ゾラ寝室2 シーンテキスト

堂々と部屋に入ってきたゾラを
見た瞬間から、悪い予感はしていた。

しかし、逃げるという選択を
する気にはなれず部屋にいると
持ってきていた縄で拘束された。

ゾラ
「あんたもモノ好きだなあ。
まあ、逃げても捕まえる気では
いたんだけど」

そういって彼女は喉を鳴らしながら、
掴んでいた縄を引き寄せる。

その反動で縄が締められ、
思わず顔がゆがむ。

ゾラ
「ああ……いいねぇ。
その苦痛を我慢する顔……。
私はあんたのそんな顔が見たいんだよ」

ゾラは俺を見下ろしながら楽しそうに笑い、
自由を奪った体の性器を手にし、
自分の股に挟んだ。

ゾラ
「こうして、股に挟んで
あんたを辱めるのもいいけど……。
一方的に犯すほうが楽しそうだ」

口元を歪め、ゾラは半勃起ち
状態のペニスを膣の中へ挿入していく。

ゾラ
「……あぅっ……こうも
あっさり入るなんて……。
私の中の感想はどうだ?」

ゾラはゆっくりと抽送を始め、
彼女が動くたび、縄が体に食い込んでくる。

痛みから逃れるようにもがくが、
解かれるわけもなく、縄はますます
締め付けを増していった。

ゾラ
「あはははっ、いいねぇ! 激しくされると、
縄が皮膚に食い込んで痛いんだろ?」

ゾラ
「でも、んぁッ、変態の素質が、ある
あんたには、それが気持ちいいんだろう?」

ゾラ
「それに、あんたが動くと、あ……っ、んんっ!
私が気持ちよく……なるんだよ」

体を動かすと陰茎が肉壁を
擦り上げるように締め付け、
背筋がゾクゾクする。

それに反応して、ペニスが
さらに膨張する。

ゾラ
「んッ、あっ……、ははっ。やる気に
なってきたみたいだな。
負けを、認めたってわけか、んッ」

ゾラ
「うぁっ、犯されるの、気持ち、
いいんだろう? んはぁッ、もっと、
激しくしてやろうか? んんっ……!」

ゾラは言葉通り、腰を上下に
激しく動かし始めた。

ペニスに粘膜がまとわりつき、
同時に膣壁がぴたりとくっついてくる。

筋肉質のせいかゾラの膣の力はすさまじく、
気を抜けば腰が浮きそうだ。

ゾラ
「い、いいよッ、アッ、すごくいいッ♪
ほらっ、もっと、興奮しちゃえよ。
あぁんっ、あんたのその顔……いいねぇ」

屈服したペニスは絶頂に
向けて腰を突き動かす。
そして――。

ゾラ
「くぅっ、ああっ、でてる、
濃厚ザーメンっ、溢れるぐらい、
出てきてるぅうっ」

我慢の限界に達した性器は、
膣の中に収まったまま、
欲望を解き放つ。

ゾラ
「あははっ、苦しそうな顔、
すごくいいな……はあ。
ずっと見ていたいぐらいだ」

うっとりとした表情は
肉食獣に見下ろされる
気分で落ち着かない。

顔を逸らし性器を抜こうとするが――。

ゾラ
「ああっ、何してんの。
あんたは満足したかもしれないけど……ねえ」

ゾラ
「私はまだ全然満足してないんだよ。
最後まで、付き合ってもらうから」

白い歯を見せ、縛り上げた
ロープを引っ張った。