トワ寝室3 シーンテキスト

トワ
「こうして王子のお側にいると、
他愛のないことでも嬉しく感じてしまいます」

トワ
「王子の刻んでいる時間に自分がいる。
その事実が、今の私の全てに思えます」

大袈裟だなと言うと、
トワは首を横に振って否定した。

トワ
「大袈裟なんかじゃありません!
……それに、そんな風に思えるようになったのは
王子のおかげでもあるんですからね?」

俯きがちに彼女が俺を見る。

頬はわずかに赤く染まり、
それだけで想いが伝わる。

トワ
「だから王子は責任……、とってくださいね?」

その言葉の意味を理解しつつ、
俺は彼女の手に触れる。

少し冷たい手に、
自分の体温が移るかのように
それは徐々に温かくなっていく。

トワ
「王子……私の中に……、
証を刻み込んでください……」

返事の代わりにキスを落とすと、
彼女の手に力がこもる。

トワ
「んんっ……、ちゅっ……んふぁ……」

ゆっくりと舌を絡め、ベッドに押し倒すと
彼女の大きな瞳が俺をはっきりと映した。

照れからかふと顔を反らしたが、
胸を揉みしだくとその表情が愛らしくゆがむ。

トワ
「ふ……ぁあっ! ん、はぁ……っ」

口に含んで舌で遊ぶと、
さらに吸われたそうに硬くなりはじめた。

トワ
「あっ……あの、王子……」

下半身に手を伸ばそうとしたとき、
彼女がそれを止めた。

体を起こしたかと思うと、
俺の体を押し倒しそのまま跨る。

トワ
「その……男性は……たまには攻められた方が、
嬉しいって訊きました……」

トワ
「だ、だから今日は、私が上に……なります……っ」

恥ずかしいのを堪えながら言う彼女に、
愛おしさで胸がいっぱいになる。

恥ずかしいとはいっても、
彼女自身も興奮しているのか
秘部は十分なほどに濡れていた。

トワ
「王子のここもこんなに大きくなってます……」

ゆっくりとペニスに触れ、
彼女が腰を下ろしていく。

徐々に温かな陰唇が肉棒をくわえ、
焦らされながらも、痺れるような快感が
腰元から背中へと流れていく。

トワ
「ふぁっ……! あっ……すご……いッ……」

ぶるっと体を震わせながら全てを包み込むと、
彼女は満足げに微笑んだ。

トワ
「なんとか入りましたね……んんっ……ふぁ、ぁ……」

彼女は身じろぎこそするが、
いっこうに腰を動かそうとはしない。

トワ
「えっと……次はどうすれば……」

どうやらこの次の段階を聞いていないらしい。

戸惑う彼女に俺はぐっと下から突き上げてみる。

トワ
「ひゃぁんっ!! 下、から……っぁあんっ!」

思い切り腰を動かして突き上げていくと、
豊満な乳房が大きく揺れ動いた。

その魅惑的な光景が俺を興奮させ、
そのまま一気に責め立てることにした。

トワ
「ひぅう……! あっ、あんっ! ふぁああ……
いつもより……奥に入って……!」

トワ
「奥が……ぐりぐり……されて……ますぅ……っ!」

きゅうきゅうと絡みつく膣内が、
ペニスを心地よく愛撫し、
それに応えるようにこちらも抽挿を激しくする。

トワ
「あ、あんっ! ぁあああッ……王子そこ、が……!
んぁあッ…………! すごく……イイ……ッ」

トワ
「もっと王子も感じて……っ、
んっ……もっと……このまま……ッ」

快感に火照ったトワの表情は艶めかしく、
もっとと懇願される度に、
こちらの興奮も増していく。

もっと気持ちよくなってほしいとばかりに、
彼女の深い部分に肉棒を突き入れた。

トワ
「はぁ、ぁあんッ……!! も……だめぇ……っ
王子……王子の……私の中に……証……を……!!」

彼女の言葉に導かれるようにして最奥を突き、
そのまま精液を膣内に流し込んだ。

トワ
「んんんんぅぅぅ~~~~ッ……!!」

どくどくと流れ込むのを感じながら、
トワの体がゆっくりと俺に倒れこんだ。

トワ
「うう……私がリードしようと思っていたのですけど……、
やっぱり、だめでしたね……」

トワ
「……でも、まだまだ時間はあります……。
王子、もう一度……挑戦させてくださいね?」

そう言うと、彼女はゆっくりとだが腰を動かし始め、
再び愛し合おうと俺の唇にキスをするのだった。