チャーミィ寝室2 シーンテキスト
夕暮れ時、チャーミィの私室。
チャーミィのある我儘を叶えるか、否か。
その答えは、この性交の結果にかかっていた。
寝台にうつ伏せになり、ねだるように尻を振るチャーミィに、
再度この交わりの勝利条件を提示する。
チャーミィ
「うんうん♪ わかってるわかってる♪」
チャーミィ
「相手をイかせた方の勝ちで……」
チャーミィ
「私が勝ったら新しいぬいぐるみを買ってもらう、
王子様が勝ったら、私が何でも言うことを聞く、だよね?」
先日はチャーミィの一方的な約束により、
俺は特大のぬいぐるみを買わされてしまったのである。
今夜こそ『我儘を言えば何でも手に入る』というのは、
大きな間違いなのだということを教えてやらねばなるまい。
チャーミィ
「はいはい♪
この前あんなに簡単にイっちゃった王子様が、
私に勝てるはずないけどね~?」
余裕のありそうなチャーミィの声を聞きながら、
愚息の先端を、ぴったりと閉じた秘裂にあてがう。
念入りにほぐしてやったにも関わらず、
チャーミィの秘所は零れた愛蜜で濡れながらも、
穢れを知らぬ子供のように淑やかにその形を保っていた。
チャーミィ
「んっ……失礼な……。
私そんな淫乱じゃないし……」
先日はおねだりをするために、
俺を縛り上げた娘の言うこととは思えなかった。
すぐに化けの皮を剥がしてやろうと、
閉じた入り口に添えた肉棒を、愛液の導きに従う様に押し進める。
チャーミィ
「ひぁっ……んっ……あっ――」
ぷつっと、ほんの小さな抵抗を破ったような感触があった。
チャーミィ
「痛ぁっ……くないぃぃ……うぅぅぅ~っ」
――初めて、だったのか?
チャーミィ
「ば、ばかぁッ!! そういうこと聞かないでよぉっ」
しかし、痛みに身体を震わすチャーミィを、
そのままにはしておくことは出来なかった。
チャーミィ
「は、初めてに決まってるもん……」
チャーミィ
「おっぱい見せたのも……」
チャーミィ
「おち○ぽ舐めたのも……」
チャーミィ
「え、えっちに誘ったのだって初めてだもん……」
そうまでして、ぬいぐるみが欲しかったのだろうか。
身体を重ねるという行為の重要さと、
ぬいぐるみが欲しいという欲求を天秤にかけ、
少しだけ、悲しい気持ちを抱いていると、
チャーミィ
「……鈍感っ! 鈍感王子ぃ!!」
ぎゅぅ、と膣口が締め付けられ、
愚息に甘い抗議の刺激が降り注ぐ。
チャーミィ
「んぁっ……王子様じゃなきゃ、こんなことしないもん……」
チャーミィ
「だから……ね?
勝ち負けは置いておいて……いっぱい、えっちしよう……?」
チャーミィの淡い気持ちが、繋がりあった性器を通じて、
まるで鼓動のように伝わってきた気がした。
これは、もはや勝ち負けや、
ぬいぐるみを賭けた戦いなどではない。
チャーミィを優しく抱いてやる、その一事の為に、
ゆっくりと、慎重に、彼女の身体をいたわるように抽挿を始めた。
チャーミィ
「んぅ……ひぁっ……」
チャーミィ
「ふぁああっ……!?
王子様の……お、おっきくなった……?」
チャーミィの気持ちが伝わったからだろうか、
亀頭には更なる血流が流れ込み、
痛いほどにその身を膨張させていた。
彼女の膣内も、指で触れた時以上に蜜液を溢れさせ、
初めての交わりとは思えない程に優しく、
愚息を包み込み、受け止めてくれている。
チャーミィ
「ひやぁっ……お、おっきいのは分かったから!
これ以上大きくされたら……私のここ、壊れちゃうよぅ……」
チャーミィが壊れる程に大きく膨らんだとしたら、
俺の愚息もただではすまないだろう。
そんな冗談を言い合いながら、
ゆったり、のんびりと抽挿を続けていると、
次第にチャーミィの中が、肉棒に馴染んでくるのが伝わってきた。
チャーミィ
「そういう言い方、ひぅっ……えっちぃ……」
チャーミィ
「でも……うん、もうそろそろ、
王子様の好きなように動いちゃって、大丈夫だよ……?」
互いの性器が、チャーミィの愛液を介して馴染んでいくのは、
まるで心が満たされていくような充足感があった。
こちらをとろけた表情で見つめるチャーミィに、
浅く頷き返し、徐々に抽挿の速度と深さを増していく。
チャーミィ
「ひぁあっ……こ、これ……すご……ひやぁっ……」
チャーミィ
「体中……ぽかぽかしてきて……んきゃぁっ……!?
