デューオ寝室2 シーンテキスト

デューオ
「こんな格好……ちょっと恥ずかしいな……」

デューオは船室の壁に手をついて、
ぴったりと閉じた秘所も顕に、こちらに背を向けている。

その様を目にすれば、
無意識に彼女の美を評する言葉が零れてしまう。

デューオ
「ば、ばか……そういうこと言わないでよ。
き、綺麗だとか……そういうのはアタシには似合わないのさ」

デューオ
「潮風でお肌も髪も荒れやすいし……、
王子に綺麗だなんて、言ってもらえるタマじゃないよ」

デューオ
「で、でも、ちょっとだけ嬉しかったから……うん」

デューオ
「……あり……がと」

ぼそぼそと、照れた様子でそう告げるデューオ。
その愛らしさに、愛おしさと、小さな劣情が芽生え、
徐々に膨れ上がっていく。

デューオ
「……あ、海賊の顔になってる」

デューオ
「欲しい物を手に入れたい、
奪いたい、自分のモノにしたい……そんな顔さ」

デューオ
「アタシのことを……、
欲しいって思ってくれてるって、そう思って良いのかな?」

普段と変わらぬ不敵な微笑みに、苦笑交じりの首肯を返す。

片足を抱くようにしながら、
肉棒の先端を秘所にあてがうと、
デューオの唇から、小さく甘い喘ぎが漏れた。

デューオ
「んっ……」

微かに彼女の身体が震えているのを見て、
やめておくか、と問うてみるが、

デューオ
「冗談。初めて抱かれるのに、怖くない筈がないよ。
怖くても……王子が相手なら大丈夫なんだからさ」

デューオ
「さ、遠慮しないで。
目の前の財宝に手を付けないなんて、海賊らしくないよ?」

デューオの言葉に応じるように、
固く閉じた蕾に肉棒を割り入れて行く。

とろとろと零れる愛蜜のおかげで、
何の引っ掛かりもなく肉棒は彼女の奥へ向けて進むが、

デューオ
「ひぁ……っ」

小さな悲鳴、そして何かを裂くような、微かな抵抗。

デューオの目元に浮かんだ涙の雫を指先でぬぐいながら、
互いの性器を馴染ませるように、
ゆっくりと時間をかけて彼女の中へと己を沈めていった。

デューオ
「…………は、入った……? 全部……?」

デューオ
「そ、そっか……本当に入るんだ……。
王子のおち○ちん、あんなに大きいのに……」

デューオ
「この中に……アタシの中に……王子のが……」

確認するように、数度膣口が締め付けられる。

唯でさえ狭くきついデューオに中にあって、
肉棒には、甘く強い刺激が絶え間なく襲い掛かってきていた。

デューオ
「んっふっふ、王子、声出てるよ。
口でしてあげた時も思ったけど……王子って結構カワイイよね」

若干の不服さを感じつつ、
抗議代わりに一度最奥を突いてやる。

デューオ
「ひやぁっ!? ……もー、ほんとのことなのに」

デューオ
「さ、せっかく手にした財宝なんだから、
ちゃんと、目一杯味わってよ?」

声にして肯定を返すと、デューオは薄く微笑んで、
両手をしっかりと壁について、

デューオ
「アタシも全力で、王子を攻めるからさ!」

――こちらが攻めるのではないのか?

そう疑問が浮かぶより早く、
デューオは力強く、肉棒を締め付けてきた。

不意打ちめいた強すぎる刺激に、
たまらず腰がびくりと跳ねる。

デューオ
「んぅぅっ……こ、これ……こっちも結構気持ちいいかも……」

デューオ
「ほら王子、ちゃんと動かないと、
アタシが王子をイかせちゃうよ……?」

――なるほど、攻めるとはこういうことか。

ならばと、とろけきったデューオの狭い膣道に、
えぐるようにしっかりと、己を叩き込む。

デューオ
「んひゃぁあっ!? そ、それ……素敵……ひやぁあっ!」

デューオ
「よぉし……どっちが先にイくか、一騎打ちだよ、王子!」

きつく狭い膣道が、デューオの締め付けによって、
さらに高い圧力を以て肉棒に襲いかかってくる。

それはさながら嵐の夜、船を襲う荒波のような苛烈さだった。

デューオ
「そりゃいい……んひぁああっ……んっ……ぁあああっ!!
それなら……王子のおち○ちん海賊船、
気持ち良く……あぁっ……転覆させてあげなくちゃね……!!」

