スー寝室1 シーンテキスト
スー
「ふむ……、これが王子の寝室か。
なるほど、私の想像よりもずいぶんと広いな」
シャラ……と装飾品を鳴らしながら、スーが
寝室にやってきた。
周りをまじまじと見ながら、自分の故郷と比べているのか
ブツブツと何かを呟いている。
スー
「……さて、私を呼んだのは大体見当がついている」
スーがそう言って俺に抱き付いた。
俺を見上げる形になり、彼女は小さく笑った。
スー
「まぁ、せっかくだ。たまにはこういったのも
悪くないだろう」
その時、抱き付かれた状態でそのまま後ろに
押し倒される。
丁度後ろにベッドがあり、体がシーツに沈む。
スー
「ははっ、いきなりだったか。
だが、王子は何もする必要はない。
ただ横になってくれればいい……」
スーはそういうと、俺の下半身に手を伸ばし
衣服の下に手を滑り込ませる。
履いていたものを取り払うと、
彼女はにやりと笑った。
スー
「なんだ。すでに少し硬くなってきてるじゃないか」
嬉しそうにペニスを握り、やわやわと擦りだす。
その慣れた手つきにソレはすぐに反応を示していた。
スー
「ふむ、だがまだ柔らかいか……。
しかし、すぐに硬くなるだろう。
安心しろ、すぐに気持ちよくなる」
どこか楽しそうに笑みを浮かべつつ、
ペニスをつぅーっと撫で上げる。
スー
「それにしても、王子の男根は大きいんだな。
見ているだけで私自身も濡れてくる……」
うっとりとした瞳で竿を撫で、
指先でカリ部分を刺激する。
わずかに俺の口から声が漏れると、
彼女は満足そうに目を細めた。
スー
「んっ、すごいな……。
どんどん硬くなっていく」
スー
「ここをこう触られると感じると聞いたが……」
そう呟いて、スーがカリに触れつつ
もう片方の手で竿をしごき始めた。
びりっと背中を電流が走るような感覚が襲い、
わずかに腰が浮いた。
体を密着させているせいか、
彼女の体温が直に伝わる。
スー
「我慢する必要はない。
快楽に身を委ねればいいんだ」
スーの手が俺の男根を優しくこすり、
柔らかな刺激と時折走る強い衝撃が
入り混じる。
スー
「こうして体を寄せていると、
王子の鼓動が私に伝わってくる……」
スー
「んっ……、私の手でおさまりがきかないほど
大きくなってきているぞ?」
激しく上下にペニスを擦りあげ、
そのあまりの快楽に抵抗できない。
スー
「王子の声、もっと私に聞かせてくれ。
んッ……、ふふっ、もっと……」
彼女の頬は紅潮し、亀頭から零れる精液に目を細め、
舌なめずりをした。
スー
「見えるか? 王子の欲望が溢れてきている……」
彼女の指使いに声は止まず、
どんどんと絶頂へと促されていく。
それに伴って彼女の鼓動が早くなっていくのが
伝わってくる。
スー
「ははっ、腰が浮き始めているぞ、王子。
遠慮することはない。
己の欲のままに解き放てばいい」
そういってスーの手が、いっそうスピードを上げる。
欲が尿道を駆けあがり、今にも外にはじき出されそうだ。
そして彼女の指が亀頭に達した時、
内にためていた白い欲を外に吐き出した。
スー
「ははっ、どうやらイったみたいだな。
私の指使いはどうだ? 悪くないだろう」
むしろ最高だった、という言葉をかけてやりたいが、
イったばかりで体が脱力感に襲われていた。
スー
「実にいいものを見させてもらった。
ありがとう、王子」
スーは手にかかった精液を舐めとりつつ、
満足そうに笑った。
スー
「また時間ができたら、今度は今日よりもじっくりと
時間をかけて味わいたいものだな」
スーがどこか楽しそうに話し始める。
その表情は、先ほどまで艶めかしく人のものを
いじっていたとは思えないほど無邪気な顔だった。