トコヨ寝室1 シーンテキスト
トコヨ
「……なんなのだ、なんだこれは!」
トコヨ
「き、貴様たちはそろいもそろって……
本気なのか!? これはっ!!」
王城地下で幽閉の身にあったトコヨが、真っ赤になって怒っていた。
それもそのはず。俺が呼びつけたのはなんと、
ベッドの置かれた寝室だったからだ。
さらにトコヨの恰好は、白い肌じゅばん一枚という有様だった。
こちらは妹の、カグヤの仕業だろう。
きっと自分のものを無理矢理渡して、着させて送り込んできたのだ。
だがカグヤのものである肌じゅばんのサイズが、
トコヨには合っていない。
裾は足りず、胸元も白い肌が露わとなっていて、心底恥ずかしそうだった。
トコヨ
「わ、わかっている……。
アタシは今夜、貴様に抱かれるのであろう?」
トコヨ
「好きにするがいい。
今のアタシに、王子に逆らうことなどできるものか」
トコヨ
「クッ……このような辱めも、
アタシのしてきたことを思えば、安いものか」
観念したように、彼女は俺のいるベッドまでやってくる。
だが、どうやらこちらの真意が伝わっていないようだ。
すべては、カグヤの思いつきにあるのだが。
トコヨ
「なに? アタシのため、だと? これがか!」
トコヨ
「……! アタシを王子のハーレムに受け入れる? あ……」
こうして寝室に呼ばれるまで、
トコヨは地下から出ることが許されなかった。
それだけの罪を犯したのだ。
だが俺のハーレムの一員となれば、兵たちの目も変わってくる。
そのために、カグヤはわざわざトコヨに抱かれる支度をさせ、
送り出してきたのだ。
トコヨ
「フ……別にアタシは、一生地下で暮らしていてもよかったのに」
トコヨ
「いや、もう魔物に関する情報はすべて吐いたぞ。
今のアタシを生かしておく価値すらないはずだ、王子」
トコヨ
「いっそひと思いに……きゃあっ!?」
ごちゃごちゃうるさいと、萎える。
俺はトコヨを強引に引き寄せて、押し倒した。
トコヨ
「ほ、本当に、するのか……? この、アタシと?」
トコヨはかなり緊張していた。
身を強ばらせる態度で、どうやら生娘だとわかる。
トコヨ
「! あ、当たり前だ! アタシは、降魔だぞ?
人と交わるなどと、そんな……」
トコヨ
「でも、王子はいいのか? アタシなんかと……
こんなことを。ひゃっ!?」
つっ、と肌じゅばんからこぼれ出た乳房を撫でれば、
それだけでトコヨの体がのけぞった。
トコヨ
「なに? これはっ、アタシ、こんなつもりは……ああうっ!」
降魔の力を失ったトコヨは、ただの女だった。それもかなり敏感だ。
こぼれ出た乳首をつまめば、甘い吐息を漏らしてうめく。
下を触ればもう、びしょ濡れだった。
トコヨ
「待て、やめろ! 王子、それ以上は……! う、んんんっ!」
くちゅくちゅと掻き回そうとした手を、トコヨが止めた。
ここにきて抵抗する気なのか?
と思ったが、なんとその逆だった。
トコヨ
「ダメだ。アタシは、愛撫される資格など、ないのだ……。
だから、無理矢理でいい!
できるだけ乱暴に……お、おしおき、してくれ……」
あまりに意外な提案だったが、俺はそういうのも嫌いではない。
だから、いきなりいきり立ったものをあてがうと、
そのまま奥まで一気に押し込んだ。
トコヨ
「いっ、ぎっ!! ……あぐううううううう!」
破瓜の血がシーツを汚し、トコヨが初めての痛みに涙をこぼした。
しかし俺は、さっそく腰を打ち付ける。
トコヨ
「あ、うっ! うっ、んっ、ううっ……!」
ベッドがきしみ、寝室にトコヨの苦悶と
肉の打ち付ける音が混ざり合う。
だが、残念ながらトコヨの思い通りにはいかないようだ。
トコヨ
「あ……え? な、なに?
なんだ、これは!? あっ、あっ、あああっ!」
トコヨ
「いやっ、しびれる! これ、熱いっ、ダメ!
なんで……どうして、ああん! はあん!」
トコヨ
「気持ちいい、気持ちいいんだ、王子!?
アタシの体、おかしくなった! 急に、こんな、あっあっあっ……!」
トコヨ
「はぁあん! ダメ、そこ、ぐちゃぐちゃになる!
もっとアタシの中、こすれて、気持ちよくなってる!! ダメなのに!」
トコヨ
「これっ、もうおしおきじゃないいいい! らめええええ!」
いつしか水っぽい音が混ざり、シーツがぐしゃぐしゃに濡れていた。
おしおきのはずが、もうトコヨの体は、
男の味を覚えてしまったらしい。
口から涎を垂らして、あとはもう、
押し寄せる快楽に枕を掴むのがやっとのようだ。
トコヨ
「これじゃ、ダメっ! アタシ、セックスしてる!
普通に、王子とセックスしている!? あはあああああああ」
身悶えるトコヨの中は、処女特有の締まりの良さを発揮して、
きつく絡みついてくる。
さらに簡単に絶頂に達しているようだ。
トコヨ
「ふああああああああああ! あああああああ!」
がくがくと痙攣し、腰を何度も震わせる。
連続でイっているようだ。
これではさすがの俺もたまらない。
こっちもイクぞ、とトコヨの耳元で一方的に囁いて、
腰の動きを速めれば──。
トコヨ
「そ、それだけは……ダメだあっ!!」
精を吐き出そうとした瞬間、トコヨが慌てて腰を引いて逃げた。
いきり立ったペニスが抜けて、白濁した精液がトコヨの体に降りかかる。
トコヨ
「あんっ。熱い……はあっ」
汗で透けた肌じゅばんを張り付かせたトコヨは、
こぼれ出た乳房や顔を精子で汚し、荒い息をしていた。
トコヨ
「すまない、王子。……しかし、これはダメだ。
子種は……カグヤのものだから」
中出しされる資格はない、ということらしい。
代わりに彼女は身を起こすと、
まだ残った精子を吐き続ける俺のペニスに、おずおずと触れた。
トコヨ
「あの。代わりに、口でするから、許して欲しい……」
自分についた精子を拭うのも後回しに、
トコヨはペニスにむしゃぶりついた。
初めてなためぎこちなく、うまく舐められないようだが、
それよりも彼女は自らを汚すことに執着しているようだ。
トコヨ
「んっ、王子……もっと、好きにしてくれ」
トコヨ
「あっ! また硬くなってきた!
フフ、よかった。王子に喜んでもらえて」
トコヨ
「アタシの存在意義はもう、それくらいしかないのだから……」
すっかりペニスがきれいになると、
トコヨはなんとベッドの上で自分の尻を突き出した。
トコヨ
「もっと、無茶苦茶にしてくれ、王子。
……その、こっちでもできるのであろう? それくらいは知っている」
ピンク色のアナルが、ひくひくと緊張していた。
ここまでされては、誘いに乗らないわけにはいかない。
俺は遠慮なく覆い被さると、まだ硬い肉の蕾に押し入っていく。
トコヨ
「うっ、く、はううっ! さっ、裂けるううう!」
だが、そうやって後ろの処女を奪っても、
苦痛に顔を歪めるのは最初だけだ。
トコヨ
「嘘!? また、そんな、すぐ気持ちよくなって……
んはああああああああ!」
トコヨはまた快楽に目覚め、泣きながらあえぎ始めた──。