの、
高らかな声音と共に、己の精液が打ち上がる。

ドロテア
「いいぞ……もっと出せ!
ははっ、これはいい。良き玩具を得たような気分だ」

飛び散る白濁の粘液は、
ドロテアの褐色の肌に吸い付こうとするように、
ビュルビュルと飛び出しては、床に落ちていく。

だが、その一部が、
彼女の秘部に付着すると、

ドロテア
「んっ……ぁ、ぁっ……なんと、活きのいい子種か」

ドロテア
「一滴だけだが、見事このドロテアに辿り着くとは……」

ドロテア
「ふふ……貴様となら、まだまだ楽しめそうだ」

そう言ってドロテアは椅子から起ち上がると、
射精に疲れた男根をぞんざいに蹴り、
今日のところは帰れ、と行為で示す。

ドロテア
「気が向いたらまた、こちらから呼び出してやる」

ドロテア
「それまで、せいぜい汚らしい精液を溜めておくのだな」