セーラ寝室3 シーンテキスト

セーラ
「お、お待ちください、ご主人様……っ、
……このようなところで、なんて……んッ、ぁぁ――」

彼女にしては珍しい狼狽の声音を耳にしながら、
俺はセーラを背後から抱き締めて首筋にキスをする。

常に冷静な彼女が、こうして驚くのも無理はない。
セーラはただ、俺の部屋を掃除しに来ただけなのだから。

セーラ
「待って……んっ、ぁ……だめ、です……、
ふぁぁ、あぁっ……ご主人、さまぁ……っ」

セーラの秀麗な顔に羞恥の赤が広がるにつれ、
俺の中で、愛おしさと加虐の念が増えていく。

気づけば、彼女を窓際に押し寄せて、
貞淑さの証とも言えるメイド服を乱暴に脱がしていた。

セーラ
「ひぁっ、ぁあっ……そん、な……ダメ、です……っ、
ここからでは、誰かに見られて……んっ……やぁっ、ぁあん……」

拒絶の言葉を口にしながらも、
メイドの性に抗うことはできず、
セーラの身体は俺の求めに応じてしまう。

露わになった未踏の雪原のような美しい背に
キスを落としながらスカートをたくし上げ、
興奮に肥大する男根を秘部へと押しつけた。

セーラ
「――んっ、ぁあっ……もう、そんなに大きく、されて……っ」

何をされるのか理解していたからだろうか。
はたまた、彼女もこうなるのを期待していたからか。
既に愛液をにじませていた膣口は、あっさりと俺を受け入れた。

セーラ
「んふぁあっ――!
あっ……ぁあっ……ご主人様の、がぁ……ッ、
んぁあっ……は、入って……やぁっ、ふぁああんッ」

一気に奥まで突き込むと、雷撃を打ち込まれたかのように
セーラの美しい身体が大きく震えて快楽を享受する。

容赦無く与えられる快感の衝撃に耐えようと
セーラが窓際のカーテンを強く握るが、
そのいじらしい所作が余計に俺を興奮させた。

セーラ
「ふぁっ、あっ、ぁあっ、ぁあんっ、んっ、んんぅああっ!
そん、なっ……いきなり、激しすぎます、ご主人様ぁ……ッ!」

セーラ
「これでは、すぐにイッてしまいますぅッ……んっ、ふぁあ、
あっ、やぁあ、あっ、んふぁあっ、やぁああンッ――!!!!」

一際大きな嬌声と共にビクンと身体を震わせて
絶頂を迎えたことを示すと、
セーラの熱く濡れそぼった膣肉が締め付けを厳しくした。

セーラ
「はぁ……はぁ……も、申し訳ありません……んっ、ぁあっ……、
お許しも無く……ひとりで、勝手に……あっ、ふぁあ……、
イッてしまって……はぁ、ぁっ……んっ、んんぅ……ッ」

こちらを振り返りながら謝意の言葉を紡ぐセーラに、
気にすることはない、と囁きながら、
その美しい身体を背後から抱き締めて唇にキスをする。

セーラ
「ふぅ、む……ちゅっ、ちゅぷ……ふぁっ、あっ……、
ごしゅじん、さまぁ……ちゅ、ちゅぅ……んふぅっ……、
ふぁあっ、あっ……んぁあっ……」

唇を重ねながら、ゆっくりと舌を絡ませる。

甘く温かな唾液のぬめりと、
彼女の積極的な舌使いの見事さに、
脳髄が溶けていくような心地よさを覚える。

陶酔しかける意識に流されるまま、
セーラの豊かな乳房に手を這わせた俺は、
その柔い触感を楽しむように思いのまま揉みしだいた。

セーラ
「――んふぅっ、んぅ……ちゅ、ちゅる……ぷ、ぁっ……、
だ、だめです……んっ、ぁあっ、あっ、やぁあっ……、
そんなに、乱暴に……されてはぁっ……んっ、はぁあんっ!」

