シャロン寝室1 シーンテキスト

シャロン
「王子!」

ぱたたたと廊下を走る音が聞こえ、
後ろを振り返るとシャロンが
駆け寄ってきていた。

――その時。

シャロン
「きゃっ……!」

彼女がつまずき、側にあった花瓶に体がぶつかる。
花瓶は元の位置に戻ることはなく、
そのまま床へ落下してしまった。

シャロン
「あっ……」

ガチャーンッと花瓶が割れる音が廊下に響き渡る。
とたんに彼女の顔から血の気が引き、青ざめていく。

シャロン
「ごめんなさい王子! あぁ……どうしよう……っ」

いつも冷静な彼女だが、さすがに目の前の割れた花瓶に
わたわたと慌てていた。

気にすることはないと話し、近くにいたメイドに
片づけさせる。

少し混乱している彼女を落ち着かせようと部屋に入れ、
しばらくするとようやく収まってきた。

シャロン
「ごめんなさい王子。
罰なら受けます。あんなに高そうな
花瓶を割ってしまったんですから……」

正直花瓶が割れたことについては特に何とも
思っていないのだが、謝罪する彼女に
俺はふとあることを思いついた。

俺は今一度彼女に、罰を受けるんだな? と尋ねる。

シャロン
「えぇ。当然です」

そう返事をした彼女を、俺は近くにあった布を
引っ張り出して手首を固定する。

身動きの取れなくなった彼女は
不安な表情を浮かべつつ声を押し殺していた。

そのまま彼女の上半身の衣服を乱し、
胸をさらけ出すとその顔は驚きと恥ずかしさで
真っ赤になっていた。

シャロン
「あの、お、王子……? これは……」

罰を受けるんだろう? と話す俺に、
花瓶を割った手前、彼女は頷いた。

シャロン
「あっ……」

ペニスを取り出した俺は彼女の胸の間にそれを
挟み込んだ。

初めて目にするのか、それを戸惑いながら見つめる
彼女は、わずかに息をのむ。

シャロン
「ん……、ぁ……」

ペニスを上下に揺らし、胸で刺激を与えていくと
肌の生暖かさが伝わり硬くなっていくのがわかる。

ズッズッ……、と圧迫されるペニスに、
俺の吐息が漏れ始めた。

シャロン
「だんだん、大きく、なって……っ」

驚いているのか、しかし胸を揉まれる刺激に
彼女も少なからず感じているのか突起が
ぷっくりと形を持ち始めている。

腰をふりつつ人差し指で突起をぐりぐりと
いじると、彼女が小さく喘いだ。

シャロン
「あんっ……、あ、はぅ……」

こりこりと硬くなる突起と、徐々に高くなっていく
体温に、胸が汗ばむ。

シャロン
「王子……先から……なに、かが……、
んっ……」

先から我慢汁もこぼれはじめ、
俺はラストスパートと言わんばかりに
腰の動きを速めた。

シャロン
「きゃっ! 王子っ……急に……、
ぁああっ……!」

ぐっと胸を寄せ、ペニスを締め付ける。
耐えきれずに亀頭からでた精液が
彼女の胸や顔にかかり、白く汚れていく。

シャロン
「……ぺろっ……。なんだか不思議な味が、
します……」

ペニスを胸から離し、彼女が顔についた精液を
舐めているとはっと何かを思い出したように
シャロンが再び頭をさげた。

シャロン
「王子が納得されるまで罰を与えて下さい。
それだけのことを私は……」

ただびっくりさせたかっただけだ。気にすることはない。
と告げると、彼女は胸をなで下ろしてくれたようだ。

シャロン
「安心しました……」

笑みを見せた彼女だが次の瞬間には、
「それにしても先ほどの男性器の反応は……」と、
すっかり研究者の顔に戻っていた。