王子様に……抱っこされてる……みたい……ひぁあっ!!」
チャーミィ
「も、もっと抱っこしてやるって……きゃぅぅっ!?
ひぁっ、あぁっ……へ、変な声、出ちゃ……んやぁっ!?」
膣奥を突く度に、可愛らしい喘ぎと、
柔らかな締め付けが返ってくる。
チャーミィ
「あ、当たり前……だし……ひぁああっ、
だって……王子様と……えっち、してるんだもん……っ」
チャーミィ
「こんなの……んやぁっ!?
気持ち良くないはず……ひぁっ……ない、もん……っ!!」
チャーミィ
「だ、だかりゃ……ひやぁあっ……、
もっともっと……王子様のおち○ぽ……私にちょうらい……?」
チャーミィの望みに応えるように、
限界まで張りつめた肉棒を、彼女の膣道に幾度も走らせる。
少しずつ高まる射精への欲求を、
もっとチャーミィを気持ち良くしてやりたいという願いで抑え込み、
柔らかな彼女の中心を、執拗に、何度も貫き続けてやった。
チャーミィ
「んや……あぁあっ!?
そこ……そこらめっ……一番奥ぅ……ッ!?」
痛かったか? と慌てて抽挿を止めると、
チャーミィも同様に慌ててこちらを振り向き、
チャーミィ
「違……っ!! だめじゃない! だめじゃないから!!」
チャーミィ
「王子様のがすっごく気持ち良くて、
思わずだめって言っちゃ――ひやァッ!?」
そんなに慌てる程気持ちよかったのか、と胸をなでおろし、
チャーミィの言葉が終わるより早く抽挿を再開した。
この辺りが性感帯なのだな、と学習し、
念入りにチャーミィの反応が良い所を亀頭で突き上げ続けてやる。
チャーミィ
「んきゃぅぁああぁ……ッ!!」
チャーミィ
「ば、ばかになっちゃう……ッ!!
こんなの、あたまおかひく……なっひゃ……ッ!?」
チャーミィの膣口はひくひくと収縮し、
彼女の限界が近いことを、言外に伝えてきていた。
こちらもそれに応じるように、
腰の奥で渦巻く、抑えつけていた欲求が、
徐々に膨れ上がりつつあることを感じている。
チャーミィ
「んやぁぁあああっ!?
ちょ、ちょっとまっひぇ……ッ!!」
先程、駄目と言われたが、
実際には駄目では無かった事を思い出す。
この『待って』も、おそらくは『もっと』の意なのだろう。
こちらも、ほんの少しの刺激でも破裂しそうな、
射精への瀬戸際にあったが、
チャーミィの願いを叶えてやらないわけにはいかなかった。
チャーミィ
「ち、ちが……ッ!? んやぁッ!! ひやぁん!?」
チャーミィ
「あぁっ……ひぁっ……も、もう……ッ」
チャーミィはシーツを握りしめ、
何かを訴えるような視線がこちらへ向けてくる。
互いの感じている快感は、そして考えている事は、
きっと同じものなのだろうと、不思議な直感があった。
絡み合う視線で、無言の内に互いの意思を読み取って、
彼女の最奥に精液を注ぎ込むべく、
限界まで抽挿の速度を上げていく。
チャーミィ
「んやぁああッ……く、くりゅ……気持ちいいの……っ」
チャーミィ
「ひぁ……ッ、お、王子様ぁ……っ!!
い、一緒に……一緒にイっひぇ……ッ!!」
ぎゅぅ、と肉棒を一際強く締め付けられる。
それを契機に、
抑えつけていた欲望を、余すところなくぶちまけた。
チャーミィ
「ひやぁああぁぁああぁ……ッ!?」
互いの快感が、性器を通して循環しているかのような心地よさが、
じんわりと全身を満たしていく。
繋がりあったままの秘所からは、
二人の体液が混ざりあった液体が、ごぽりと溢れ出していた。
チャーミィ
「ん……うぅぅ……」
チャーミィ
「ひぁっ……び、びくびく……してるぅ……」
チャーミィ
「えへへ……でもこれで……」
これで?
チャーミィ
「王子様をイかせたから、
おっきいぬいぐるみ、買ってくれるよね……?」
その約束は無かったことになったのではないだろうか。
チャーミィ
「勝ち負けは置いておいただけだもん♪
無かったことにはしてませーん♪」
チャーミィ
「あ……でも……私も同時にイっちゃったから……」
ずるりと、秘所から性器を抜き出して、
チャーミィは緩慢な動作でこちらを振り向いて、こう言ったのだった。
チャーミィ
「私も王子の言うこと、なーんでも聞いてあげるね♪」