シャルキー寝室1 シーンテキスト
シャルキー
「えへへ……びっくりしましたか?」
はにかんだように笑う少女の柔肌が、
窓から注ぐ月光を浴びて青白い燐光をまとっていた。
俺は寝台に浅く腰掛けたまま、
目の前にたたずむ全裸の少女を
すっかり眠気の去った瞳で呆然と眺める。
シャルキー
「この服、首の後ろの結び目をほどくだけで
全部いっぺんに脱げるようになってるんですよ?」
シャルキー
「……こんな風に、エッチなご奉仕をしやすいように……」
いつの間に歩み寄ったものか、
気づけば彼女のあどけない顔が
座る俺の股間のすぐ前に来ていた。
唖然としている間にズボンの前を開けられ、
小さな手に汚らわしい牡の象徴を握られてしまう。
シャルキー
「これが、王子様のオチ○チン……」
シャルキー
「なんだかフニフニしていて、
思ったよりも可愛いですね♪」
冷えた指がまだ柔らかいペニスをやわやわと揉み、
そのなんともいえない心地よさが背徳感を募らせる。
俺は情けない声が出そうになるのを必死で堪えながら、
なぜこんなことをするのだと、
目の前の少女――シャルキーに訊ねた。
シャルキー
「あ……ごめんなさい。お嫌でしたか?」
ふいに瞳を潤ませて見つめてきた視線にあてられ、
嫌なわけではないが……という率直な感想が漏れてしまう。
シャルキー
「よかったぁ……。
王子様がこういうことをお嫌いでしたら、
どうしようかと思いました……」
シャルキー
「ええと……でしたら引き続き、
オチ○チンさんを、元気元気ってさせてもらいますね♪」
にっこりと微笑んでみせたシャルキーは、
徐々に血が集まり始めた俺の股間に顔を寄せて、
シャルキー
「ん……チュッ♪
んんっ……ちゅっ、ちゅうぅ……っ♪」
小さな唇をすぼめ、
俺自身の最も汚らわしい部分の先端に
ついばむようなキスを落としはじめた。
ぞわり、と背中が総毛立ち、総身に震えが走る。
シャルキー
「えへへ……王子様のオチ○チンさん、
ちょっとずつ元気になってきてます……ん、ちゅぅ……」
シャルキー
「私……助けていただいたあの日から、
ずっとずっと王子様にお礼がしたくて……」
シャルキー
「それで……はむっ、チュッ、ちゅぅぅ……っ。
ん……踊り以外に、王子様に喜んで頂けることって、
ちゅっ……こんなことくらいしか、思いつかなくて……」
シャルキー
「はぁ、はぁ……ど、どうですか?
王子様……気持ちいいですか?」
いまさら言葉の上で嘘をついたところで、
膨らみ続ける愚息が全てを物語っている。
シャルキーの口淫が気持ちいいことを素直に認めた俺は、
こういうことは慣れているのか、と彼女に訊ねた。
シャルキー
「い、いえ……実際にやるのは初めてで……」
シャルキー
「でも……ん、ちゅぷっ……、
その……私、奴隷だったので……」
シャルキー
「こういうことも覚えておいたほうがいいって、
同じ奴隷だった人たちに知識だけ教えていただいて、
それで……ぺろっ、レロ、レロぉ……っ」
小さな舌にヌルヌルと亀頭の段差をくすぐられ、
くすぐったいような快感に思わず鼻息を漏らしてしまう。
純粋無垢を絵に描いたような少女が、
頬を赤らめて卑猥な肉棒に舌を這わせる姿は、
なんとも犯罪的だった。
たまらず俺は、咥えてくれと言わんばかりに
柔らかな少女の唇に亀頭を強く押し付けてしまった。
シャルキー
「んむっ……お、王子様……。
もう……おクチに入れてもいいんですか?」
シャルキー
「……わかりました。
では……王子様のオチ○チンさん、
おクチで元気にさせていただきますね?」
ごくり、と俺は喉を鳴らす。
シャルキーは小さな口を精一杯大きく開けると、
そのまま少しずつ、震える亀頭に顔を寄せて――。
シャルキー
「……はむっ……ん、んむぅんんん……っ」
カリ首の少し下までを口内に含むと、
満を持して口をすぼめ、亀頭に強く吸い付いてきた。
暖かく湿った感触がしっとりと亀頭を包むと、
甘美な電流が竿を通って背骨を貫き、脳を震わせる。
シャルキー
「んっふ、ん……ちゅぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅるるっ……」
シャルキー
「ぷはっ……はぁ、はぁぁ……っ。
すごい……おクチの中で、ムクムクってして……」
シャルキー
「王子様のオチ○チンさん、
どんどん元気になってきてますよ♪
んぁむっ……ん……ふ、ぢゅぷっ、ぢゅうぅ……っ♪」
吸い上げては戻し、吸い上げては戻し……。
拙い吸茎が、まるで年端もいかない少女に
奉仕させているかのような背徳感を胸に湧き上がらせる。
シャルキー
「んっふ……んぅう……ぢゅるっ、ぢゅぷっ、ぢゅ……っ」
シャルキー
「ぷわっ……はぁっ、はぁぁ……っ。
んっ……んぁむっ……んん……ふぅ、ふぅ……っ。
おうじひゃま……わたひのおクチ、ひもひぃれふか?」
少し苦しそうに潤んだ瞳で見上げながら、
シャルキーは勃起を頬張った口をモゴモゴさせる。
たまらず俺は、
気持ちよすぎてもう射精してしまいそうだ、
と彼女を喜ばせるための嘘をついてしまった。
シャルキー
「ほ……ほんとれふか?」
シャルキー
「んっ……ぷはっ!
