ジュノン寝室3 シーンテキスト

ジュノン
「えへへ、来ちゃいましたぁ♪
王子、いま何してるんですか?」

居室の扉が開いたかと思うと、
悪戯っぽい笑顔の少女がひらひらと歩み寄ってきた。

書類を整理しているところだ、と答えると、
ジュノンは俺の腕に遠慮なく抱きついてくる。

ジュノン
「それ、今やらなくちゃ駄目なんですかぁ?」

甘えたような声音で、耳に直接吹き込むように囁く。

俺は苦笑しながら、ジュノンの方を優先するよ、と伝えた。

ジュノン
「やったぁ!
じゃあ、あっちでお話ししましょ」

促されるままに隣り合ってベッドに腰を下ろすと、
ジュノンは待ちわびたように抱きついてきた。

ジュノン
「えへへ……やっぱり王子といるのが一番幸せです。
寂しくないですし、王子は優しいし、温かいし……」

戦争孤児である彼女は、
王国へ来る前は孤独な人生を歩んできたらしい。

そんな彼女の寂しさを和らげるためならと、
肌を重ね、互いの体温を分け合った夜もあった。

今宵もジュノンは、
そのつもりで俺の寝室を訪れたのだろうか。

ジュノン
「王子ぃ……」

けぶるような瞳に視線を絡め取られる。

なにか言おうとした俺の口を、
ジュノンはその柔らかな唇で塞いできた。

ジュノン
「ん、ちゅっ……んむっ……ちゅ、ちゅぷ、んちゅぅ……っ♪」

何度も舌が絡み合い、
甘やかな少女の唾液が口いっぱいに広がる。

気づけば俺の剛直は
はち切れんばかりにいきり勃っていた。

ジュノン
「ふふっ……大丈夫ですよ、王子。
私が気持ちよくしてあげますから……」

艶やかな湿り気を孕んだ囁きに耳をくすぐられ、
背筋をぞくぞくとした震えが這い上がる。

ジュノン
「王子にはいつも甘えてばかりですから。
たまにはお返ししないといけませんし……ね♪」

言いながらジュノンは、
ズボン越しに俺の勃起を優しく撫でさする。

ジュノン
「ほらほら、横になってくださぁい」

ゆっくりと俺を押し倒すジュノンに、
なされるがままに寝台に横たわった。

ジュノン
「よいしょ……っと♪」

ジュノンがするりと服の襟をずり下げると、
質量感のある乳球がぷるんと揺れてこぼれ落ちる。

ジュノン
「えへへ……そんなにおっぱいが好きなんですかぁ?、
オチ○チン、もうガチガチになっちゃってますよぉ?」

言いながらジュノンは、
柔らかな双乳で俺の顔を挟んでくる。

ジュノン
「どうですかぁ?
おっぱいでお顔をむにゅ~ってされるの、気持ちいいですかぁ?」

俺は無言で美しい渓谷に深く顔を埋め、
乳のような甘い香りを堪能しながら頬ずりをした。

瑞々しく、すべすべとした肌が
どこまでも柔らかく頬に吸い付いてくる。

ジュノン
「ふふっ……王子のここも、
もうすっかり大きくなっちゃいましたねぇ♪」

ジュノン
「それじゃぁ、そろそろ……えいっ!」

愛らしい掛け声とともに、
ジュノンが俺のズボンを一息に奪い取る。

ジュノン
