ジュノン寝室1 シーンテキスト

夜も更け、辺りが静まり返ったころ
視察で城下を歩いていた俺は、
ジュノンの働いている居酒屋近くに来ていた。

ジュノン
「……! 王子ッ」

突如名前を呼ばれ振り返ると、
驚いた表情のジュノンがそこに立っていた。

店からの帰りと言うには格好が違う気がして、
ふと手元を見ると、金色の時計や宝石が
握られている。

たしか以前にもこういうことがあったのを
俺は思い出した。

彼女が俺のもとを訪れたとき、
袖から時計が落ちたのだ。

それは彼女が身に付けるには大きすぎるように見え、
その場はごまかされたが、俺は不思議に思っていた。

ジュノン
「……これ、は……」

ぱっと後ろに隠して目をそらす彼女に、
何か理由があるんだろ? と言うと、
表情からわずかに警戒心が緩んだ気がした。

ジュノン
「王子なら……話してもいいです……」

そういって俺は彼女に連れられるまま、
ジュノンの働いている居酒屋にきた。

とはいえ店は閉店しており、
中には誰もいなかった。

ジュノン
「私の両親が、魔物侵攻の時に亡くなったのは
知ってると思うんですけどぉ……」

それに関しては情報として耳にしていた。
頷いて返すと、彼女は続けて話し始めた。

ジュノン
「戦争孤児になった私は、生きていくために
盗みをしながら転々とさまよっていたんです」

ジュノン
「そんな中で、自分の容姿は武器になることに
気付いちゃって。それでとりあえずこの居酒屋に……」

確かにここの居酒屋は彼女目当てにくる客も多い。
連日ファンが訪れ、店は大繁盛と聞く。

そのなかで自分と同じ境遇の子供たちへ、
給料の一部を援助していることを知ったときは
驚いたものだ。

ジュノン
「でもそれだけじゃ限界があるから、
夜は金持ち連中から金品を盗んでてぇ……」

さっきのは義賊の仕事中というわけか。
俺はしばらくじっと彼女の話に耳を傾け、
やがてゆっくりと口を開いた。

今回は見逃すが、こんな危険なことはしないで
ほしいということ。

敵が魔物だけとは限らないことを告げた。

ジュノン
「心配してくれるのは嬉しいです。
でも、私もそう簡単には引き下がれないんですぅ!」

そういって彼女は、座っている俺の前まで来ると
しゃがみはじめ、ごそごそと下半身を探り始める。

ジュノン
「黙っててくれるなら、
気持ちよくしてあげます」

そういって彼女はペニスを取り出すと、
まだやわらかいソレを弄り始めた。

ジュノン
「やっぱりまだ柔らかいですねぇ」

彼女は手でやわやわと揉みながら、
その感触を確かめるように呟く。

そんなことしなくてもいい。と制止するも、
構わずに彼女はその手を動かしていく。

ジュノン
「王子には特別に大サービスですよ。
あ、言っときますけどお客さんと
こんなことしないですからね?」

彼女は上半身の服を脱ぎだすと、
ふるんっとその豊満な胸を露わにした。

ジュノン
「よいしょっと。
ふふっ、これとかどうですぅ?」

むにゅっとペニスを胸で挟むと、
両側から揉みしだき始める。

胸から伝わる熱と締め付けに、
ペニスがびくっと反応を示す。

ジュノン
「ん、しょ……、ンッ……。どう、ですか……?
気持ちいい……です?」

ぐぐっと胸を寄せて、ペニスにまとわり
つくように包み込む。
その感覚はとろけるように温かかった。

ジュノン
「あ、びくびくって硬くなってきた……。
こういったのもどうですか?」

そういってそのまとわりついた状態から、
さらにぐりぐりと胸を激しく揉みしだく。

ジュノン
「こんなに硬くさせちゃって……。
結構我慢してます……?
んっ、ほら……」

俺の反応を楽しむように強弱をつける
彼女のしごきに、おもわずぶるっと身震いし
達してしまった。

亀頭から精液がこぼれ、
彼女の胸元を汚す。

ジュノン
「もうイっちゃったんですかぁ?
こんなに出してぇ……」

彼女は精液を指ですくいながら、
口に持っていきそれを舐めとる。

ジュノン
「これは、二人だけの秘密です」

にこっと笑う彼女に、
やれやれ、と俺はため息をついた。