はぁ、はぁ……でしたら、王子様……お願いします。
私のおクチに……いっぱい射精してください……」
あまりにも卑猥すぎる一言が
無垢なる少女の口から発せられた瞬間、
腰奥の情火がムラムラと燃え上がっていった。
シャルキー
「いいんです……私は幸せ者なんですから」
シャルキー
「奴隷だった私は、本当ならきっと……、
ん、ちゅぅっ……好きではない人にも……、
こういうことを……しなくちゃいけない運命だったんです……」
シャルキー
「なのに、いまは……ちゅっ、ちゅるぅ……っ♪
ん……こうやって、大好きな人のオチ○チンに、
おクチの初めてを捧げられて……」
こちらを見つめる深紅の瞳が
ふいに切なげに揺らめき、俺の胸をざわつかせる。
シャルキー
「ん……ちゅっ……王子様……っ。
ですから私……ちゅっ、ちゅぅ……幸せなんです……」
シャルキー
「ですから……ちゅっ……ください……っ。
全部……むちゅっ、くちゅぅ……私のおクチに……。
ん……びゅっびゅって、気持ちよく、射精して……」
シャルキー
「はぁ、はぁっ……おクチの中まで、
私を……王子様のものにしてください……っ!」
切なる訴えとともに
今まで以上に深く咥えこまれた肉棒が、
狭苦しい少女の口内で激しくのたうち回った。
シャルキーの望む通り、口内に射精したい――。
そんな狂おしいほどの渇望が総身を満たすと、
直後にそれが現実のものとなって竿の先からほとばしった。
シャルキー
「――んぶッ!?
んぅっ、ンッ……んぅんんんんんんん~~~ッ!!」
苦悶に歪む、少女の無垢なる相貌。
そんな少女に追い打ちをかけるように、
咥えられた肉棒は暴れる猛獣のごとく
何度も跳ねながら口内に濁精を注ぎ込んでいく。
シャルキー
「んっ……んんっ、んく、んく……」
シャルキー
「ん……ぢゅうぅぅ……んく、んくっ……。
んっふ……ぅ、んぢゅっ、ぢゅるっ、ぢゅるるぅ……っ」
シャルキー
「……っぷはぁあっ!
はぁっ……はぁっ……はっ……はぁっ……」
シャルキー
「……えへへ。
美味しかったです、王子様。ごちそうさまでした♪」
疲れの透けた笑みを浮かべて、
シャルキーは明らかに嘘だとわかる感想を述べた。
その微笑は、少しでも俺を喜ばせようとする、
彼女の真心の現れではあるのだろう。
けれど、俺にはそれが
奴隷だった彼女が過酷な現実から身を守るために
作り出した偽りの仮面であるようにも思えてしまった。
シャルキー
「あの……王子様、
ちゃんと元気になっていただけましたでしょうか?」
ふと、こちらを見上げる少女の瞳が不安げに曇る。
内心の疑念を見透かしたかのような、
その瞳の追求から逃れるように、
俺は微笑を作りながら彼女の身体を抱きしめた。
そのまま俺は、いつか彼女が偽りのない
本物の笑顔を見せてくれることを願いながら、
気を失うように眠りについたのだった。