デューオの圧迫に負けぬよう、
己を奮い立たせながら激しい抽挿を繰り返す。

それはこちらへ返ってくる刺激も強い、いわば両刃の剣。

しかし、愚息が転覆するより早く、
デューオを気持ち良く果てさせてやるには、
この攻めを続けるより道はないのだ。

デューオ
「ひやぁああぁんっ!? お、奥ぅ……っ!!
お腹のまんなか……ごつごつして……あぁっ!!」

子宮口を愛撫するように、ぐりぐりと腰を回してやると、
デューオの膣口はそれに応えるように、
きゅうきゅうと幾度も収縮し、愚息を締め付ける。

肉棒の先端から腰の奥、指先にまで、
びりびりと痺れるような快感が駆け巡り、
一瞬でも気を抜けば、即座に精液の防波堤は砕け散りそうだった。

デューオ
「ね、ねぇ王子……んやぁっ……
も、もうイきそうだったりしない……?」

デューオ
「そろそろアタシの奥に……ひやっ……だ、出したいとか、
そう思ったり……んぅぅぅぅ……し、しないかな……?」

どういうことだ、と問うまでも無かった。

デューオの尻やふとももは、ぴくぴくと痙攣し、
彼女の絶頂が近いことを暗に示していた。

このまま攻めの手を緩めなければこちらの勝ち。
そう確信して、さらに抽挿の速度を上げていく。

デューオ
「や、やらぁああっ……、
ま、まだ、イきたく……な……ひにゃぁああっ!?」

デューオ
「や、やらぁっ……アタシが、王子をイかせたいのにぃ……っ」

デューオの必死の締め付けが、肉棒を包み込む。

その刺激すら自身が果てる原因となっていることに、
デューオは全く気付いていない様子で、
さらなる膣口の収縮を以て、肉棒に抗ってきた。

デューオ
「ひやあぁあああああぁッ!?
や、やら……っ……大きくしないれ……王子ぃ……っ!?」

デューオ
「や、やら……やだぁ……ッ!!
イっちゃう……イっひゃ……あぁっ、ひやぁあぁあああッ!?」

背をのけぞらせ、デューオが甘い嬌声を上げる。

絶頂を示す強烈な刺激が肉棒に降り注ぎ、
デューオが果てたのに続いて、こちらも精液を最奥へと撃ち放った。

デューオ
「ひぁっ……お腹のなか、何か出て……んぅぅ――ッ!?」

再度の絶頂を伝える喘ぎと、強烈な収縮が、
尿道の奥から根こそぎ精液を吸い上げていく。

デューオ
「……ぁ……うぅ……うぅぅぅぅぅ」

いじらしく、しかしとろけたままの視線がこちらを射抜く。

デューオ
「……負けちゃったじゃんか」

そも、勝負を挑んできたのはデューオの方で、
俺は正々堂々とそれに打ち勝っただけなのだが。

デューオ
「そ、そうだけどさぁ……」

デューオ
「もう、アタシが勝ったら、今日は一日中、
アタシとえっちな事してねって言うつもりだったのにぃ……」

デューオ
「……えっ? 当然でしょ?
勝者は敗者を好きに出来るって、
こんなのは、海賊の基礎中の基礎なのさ」

勝者は敗者を好きに出来る……か。

ならば、とデューオに、ひとつの提案を投げかけてみる。

デューオ
「……んん? えぇと……えっ?」

デューオ
「一日と言わず、港に着くまでえっちな事を……?」

この美しく、気高い、既に友情以上のものを感じつつある娘と、
長く共に過ごせるのは、こうした船旅の時くらいしかないだろう。

ならば、貴重なその時間を、
有効に利用する名案ではないかと、重ねて問うてみる。

デューオ
「……それ、アタシが得してるだけじゃない?」

デューオ
「……王子も、そうしたい……って?」

デューオはしばし、首を捻っていたが、
やがてその表情を明るい、普段通りの笑顔で飾って、

デューオ
「よぉーし……そうと決まればもう一回戦だ!」

デューオ
「王子、港まであと三日、
存分にアタシといちゃいちゃしようね♪」

満面の笑みを浮かべるデューオ。

その表情と、着飾らない言葉を好ましく思いながら、
俺達はほんの数秒だけ、唇を重ね合ったのだった。