ドルチェ寝室2 シーンテキスト

ドルチェ
「ねえ、聞いてる……?
あなたのせいで、ココが疼いて切ないの」

蜜のように甘苦しい声が俺の耳たぶを打った。

ドルチェ
「だから……お願い……最後まで……して?」

それは紛れもなく、ドルチェからの誘いの言葉だった。

落ち着いた性格の彼女が、発情した雌猫のように媚びている――。
彼女を堕としたという実感が、黒い快楽となって脳髄を痺れさせた。

俺は彼女の誘いに応じると、早速服を脱ぐように指示をした。

ドルチェ
「ん……しょ。これで……いい?」

ドルチェの控えめな肢体が、
暖炉の炎に照らされて露わとなる。

体の起伏は物足りないが、
すべすべとした柔らかそうな肌が
しっとりと汗で濡れていて、艶めかしい魅力を纏っていた。

帽子やリボンなどを取らなかったのは、俺の指示によるもので、
可愛らしいアクセサリーが彼女の体をより幼い印象に映し、
妙な背徳感が、俺の情欲を燃えるように昂ぶらせていた。

ドルチェ
「えっと。それじゃあ、その……」

ドルチェは何やら尻込みしたように身を強張らせると、
やがて椅子に座り、大きく股を開いて俺に見せつけてきた。

既に濡れそぼった雌穴が、
物欲しそうにひくひくとうごめいている。

ドルチェ
「わたしのおま○こ、王子のせいで、
もうこんなになっちゃってるのぉ……」

ドルチェ
「……セキニン、とってよね……?」

ドルチェはそう言うと、
指を使って自らの膣穴を広げて見せた。

そんな彼女の仕草に誘われるように、
俺はがちがちに勃起したペニスをズボンから取り出し、
何のためらいもなく彼女の膣内へとぶち込んだ。

ドルチェ
「んはぁっ……! きたあぁ……ぁッ!」

みっともなく愛液を溢れさせているとはいえ、
ドルチェの膣中はそのか弱い身体通りに狭く、
ひだ状の肉壁がペニスをぎちぎちと締め上げてくる。

ドルチェ
「んっ……。さ、さすがにちょっときつい……かも。
で……できるだけ、ゆっくり動いて……」

そうは言うが、この強烈な締め付けが生み出す快楽に
抗えるわけもなく、俺は情欲の赴くままに肉棒を
膣中のさらに奥深くへと強く突き入れていた。

ドルチェ
「――ひうっ!?
お……奥にっ、当たってるぅっ……ぁあンっ!」

外貌どおり、彼女の膣内の底は浅く、
容易に亀頭の先が最奥へと到達してしまう。

ドルチェ
「ふあっ――!
んあっ、んんっ……! そ、それっ……ダメぇ……!」

そのまま子宮口をぐにぐにと小突いてやると、
ドルチェは甘い悲鳴をあげた。

ドルチェ
「んっ、んぅ……! ちょ、ちょっとぉ……!
なんで、そこばっかり……んあっ、あぁんっ!」

子宮口に何度もキスをするかのように、
ねちっこい腰使いで重点的に膣奥を責めると、
それに合わせて陰唇がきゅうきゅうと口を窄めた。

ドルチェの分かりやすい反応が可愛くて、
俺は何度も何度も、膣奥を責める。

ドルチェ
「あぁっ、んんっ、んっ、ひゃんッ、んふぁンっ!
だ……ダメっ、それ以上は……ん、ンンっ――!」

悲鳴のような嬌声と共に、急にドルチェの体が痙攣し、
膣内が一際強くペニスを締め付けると、
淫裂の小穴から透明な液体が盛大に重吹いた。

ドルチェ
「はぁ……はぁ……。
あぅ……、だからダメって言ったのに……」

恥ずかしかったのか、ドルチェは顔を真っ赤にして俯いた。

だが、彼女のそんないじらしい仕草がまた、
俺の興奮を何倍にも助長させるのだった。

ドルチェ
「きゃっ……!?
ちょ……ま、まだイったばかりで……ひゃうんっ!」

絶頂の余韻を味わう間も与えず、
俺はドルチェのぐちょぐちょの膣中を
かき回すように腰を動かし始めた。

一度イったことで緊張が解れたのか、
膣内の具合が先程よりもまったりとしていて、
ペニスを包む感触がはるかに心地よいものに変わっていた。

ドルチェ
「あんっ、ん、んんっ……!
せ……せめて、もっとゆっくり……んっ、くぅんッ……!」

ドルチェはゆっくり動いて、と先程から何度も懇願しているが、
彼女の蜜壷があまりにも気持ち良すぎて加減ができず、
その頼みを聞き入れてやることができなかった。

すまないとは思えど、
劣情に染まった欲望がそのまま腰の動きとなって、
より激しくドルチェの体を求めてしまう。

ドルチェ
「ふあッ、あっ、んあ……ッ!
は……激しすぎ、んっ、あぁん……!」

ドルチェ
「けど、んっ……きもち、いい……っ!
んんっ……ひゃう、ンッ、ああ……っ!」

ドルチェは完全に、快楽の虜となっていた。
その表情は涙と涎に塗れつつも、悦によって歪んでいる。

その様がとても淫らで愛らしく、
体だけでなく心までが途方もなく満たされ始めると、
唐突に射精感が込みあげてきた。

ドルチェ
「あっ……王子も、イクの……?
わ……わたしもまたっ、イキそうなの……っ!
だから、今度は一緒に……一緒にイクのぉッ!」

共に快楽に溺れながらも、
互いに強く抱きしめ合う。

しっかりとつながりあった体の熱を感じながら、
情欲と愛情を込めて、ドルチェに打ちつける腰の速さを増した。

ドルチェ
「んあっ! ああっ……おうじっ……!
きて、一緒に……あっ、ああっ、イク、イクぅぅッ――!」

痛いほどの膣内の締め付けによって、
俺は堪らず欲望を彼女の中に放ってしまった。

ドルチェ
「ふあぁぁンッ!! 王子の熱いのが、んんぁっ!!
お腹のなか、どぴゅどぴゅって……出てっ……ひぁあんっ!!」

中にはき出される熱の感覚に感じ入るように、
ドルチェが恍惚とした表情でもって
その焦点をおぼろ気に天井へと移ろわせる。

ドルチェ
「ぁあっ……んっ、ふぁ、ぁあ……っ……」

射精を終え、ゆっくりと膣からペニスを引き抜くと、
精液と愛液とが混ざったモノが膣内からどろりと溢れ、
ドルチェの股座を艶めかしく汚していった。

ドルチェ
「はぁ……ぁっ、はぁ……。
……き、きもちよかったぁ……んんっ……ぁ……」

うっすらと開かれた彼女の眼が、
俺を愛おしそうに見つめている。

ドルチェ
「……ねえ……王子も、きもち……よかった?」

俺の首肯を確認すると、
ドルチェは満足げに微笑んでから、こう言った。

ドルチェ
「ねえ……今度する時は、
さっきみたいな意地悪しちゃ、嫌だからね?」

その言葉に応じるように、
俺はドルチェに約束の証だとでもいうような所作でもって、
ゆっくりとその可憐な唇に口づけをした。