得も言われぬ柔らかさと適度な弾力を備えた
セーラの豊乳を意のままに玩びながら、
更なる快感を得ようと腰の動きが加速していく。

セーラ
「やぁっ、ああっ、ぁあんっ、んっ、ふぁああんっ!
ら、らめぇっ……あっ、ふぅぁっ……ご主人、さまぁっ……!」

端正なセーラの顔は淫らに蕩け、
声にも平時の淑やかさが消えていく。

その様があまりにも愛らしく、
もっと彼女の乱れた姿が見たいと、
快楽に尖りきった乳頭を摘まみ上げながら抽挿を激しくする。

セーラ
「――んふぁあンッ! んっ、やぁあ、ふぁああんっ!
そんな……同時に、だなんて……ッ!
あっ、ぁああっ……ご主人、さまぁっ!」

きゅっきゅっ、と締め付ける膣肉の抱擁が、
主人の精液を欲するように際限なく強く、激しくなっていく。

その強圧に屈するように、
腰奥から欲望の波頭が迫り上がってきたのを感じると、
俺は絶頂へ向けての最後の苛烈さを抽挿に加えた。

セーラ
「ふぁあっ、ぁあっ、ひぁっ、ぁっ、やぁああんっ!
は、はいぃっ……遠慮、なさらずにぃ……私の、なかっ……、
いっぱい、ご主人様の……お出しくださ……ふぁっ、ぁあんっ!」

淫らな熱にうかされながらも、
セーラは心身の残った僅かな奉仕の精神を以て、
あくまでメイドとして振る舞おうと言葉を紡いでみせる。

セーラ
「一緒に……ご主人様と、いっしょ、にひぃっ、あっ、ぁあんっ!
イキたいですぅ……あっ、ぁあっ、お願いしますっ……んっ、ぁあ、
ご主人様ぁ、だして……いっぱい、射精してくださいぃぃっ!!」

艶やかな声で懇願されながら、
媚肉の抱擁が与える快楽に身を任せ、
セーラの最奥にありったけの情欲を吐き出した。

セーラ
「――ふゃぁああぁっ! あっ、ぁあっ、んふぁあああンッ!!
でて、ますぅっ……たくさん、ご主人様のせーえきぃ……っ、
ふぁっ……あッ、らめぇ、イクっ、またイッちゃいますぅぅっ!」

膣中に射精されながら、
セーラが今日何度目かの絶頂を迎え、
美しき身体をしならせながら快感に震える。

セーラ
「ふぁぁっ、ああぁっ……ご主人、さまぁ……」

ようやく全てを吐き出し終えた俺は、
ゆるゆると膣口からペニスを引き抜くと、
支えを失ったセーラが、力なくその場にへたり込んだ。

見れば、未だ俺の形を保ったままのセーラの秘所からは、
収まりきらなかった白濁の粘液がゆっくりと溢れ出していた。

セーラ
「ふぁあっ、ぁっ……はぁ、んんんぅ……、
こんなに、たくさん……お出しに、なるなんて……」

セーラ
「はぁ……はぁ……
よほど、溜まってらしたのですね……」

興奮の名残を残した荒い息づかいのまま、
セーラは上目に俺を見つめ、優しく微笑んでみせる。

慈愛とも形容できるほどの、
その美しい笑みに安堵しながら、
俺は彼女の隣に座り、セーラを抱き締める。

そして、
乱暴にしてすまなかった、と伝えた。

セーラ
「お気になさらないでください……」

セーラ
「私が頑丈なのは……ご存じでしょう?」

冗談めいた言葉を紡ぎながらも、
セーラは俺の頭をゆっくりと撫でる。

セーラ
「それに……ご主人様の求めに、
全て応じてこそ、真のメイドですから……」

そうは言いながらも、
最初は焦っていたようだが、
と意地悪な言葉を向ける。

セーラ
「……そ、それは……」

セーラ
「窓の外から……誰かに見られでもしたら、
仲間の女性の皆様に、申し訳が立ちませんし……」

セーラ
「その……私は、あくまでも……ご主人様のメイドなのですから……」

それは、ある意味で拒絶の一言にも感じられた。

だからだろうか。俺は彼女に、
たとえ見られたとしても構うものか、と告げていた。

自分にとって、最も愛すべき存在が誰かなど、
既に分かりきっていることなのだから。

セーラ
「そのようなご冗談は、笑えません……ご主人様」

言いながらも、彼女の頬には
先ほどの行為で生じたものとは異なる、
可憐な色が淡く浮かんでいる。

そんなセーラの恥じらいの所作が愛らしく、
熱を帯びた頬に、ゆっくりとキスをして、
想いのままに愛しさを伝えるための言葉を紡いでみせた。

セーラ
「……そうやって、また……私を困らせるのですね、ご主人様は……」

セーラ
「ですが……そんなご主人様だからこそ、私は…………――」

――貴方様を愛してしまったのです。

想いを込めた言葉を囁くと共に、
セーラは瞳を閉じて、俺にキスをする。

そして、顔を隠すようにして俺に抱きつくと、

セーラ
「ご主人様……。
もう少しだけ、このままでいても……よろしいでしょうか?」

と少しだけ甘えるように訊いてくる。

そんなセーラの願いに応えるように、
俺は優しく、けれど確かな力でもって、
彼女の身体を抱き締めるのだった。