シビラ寝室1 シーンテキスト
覆い被さるように前のめりになると、
シビラの腕が体を押しとどめた。
シビラ
「この体勢は何なの……?
もし、私とエッチをしようってんなら、それはダメ」
シビラ
「王家のしきたりで、結婚するまではできないの。
わ、私のせいじゃないんだから……これは、王家の……」
体を引っ込めるとシビラは不安そうな瞳で、
腕を掴んだ。
シビラ
「お、怒った?」
首を横で振ると何を思ったのか、
前をはだけさせスカートを捲った。
シビラ
「よかった……。
ね、それじゃあ最後まではできないけど、
一緒に気持ちよくなろうよ」
頬を赤く染めたシビラは片方の手で胸を揉み、
もう片方の手で自らの局部に指を這わせた。
シビラ
「こうやって……私は自分のアソコを触って。
あなたも自分のを触って……んっ……。
それぞれ、気持ちいいことするの……ダメ?」
頷くより先にシビラは誘うように、
見せつけるように自分の体を触り始めた。
シビラ
「私の、少しだけ濡れてきちゃってる。
あなたのはまだふにゃふにゃなのに……」
白くキレイな指先にネバネバの糸が絡み、
音を発し始めた。
甘い独特な香りがして、ペニスが反応し始める。
シビラ
「ふぁあ、う、嬉しい……一緒に気持ちよく、
なってるんだね……。私の姿……興奮する?」
頷き返すと満足げに微笑み、
胸を揉む力と指を動かす力が速くなっていく。
水をかきまわす音が一際大きくなり、
シビラの体がモジモジと動いていた。
シビラ
「はっ、はっ……自分で触りながら、
見られたまま……イキそうで……ど、どうしよう……」
困った口調で語りながらも指は
丹念にアソコを擦っている。
シビラ
「もう……もう、我慢できないッ!
気持ちよくて」
身じろぎしなければ快楽から逃げられないのか、
シビラの体が先ほどからベッドの上で震えていた。
シビラ
「あ、あんっ、あ、ああんっ、も、もう、イク、
イクよ……イっちゃうよおお……ッ」
アソコから透明な液体が飛び出る。
それをむかえるようにペニスの先端からも、
白濁色の液体が噴射され二つが宙で交わった。
シビラ
「あふぅ……き、キレイ……とっても……キレイ……。
こ、この液体……体に……体の中に……いつか欲しいな」
体に力が入らないせいかシビラは浅い呼吸を繰り返し、
しばらく起き上がらなかった。