セブン寝室1 シーンテキスト
セブン
「ほ、ほら……これで満足か?」
靴下に包まれた小さな両足が
左右からペニスを挟み込んでいた。
蒸れた布越しに暖かな体温が染み込んできて、
その心地よさに思わず愚息が小躍りする。
セブン
「うわッ!? な、なに動いてんだよ?
気持ち悪いからじっとしてろっての!」
セブンは不満げに眉をひそめて俺を睨む。
そんな口を利いていいのかと俺はたしなめた。
セブン
「う……わ、悪かったよ」
セブン
「……でも、部屋に盗みに入ったくらいで
こんなお仕置きをさせなくてもいいだろ?」
俺は溜息をつき、
もっと厳しい仕置きが必要かと訊ねる。
セブン
「いいって、もうこれ以上は勘弁してよ」
セブン
「ったく……足でこすって気持ちよくすればいいんだろ?
くそっ、この変態王子め……」
ぶつぶつと不平を漏らしながらも、
セブンは律儀に足での奉仕を続ける。
ざらつく繊維の感触が、
むずがゆいような快感となって腰奥を疼かせる。
セブン
「――のわッ!? な、なんか先っぽから出てきた……」
セブン
「……え? これ、気持ちいいってことなのか?」
セブン
「こ、こんなのが気持ちいいなんて……。
訳分かんねえな、まったく……」
つま先がカリ首の段差を無遠慮に引っ掻き、
思わず仰け反ってうめきを漏らす。
だが、そんな痛みすらも
セブンの足によってもたらされたものだと思うと
倒錯的な愉悦に変わっていった。
蔑むような視線さえ、今は不思議と心地よい。
セブン
「ん、ふっ、くぅ……っ。
そ、そろそろ終わっていいだろ?
このままじゃ疲れて足が吊っちまうよぉ」
恨めしげな視線を投げるセブンに、
まだ反省が足りないようだなと溜息混じりに返す。
セブン
「じょ、冗談だって……。
冗談だから早いとこイってくれよ? な?」
それはセブン次第だ、と意地悪く返す。
セブン
「く、くっそぉぉ……、
人が下手に出てりゃいい気になりやがってぇ……っ!」
苛立ちをぶつけるかのように
セブンの足裏が強く肉棒を挟み込むと、
そのまま激しくシゴきはじめる。
強烈な圧迫感に射精感が煽られ、
意図せず腰が浮き上がる。
セブン
「な……なんだよその顔は?
こんなに乱暴に扱われて、気持ちいいのか?」
ふいにセブンの白い頬にほのかな赤みが差す。
セブン
「――ふ、フン。
じゃあお望み通り、もっと激しくしてやるよ」
そう言うなり、乱暴なほどの勢いで
根本から先端までを苛烈に擦り上げてきた。
両足の土踏まずが形作る空間が
極上の女性器のようにきつくペニスを締め上げ、
擬似的な性交感をもたらす。
ふとセブンの股間に目をやると、
下着のクロッチ部分に楕円形の染みが広がっていた。
セブン
「は、はぁ!? こ、興奮なんてしてるわけないだろ?
こんな汚いチ○ポ触らせやがって……。
調子に乗るのも大概にしろってんだ!」
セブン
「はぁ、はぁ……っ。
……くっそぉぉ、さっさとイけっての!」
苛立たしげにそう言い放つと、
セブンは両足の指で亀頭をつかみ、
袋の口を開けるように鈴口を開かせようとした。
射精を強いるようなその仕草に焚き付けられ、
たまらず抑圧を解いて白精をぶちまけた。
セブン
「――ふわっ!? わっ、わわっ!
な、なんだこれ……んっ、んぅぅ……ひゃあッ!?
こんなに……ふぁっ、で、出るもんなのか……?」
間欠泉の如く湧き出る白濁に
セブンはしばし目を丸くしていたが、
セブン
「ふ、ふざけた射精しやがって……。
お気に入りの靴下がドロドロになっちゃったじゃねーか」
ふいに我に返ったセブンは、
再び挑戦的な視線でこちらを睨み上げた。
あまり生意気な口を利くようなら
もっと厳しい仕置きをするぞと警告すると、
セブン
「こ、これ以上やらしいことをさせるつもりかよ……」
柔らかそうなセブンの頬が
見る間に紅潮していった。
セブン
「も、もっとヤらしいことっていったら……
……アレしか、ないよな?」
ブツブツと独りごち、ごくりと喉を鳴らす。
股間の染みは先刻よりもその範囲を広げ、
セブンの割れ目の形をくっきりと浮かび上がらせていた。
その淫らな光景に微笑を浮かべつつ、
おそらくセブンの想像通りの仕置きになるだろうと告げる。
セブン
「ふ、ふざけんな!
だれがアンタみたいな変態なんかと――」
そう思うなら今後は言動を慎むことだ、と
セブンの言葉を遮って言うと、
セブン
「わ、わかってるって。
もうアンタの物を盗んだりなんてしないよ」
セブン
「これ以上のお仕置きなんて、
たまったもんじゃないからな……」
恥ずかしそうに頬を染めてそう呟くと、
セブンはそそくさと部屋を去っていったのだった。