「わぁっ! 王子のオチ○チン、思ったより大っきい♪
ふふっ……これが今から、私の中に入っちゃうんですね?」

よしよし、と可愛がるように亀頭を撫でると、
彼女はその先端を薄っすらと湿った女の入口に据えた。

ジュノン
「んっ……あ、そうだ、王子」

ふと何かに気付いたかのように、
ジュノンは俺の手を取って、

ジュノン
「今夜は……手を繋いでしましょ♪」

と言いながら、
自分の十指を俺のそれと互い違いに絡めあわせてきた。

ジュノン
「ん……ふふっ♪
手を繋いだだけなのに……んっ……、
なんだかいつもより……ドキドキしますねぇ」

ジュノンの言葉の通り、
手を繋いだだけで妙に心が弾んだ。

寂しさを紛らわせるためではなく、
互いの情愛を確かめ合うために肌を重ねる――。

そのような、より深い親密さへと
俺たち二人の関係が進もうとしていることを
象徴するかのような繋ぎ方だった。

ジュノン
「えへへ……それじゃあ、挿れちゃいますよぉ……んっ……」

満面に浮かべた笑みをわずかにしかめながら、
ジュノンはゆっくりと腰を下ろし、ペニスを受け容れていく。

ジュノン
「ん、くぅっ……ふぁ、あ、あぁっ……んんんっ!」

にゅるん、と先端が狭い入口を通過すると、
熱く潤んだ秘洞が歓迎するかのように奥へと誘ってくれる。

やがて根本がぴったりと柔らかな秘丘にくっつくと、
それを見たジュノンは嬉しそうに微笑んだ。

ジュノン
「えへへ……全部入っちゃいました。
おなかの中……王子でいっぱいです」

ジュノン
「王子とずっとこうしてられたら、
私……他にはなにも……」

ジュノン
「……って、そんなわけにもいかないですよね」

あはは、と愛らしく照れてみせると、
ジュノンは思い出したかのように腰を前後に動かしはじめる。

ジュノン
「んっ……あんっ……王子ぃ……っ」

ジュノン
「こうやって……んんッ……オチ○チンで……、
膣中、ぐちゅぐちゅって、かき混ぜるの……っ、
ふぁ、あぁんっ……気持ち、いいですかぁ?」

俺の名前を呼びながら、ジュノンが小さく喘ぐ。

ジュノン
「んぁっ、あっ、やぁん……っ。
王子の、硬いの……奥っ、グリグリ、こすれて……」

ジュノン
「いっぱいいっぱい……王子を感じます……。
はぁぁ……すっごく、気持ち、いい……っ♪」

ジュノンが前後に腰を揺するたびに、
育ちすぎた二つの果実が楽しそうに踊る。

ぐちゅぐちゅと淫らな音を奏でる結合部から、
愛しい熱が股間にじわりと染み込んできた。

ジュノン
「ふぁ……あぁんっ……はぁ、はぁ……っ。
んっ……そろそろ……ずぷずぷってしちゃいますね?」

宣言通り、ジュノンの腰の動きが変わる。

前後から上下へ。
ゆったりとした愛撫から、激しい律動へ。

ジュノン
「あっ! んっ! ふぁあっ、あっ……やぁんっ!
やっぱり……んんぅっ……こっちのほうが……っ!
ふぁあッ、あっ、あぁんっ……イイ、気持ち、イイですっ!」

