ディーネ寝室1 シーンテキスト

一人ベッドに横になり、今日の戦を思い返す。
次から次へと襲い来る魔物、今こうして
身体を休めている時間は貴重なのかもしれない。

そのとき、ふと後ろに人の気配を感じる。
殺気がないことで警戒を解くと、
現れたのはディーネだった。

ディーネ
「……王子、よろしいですか?」

肌着一枚で現れた彼女は、
ゆっくりと俺に歩み寄った。

ディーネ
「あ、もしかしてお休み中でしたか?
丁度よかった……。私に王子のマッサージを
させていただけませんか?」

ディーネはそう言うと、肩に手を置きゆっくりと
マッサージを始めた。

ディーネ
「毎日の戦いで疲れていらっしゃるようでしょうし、
たまにはこういったことをさせてください」

女性でありながら力は強く、程よい力加減に
俺はそのまま身を任せた。

ディーネ
「もっと力を抜いてかまいませんよ?
ほら……」

そう呟くと、彼女は背中越しに身体を密着させる。
彼女の大きくてやわらかい胸の感触が伝わり、
思わず身体がこわばった。

ディーネ
「だめですよ王子……。
もっとリラックスしていただかないと」

そうは言うが彼女の手は肩から背中へと徐々に
下へ降りていく。

密着した身体と彼女から聞こえる息遣いに、
俺のペニスが反応しはじめる。

さらに彼女は肌着を脱ぎ去り、
さきほどよりもより体温や鼓動が伝わる。

ディーネ
「ふふっ、王子の息遣いが伝わります……。
ここも……力が入っていますね」

彼女は俺のペニスに気づき、後ろから手を伸ばす。
温かい指が触れ、ぴくんと反応する。

ディーネ
「ここもマッサージして差し上げますね?」

制止しようにも、彼女の指はペニスをなぞり、
上下にこすり始める。

ディーネ
「おかしいですね……。リラックスどころか、
どんどん硬くなっていきますよ、王子」

どこか意地悪な言い方をしつつも、ディーネの
表情は伺えない。

しかし彼女の手は確実にペニスの竿をなぞり、
亀頭をやんわりと包み込んでいく。

ディーネ
「私の身体もどんどん熱くなっていくのが
わかりますか……?
王子の鼓動も早くなっていってます」

彼女の声は、いつも聞くものとは違って
まるで媚薬のように思えた。

甘くささやくようなそれは、
耳を犯すかのようにやわらかい。

ディーネ
「んっ……、王子のここを擦るたびに
ビクビクしてます……。
気持ち良いのですか?」

ペニスをしごく早さが増すほどに、
興奮しているのだろうか、彼女からも
喘ぎにも似た声がこぼれだす。

ディーネ
「もっと気持ちよくなっていいんですよ?
さぁ、王子……」

そう言ってディーネの手がさらに速さを増し
絶頂へと導く。

ディーネ
「イってください……、王子」

彼女は胸を少し離すと、乳首で背中をなぞるように
伝いはじめる。

その背中からくるぞくぞく感と彼女の手の動きに、
俺は小さくうめき声をもらす。

ディーネ
「あっ……」

それと同時に彼女の手に白い液を放った。

ペニスから放たれ手についた、トロッとしたその液を
後ろからディーネが嬉しそうに舐めとった。

ディーネ
「ふふっ、少しはリラックスできましたか?」

嬉しそうに微笑む彼女に、
俺は頷くしか他なかった――。