ディエーラ寝室1 シーンテキスト

ディエーラ
「王子ったら、どうしたんですか?」

柔らかな双乳に愚息を扱かれ、
所有者の意思とは関係なしに腰が震えた。

ディエーラ
「ビクビク震えちゃって、
もしかして気持ちよくてたまらなーい、とかですか?」

巧みに肉棒を弄ぶディエーラは、
まるでこちらの急所を知っているかのようだった。

あまりの気持ちよさに、すぐに果ててしまいたいと思う自分と、
もっとディエーラを味わいたいと願う自分がぶつかり合う。

ディエーラ
「もう、上の空さんなんですから……。
ちゃんと私と、ご奉仕されているおち○ぽを見ててくださいな」

ディエーラ
「私を買いたいって言ったのは……王子の方なんですからね?」

ディエーラの言葉は事実だった。

いつもの取引を終えた後、他に必要なものはと問う彼女に、
『ディエーラを買いたい』とからかってみたのである。

ちょっとした悪戯心のつもりだったが、
彼女は怯みもせず『夜にお伺いしますね』と返してきたのだった。

ディエーラ
「後からお代金をいただくのですから、
遠慮せずに私のおっぱいを堪能してください」

ディエーラ
「それとも王子は、胸の大きな女の子はお嫌いですか?」

翠玉にも似たきらめく瞳が、こちらの目を覗き込む。

取引の時にも見せる、物怖じひとつしない、
心の奥底を探るような魅力的な眼差しだった。

ディエーラ
「むむ、答えてくれないですね……」

ディエーラはうなりつつ、乳房で肉棒を翻弄し続ける。
ほんの一瞬すらも、こちらを休ませるつもりはないらしい。

そんなことを考えながら、
今にも破裂してしまいそうな快感に耐えていると、
彼女は思いついたように亀頭にひとつ口付けしてから、

ディエーラ
「さては、私の顔に見とれてますね?
あ、最後は顔に出しますか? ――別料金ですけど♪」

ぜひそうさせてくれ、
と僅かに残っていた余裕を振り絞って答えを返す。

日頃から旅をしているとは思えないほどに白く、きめ細やかな肌。
この顔を精液で汚せるのならば、
追加料金くらいは大した問題ではないだろう。

ディエーラ
「まいどあり、です♪」

追加料金のおまけだろうか、
感謝の言葉につづいて、小さな舌が鈴口を舐めあげる。

ディエーラ
「ぺろ……ぅわっ!?
何か出て……あっ、これが我慢汁ってやつですね……?」

ディエーラは、感嘆にも聞こえる声を漏らす。
ここまでの巧みな乳技に比して、随分と驚いている様子だった。

初めて舐めたのか? と思わず疑問が漏れる。

ディエーラ
「こんなの舐めるどころか見たことも――」

ディエーラ
「――あっ、い、いえ!
勿論ありますよ! えぇ、ありますとも!」

失礼な、とでも言いたげに、
乳房が亀頭の先までをも隠してしまう。

ディエーラ
「それ以上の質問は受け付けませんからねっ。
あ、言葉責めも追加料金ということでいかがでしょうか?」

どうやら、更なる詮索は阻まれてしまったようだった。

肩をすくめてみせると、
ディエーラはほっとした様子で奉仕を再開する。

ディエーラ
「んん……おっぱいの間で、ちゅくちゅくいってますね」

双乳に包み隠されてしまった肉棒からは、
見なくても分かるほどの先走りが溢れている。

一瞬でも気を抜けば、精液が射出され、
今夜のディエーラの美しい奉仕姿は見納めになってしまう。

もう少しの間、愚息には耐えて欲しいものだった。

ディエーラ
「我慢汁、どんどん溢れてて、
おっぱい擦り合わせると、ぬるぬるして……」

ディエーラ
「んぅ……王子の匂いが……濃くなって……」

ディエーラ自身もあてられたかのように頬を赤く染め、
愚息への奉仕を加速させてきた。

ディエーラ
「王子のおち○ぽ、はやくイきたいー! ってびくびくしてます」

ディエーラ
「我慢させたら可哀想じゃないですか。
ほらほら、今なら私の顔にかけ放題ですよ?」

肉棒が溶けてなくなってしまったのではないかと思う程に、
とろけそうな快楽の波が断続的に押し寄せてくる。

気を紛らわそうとディエーラの方を見ても、
目に入るのは彼女自らの手で美しく歪められた乳房と、
熱に浮かされ艶めく美しい乙女の顔。

もはや愚息は時間の問題どころか、
いつ決壊してもおかしくない状況にあった。

ディエーラ
「王子の我慢してる顔、可愛いですね。
……いじめたくなっちゃいます」

十分にいじめられていると反論しようにも、
ディエーラの献身的な奉仕は言葉を紡ぐことすら許さない。

ディエーラ
「あ、イきそうだったら声に出して教えてくださいね?
ちゃーんと私の顔に、出させてあげますから♪」

声を出すだけの余裕は一切無かった。

ディエーラ
「きゃぅっ!?」

下から突き上げるようにして、
先端を双乳のるつぼから解放し、熱いほとばしりを撃ち上げる。

限界まで堪えきったが故の、
頭がしびれるような快感が脳裏を焼いていく。

ディエーラ
「これが精液……はむ……ちゅぷ……」

顔だけでなく、髪まで白濁に汚したまま、
ディエーラは鈴口から尿道に残った精液を吸い上げる。

管の奥からじゅるりと、
個体のような白濁が引きずり出され、再び腰に震えが走る。

ディエーラ
「……あ、これ飲んで差し上げるのも、
別料金ってことでご提案できたりしますけど……」

どうします? と言わんばかりに翠玉の瞳がこちらへ向けられる。

ディエーラは顔中に飛び散った精液を指先で集め、
小さな舌先に湛え、示してきた。

好き放題に遊ばれているような気がしつつも、
ここまで来たら最後まで、と頷き返した。

ディエーラ
「……んっ……んく……ぷぁっ」

飲んだ証拠、ということだろうか、
ディエーラは舌先をこちらへ見せて、微笑みかけてきた。

ディエーラ
「ごちそうさまでした♪」

ディエーラ
「それにしても――思ったより変な味じゃなくて一安心です……」

愛らしい笑顔と、時折混じる初な言葉に苦笑が漏れる。

ディエーラ
「笑わないでくださいよぅ……
すごく苦かったりしたらどうしようって不安だったんですから」

ディエーラ
「あぁっと! 忘れるところでした」

ディエーラは、本心か仕事用か判別のつかない、
悪戯めいた微笑みでこう言った。

ディエーラ
「私、一応非売品ですので。
こういうことしたって誰かに話しちゃだめですよ?」