テルマ寝室1 シーンテキスト

テルマ
「失礼します」

テルマは寝室に入り、
俺の姿を見つけると怒ったように
頬を膨らませた。

テルマ
「私、これでも忙しい身なんですよ?
今だって実験途中だったのに……」

実験をしているときはまるで子供のように
はしゃぐ彼女だが、それを邪魔されると
こうして頬を膨らませる。

テルマ
「それでなんですか?」

ここに呼んだ理由を話すと、
彼女は怒った顔から途端に
顔を真っ赤にさせた。

テルマ
「あ、あの、ですね。私は錬金術師なんです。
なぜそんなことを……」

そういって去ろうとした彼女を引き留め、
俺はある提案をした。

テルマ
「私が王子の攻めに耐えられたら勝ち……。
イったら負け……って、私にメリットが……」

そう言い放つ彼女の言葉を制止して、
続きを話した。
すると、途端に彼女の目が見開く。

テルマ
「研究室を増やす……!?」

頷くと、彼女は研究の為……!
といいながらそれに応じた。

ひとまず服は脱ぐように指示をすると、
彼女はキッとこちらを睨みながらも
しぶしぶと従った。

テルマ
「研究のためとはいえ……。
王子って意外と卑怯なんですね」

とはいうものの、その姿では、
なんの威嚇にもならない。

服を脱ぎ終えた彼女をベッドに押し倒すと、
改めてその体をまじまじと見つめた。

普段はローブを羽織っているためわからないが、
豊満な胸と、肉付きのいい体に思わず息をのんだ。

テルマ
「は、早くしてください。
このままじゃ冷えて風邪ひくじゃないですかっ」

またしても睨む彼女に軽く謝りつつ、
俺はその体に触れた。

弾力のある肌はなめらかで、
大きな胸が揺れている。

テルマ
「く……」

つぅーっと指を滑らせ、
俺は彼女に足を持ち上げるように指示をした。

最初はしぶった彼女だが、研究の為、と
おそるおそる足を持ち上げる。

すると彼女からも秘部が見えるような体勢に
になった。

テルマ
「こんなことになるなんて……。
屈辱です」

そうつぶやく彼女の秘部に指で触れてみると、
途端に足がぴくっと動いた。

秘部の周りから攻めていき、
二枚の花弁の中にある蕾にふれると
彼女が甲高い声を上げる。

テルマ
「ひぃあんッ!」

その言葉を聞いて俺は指で蕾を
いじり始めた。

テルマ
「そんな、とこ……っ、アッ、ん……っ!
ひぁっ……!」

指先にぬるりとした感触がある。
それを絡め膣内に一本だけ挿入する。

テルマ
「ひぃッ……! あッ、あ、はぁ……ッ!!」

そのまま中をまさぐるように
指を動かしていくと、彼女の目が潤み始めた。

テルマ
「あ、ふぁ、んッ……、こんな、はず……、
じゃ……っ、ふぁああんッ……!」

ぐりぐりと中をかき回していき
もう一本指を増やしてみると、
とたんに足をぐっと掴み始めた。

テルマ
「ぁあっ……! また……指が、
増えて……っ!! あッ、あんっ……!!」

膣内からこぼれだす愛液に俺は口元を吊り上げる。
そしてそのまま二本の指で中を激しくかき回した。

テルマ
「ひぁああんっ、あっ、ま……、ああんッ!!
ふぁ、そこ、だめ……っ! あっ!
んぁあッ……!」

飛び散る愛液が彼女のお腹にかかり、
膣内が指を締め付けていく。

俺は指を軽く折り曲げて、彼女の弱い部分を
こすりあげた。

テルマ
「だめっ、そこはっ……!
だめ、ですぅうううッ!!!!」

ブシッと秘部から液体が吹き出した。
潮を吹いた彼女の膣内から指を引き抜くと、
トロ……と、蜜が垂れ落ちる。

テルマ
「う……、うぅ……っ、イってしまった……ッ。
こんな……こんなはずじゃなかったのに……っ!!」

本気で落ち込んでいる彼女に、
実は研究室は増やそうと思っていたことを告げる。

テルマ
「え? もしかして、最初から……?」

本来呼んだのはその件だったのだが……。
というと、彼女が肩を震わせた。

テルマ
「じゃあわざわざこんなことする必要なかったじゃ
ないですかっ!!
やっぱり王子は卑怯者です!!」

そう大声で言い放つと、
衣服をひっつかみ着替え始める。

テルマ
「……ですが、研究室の件は
とりあえず感謝しておきましょう」

そう呟くと、彼女はばたばたと寝室を出ていった。