ジュノン
「王子のが……っ! あっ! あぁンッ!
いちばん奥っ……ズンって、突き上げて……ひぁあっ!」

ぐちゅっ、ぐちゅっ、と卑猥な水音を響かせながら、
ジュノンの淫唇は肉棒を呑み込んでは吐き出していく。

飛び散る愛液が俺の下腹をしとどに濡らし、
腰が抜けるほどの快楽が甘やかに理性を溶かしていく。

ジュノン
「ぁんっ! アッ、あぁんっ、ふぁ、あっ……はぅんっ!
王子、王子っ、王子ぃぃ……っ!
もっと、もっと王子を……ンッ……感じさせてくださいっ!」

奥にあるものを搾り出そうとするかのように、
ジュノンがさらに律動を速めて愚息を責め苛む。

いつしか俺の腰は、少しでも深い繋がりを求めるように、
彼女の動きと波長を合わせて動きはじめていた。

ジュノン
「んっ! あっ! くぅ……んンっ!
ふ、深い、ですぅ……んぁあッ、あっ、ぁあぁんッ!」

ジュノン
「はぁぁっ、い、イくっ……んんッ……イっちゃいますぅッ!
そんな、奥ばっかり……やぁンッ……ズンズン、されたらぁっ!」

いつになく余裕のない様子で、
ジュノンは絶頂の訪れを予告する。

繋いだ手をしっかりと握り直し、
いつでも好きな時に達してくれ、と彼女に告げると、

ジュノン
「やだやだぁッ! ヤ……ですぅ……んんンンンッ!
一緒……王子と、一緒じゃなきゃ……ヤ、ぁ、あぁあンッ!」

にわかに泣き出しそうな顔をして、
ジュノンは激しく首を横に振った。

ジュノン
「王子、王子、おうじぃぃ……っ!
好き……好き好きっ、好きなのぉ……ッ!
だから……はぁあっ……一緒、いっしょにぃぃ……ッ!」

ジュノン
「あぁンッ! 射精して……このまま……ナカにぃぃッ!
ンッ……赤ちゃん、できちゃっても、イイれすからぁ……ッ!」

その一言に、牡の衝動がドクンと脈打った。

愛しい相手の中心部を深々と突き上げ、
そのまま竿の先で子宮を小刻みに揺さぶってやる。

ジュノン
「ふぁッ、や、らめぇッ……グリグリしちゃ……やぁンッ!
あッ! ヤッ! あ、アッ、アぁンッ!
らめっ、そこッ、い、イクっ……イっちゃうぅぅッ!!」

ジュノン
「や、イクッ……イクイクっ……イっちゃい、まひゅぅっ!
んぁあッ、アッ、あぁんっ、王子、おうじ、おう、じぃ……ッ!」

呂律の回らなくなった口が懸命に俺の名を呼ぶ。

直後、もう我慢できないとばかりにしがみついてきた膣内に、
満を持して熱い情愛の証をぶちまけた。

ジュノン
「あはぁあぁッ、アッ……あぁあああぁぁぁンンッッ!!」

天を仰ぐようにのけぞり、ジュノンはガクガクと恥骨を浮かせる。

ジュノン
「やぁあっ……あ、アツいぃぃ……ひぁっ、やぁあアンッ!
あぁぁ、でてる……くぅんッ……ナカ、灼けちゃいますぅ……っ」

繋がっていたい、という意志を示すように
固く握りしめてくる手の力強さが愛おしい。

俺は放出の都度腰を突き上げ、
己の全てを余すことなくジュノンの中心部へと注ぎ込んだ。

ジュノン
「はぁ……はぁっ……」

慣れない体位での交わりに疲れたのだろう。
糸の切れた人形のように、
ジュノンは俺の胸へともたれかかってきた。

ジュノン
「えへへ……王子ってば、出しすぎですぅ♪
王子の……んっ……赤ちゃんの素で……、
おなか、いっぱいになっちゃったじゃないですかぁ?」

そのことを俺に認識させようとするかのように、
ジュノンは結合したまま下腹をぐいぐいと押し付けてくる。

いつまで繋がったままでいるつもりだ、と俺が苦笑すると、

ジュノン
「……ふふっ。もちろん、いつまでもです」

そう言ってジュノンは、
繋いだ手に痛いほど力を込めてきた。

驚いてまじまじと彼女の顔を見ると、
こちらを間近に見下ろす瞳が
切なげに潤みはじめていることに気づく。

ジュノン
「王子……ずっとずっと一緒にいてくださいね?
絶対に……いなくなったりしないでくださいね?」

ジュノン
「こんなに大好きになったのは、王子だけなんですから。
もし……王子がいなくなっちゃったら、私……」

小さく鼻をすすったジュノンに、
どこへも行かないさ、と返し、
握られた両手をさらに強く握り返す。

すると彼女の表情から不安の色が去り、
かわりに春の日差しのように暖かな笑みが訪れた。

ジュノン
「えへへ……約束ですよ?
絶対に、私から離れちゃ……ダメなんですから、ね……?」

消え入りそうな声でそう囁くと、
ジュノンは俺の手を強く握ったまま、
甘いまどろみの海へと溶け込んでいったのだった。