トワ寝室2 シーンテキスト
トワ
「これまでずっと、一族の事ばっかりで、
自分のことにはあまり目を向けていなかった
気がする……」
ある時、寝室に来ていた彼女は、
おもむろにそう話し始めた。
トワ
「でも王子とあえて、ようやく自分と
向き合えた気がするんです……」
トワ
「王子、私は……」
トワ
「私……は……」
手をぎゅっと握りしめて口ごもる彼女を、
俺はそっと抱きしめる。
トワ
「王子……」
彼女はゆっくりと俺の背中に手を回し、
言葉をはいた。
トワ
「王子が、好き、です……。
王子の刻む時間の中を、私も一緒に歩んでいきたい……」
顔を伏せたままの彼女を上に向かせ、
返事をするかわりにキスを落とす。
すると彼女の顔が明るくなり、
互いに求め合うように舌を絡めた。
トワ
「んんっ、ふ、ぅ……っ、ん、ふ、
ふぁ、んんッ……」
歯を下でなぞりつつ彼女の舌を絡めると、
くちゅ、と音が響く。
口を離すと、名残惜しそうに
透明な糸が引かれた。
トワ
「ふぁ……王子……っ」
そのままベッドに押し倒し、
彼女の服を脱がしていく。
生まれたままのその姿は絹のようにきめ細やかな
肌を見せ、思わず見とれるほどだった。
トワ
「や、せめて……明かりを消して……」
体を見られていることが恥ずかしいのか、
彼女がぎゅっと目を閉じた。
しかしその反応が可愛くて、
俺は明かりはそのままに愛撫を始める。
トワ
「へっ……!? ちょっとまって……、
これじゃっ、全部みえちゃ……、うっ……」
恥ずかしさからか、目を潤ませる彼女に
綺麗だ、と言葉をかけつつその大きな胸にしゃぶりつく。
トワ
「あぁんっ! あっ、あ……、がっつかない、で……っ、
あっ、そこ、強くすっちゃ……だめ……ッ」
トワ
「ひゃぁあんっ……、だめ……、そこ、
感じちゃうの……っ」
突起を強く吸いあげると、
すぐに硬くなりだしピンク色が形を成し始める。
トワ
「あ、ぁんっ、あッ、は……ぁんッ……!」
手で揉んでみるもその大きさは
手からはみ出るほどで、
感触はマシュマロのように柔らかい。
手を下半身に持っていくと、
ぬるっとした感触が指に伝わり、
彼女が恥ずかしさで目をそらす。
トワ
「これは、その……だって……」
秘部にまとわりついている愛液を、指でからめとりながら
クリトリスを弄りはじめると彼女の体が反応する。
トワ
「ひゃぁっ! あっ、ぁあんッ、んっ、あぁあんっ!!
そこ、いじったら……っ、体が、変に……ッ」
クリトリスを指ではじいたりつまんだりすると、
愛液がとめどなくあふれ始め、俺は自身のペニスを
取り出すと濡れた秘部に一気に挿入した。
トワ
「……ッ!! ぁああッ!!!」
ぐぐっと奥まで挿入していき、
膣内がぎちぎちと悲鳴を上げる。
トワ
「あ……ッ、どんどん、中に……っ、
入って……いく、ぅ……ッ!!」
中をこすりあげるように進んでいき、
すべて収まりきったところで腰を動かす。
トワ
「んぁっ! あっ、王子がっ……あんッ!
動くたびに……ッ、中が、ぐちゃぐちゃにっ、
なって……いくぅううッ……!!」
中の肉壁を亀頭でこすりあげるように突き上げると、
ぞくぞくと背中に電流が走るような感覚が襲う。
トワ
「ぁあっ、そこっ、もっと……!
きてっ……、あっ、ぁあんッ……!!」
トワ
「王子、もっと奥まで、激しく……、
んぁあっ! つい、て……ください……っ!!」
普段見られない淫らな彼女の姿に
さらに興奮が掻き立てられる。
トワ
「王子っ、あっ、あんッ、好きっ、すき、ぃ……っ、
もっと、欲しい、です……ッ!」
お互いに快楽を求め、激しく腰をたたきつける。
パンッパンッと肉のぶつかり合う音が響き、
結合部からは愛液があふれていた。
トワ
「イくっ、イくっ……! 王子、私、イっちゃいます……!」
もう……だめ……っ」
彼女の膣内が締め付け初め、ラストスパートに入る。
俺はぐりぐりと中をこすりあげるようにペニスを突き上げた。
トワ
「イくぅうううううッ……!!!」
彼女の甲高い喘ぎ声と共に、膣内が一気にペニスを攻め始め、
そのきつい締め付けに呼応するようにして精液を吐き出した。
トワ
「ふぁっ、中で……何かが……
流れ込んで……くる……」
ペニスを引き抜くと、どろっとした精液が
愛液と混ざり合って零れだした。
彼女はしばらく絶頂の余韻に浸ってから、
ゆっくりとこちらを見つめた。
トワ
「これで、王子と一つになれたんですね……」
そう呟きながら、
彼女は嬉しそうに笑った。