ジェシカ寝室1 シーンテキスト
戦いの疲れを癒そうと、広い湯船に浸かる。
体の奥からじわっと温まりだし一人浸っていると、
浴場の扉がノックの後に開かれる。
ジェシカ
「王子、今いいだろうか?」
見るとジェシカがタオル一枚でそこに立っていた。
ジェシカは少し恥ずかしそうに俯きながら、
俺に歩みよる。
ジェシカ
「今日のお詫びに、背中でも流そうかと
思ったのだが……」
お詫び、という言葉に俺が首をかしげる。
ジェシカ
「今日の戦い、魔物に不意を突かれたときに
王子が助けてくれただろう?
あの時は本当に助かった」
ジェシカ
「あの時王子は気にするなと言ってくれたが、
しかし何かしらのお礼がしたくて……」
不器用な彼女なりのその心が嬉しく、
俺は彼女を湯船に浸かるように促した。
彼女は頷くと、足からゆっくりと入れていく。
ジェシカの後ろに回り、後ろから抱きしめると
彼女が口ごもった。
ジェシカ
「お、王子!? わ、私はその、王子に癒して
もらいたいと……」
今がまさに癒されている。と返すと、ジェシカは
顔を真っ赤にする。
しかしこの状態のままで終わるはずもなく。
布越しからでもわかるほどの妖艶な体つき。
程よく引き締まった肉体を目の前に理性が
保てるはずもなく、俺は彼女の体に手を這わせる。
ジェシカ
「ひぁっ! 王子っ、まっ……」
彼女の制止を受け流し、そのまま揉みがいのある
胸の頂に触れる。
ぴんっと少し弾いただけで反応し、
彼女の声が浴場の中に響き渡る。
ジェシカ
「やっ、声が、響いてっ……」
思った以上に自分の声が響いて驚いているのか、
ジェシカが口を押えようとするのを止める。
抑えなくていいと囁くと、ジェシカの体がびくっと
震えた。
ジェシカ
「そんな、こと言われても……っ、
んぁあッ」
胸を揉みしだき、もう片方の手を下へ下へと進める。
秘部に触れてみると、そこはお湯とは違った
濡れ方をしていた。
触れれば触れるほどぬるぬるとしだし、
花弁を開いて中にある蕾を攻めれば、
彼女の声が一際大きくなった。
ジェシカ
「声が、反響してしまうぅっ」
ぴちゃんっとお湯の跳ねる音がし、
彼女の体が動くたびにお湯が波打つ。
クリトリスは快楽に正直に反応し、
愛液をどんどん分泌している。
ジェシカ
「そんなにこすらないで、くれっ……、
私の体がおかしく、なるっ」
ジェシカ
「ふぁああっ、んぁッ、あっ、あっ」
指で激しく弄ると、ジェシカの腰がわずかに浮き出した。
ジェシカ
「ぁあッ……、そんな激しくっ、あンっ、
これ以上はっ、王子っ」
絶頂が近いのだろう。
ジェシカが目に涙を浮かべつつ訴える。
浴場にはジェシカの喘ぎ声と、指を動かすときにたつ
飛沫の音だけが響き渡る。
ジェシカ
「ふぁッ、あっ、ンぁっ……!
ああンっ! あっ、はぁ、ンッ……」
お湯の熱と、体の内側から溢れてくる快楽の熱で
ジェシカの口からはだらしなく涎が零れている。
お互いに息が上がりはじめ、
ジェシカの息遣いが浅くなる。
ジェシカ
「あッ、イってし、まう……っ、王子の指でっ、
ぁあっ……、あぁあっ」
ジェシカ
「んぁああっ、あんっ、ふぁ、あンッ、
もう、イくっ、イくっ、イくうううう……っ!」
びくびくんとジェシカの腰が浮き上がり、
ジェシカが絶頂を迎えた。
ジェシカ
「はぁっ……、はぁっ……、
王子の、せいで……のぼせてしまった
じゃないか」
少し呆れ気味にジェシカがこちらを向いた。
ジェシカ
「少しは王子の癒しになったのか?」
少し顔を反らしつつ尋ねたジェシカに、
十分だよ。と返すと、彼女はやれやれといった感じで
ため息をついた。