シエナ寝室1 シーンテキスト
シエナ
「大人しく、して……」
シエナはそう言うと、
俺をベッドへと押し倒して、
そのまま一気に俺の衣服を剥ぎ取った。
突然のことに驚く俺に、
彼女はいつもと変わらぬ静かな口調で言った。
シエナ
「今日の戦いではアナタに助けられた……。
礼はちゃんとしないと……気持ちわるくて……眠れない」
言いながら仰向けに倒された俺の股間に
その美しい顔を寄せる。
見れば、彼女も既に自らの衣服をずらして
胸部とでん部を露わにしていた。
シエナ
「もう……こんなに大きくなってる。
王子……私の身体で、興奮してるの……?」
頷きを返すと、
シエナはわずかにその頬を染めた。
シエナ
「……あまり、女性として
見られたことがないから……何だか照れる……」
恥ずかしそうに顔を俯かせながらも、
その手が硬くなり始めている男根に触れた。
冷たい彼女の手の感触に、
無意識にペニスが跳ね上がる。
シエナ
「ビクッてなったけど……痛かった……?」
少しだけ心配そうな表情で彼女が問いかける。
俺が首をふると、
シエナは苦しげにひくつく肉棒を
白く細長い十指でからめ捕った。
シエナ
「気持ちいいから、こんなに跳ね回ってるのか……んっ……ぁ……」
ただ触れられただけだというのに、
全身に甘い電流が奔った。
自分の手では決して感じ得ない甘美な痺れが脳天を駆け抜け、
射精してしまったのかと思うほどの衝撃で肉棒が何度も震える。
シエナ
「男の身体に……興味なんてなかったけど……、
王子のは別……もっと、どうなるか見せて欲しい……」
シエナ
「教えて、王子……どうしたらもっと気持ち良くできる……?
押し倒しておいてなんだけど……実は、よく知らないんだ……」
教えを請いながらも、
シエナは何かをしようという想いが先行しているのか、
張り詰めた裏筋を所在なさげに撫で上げた。
触れるか触れないかの微妙な力加減が焦らされているようで、
堪らず俺は男根を包む彼女の手を掴み、一度だけ扱かせる。
シエナ
「へぇ……こうやって、ゴシゴシってされると……、
王子は気持ちイイんだ……?」
俺の衝動的な行動に倣って
シエナが両手でゆっくりと肉棒を扱き始める。
シエナ
「んぁっ、ふぁぁ……どんどん硬くなってるよ、王子……?
それに、とっても熱くて……これが、男の人の……んっ……、
はぁ、ンッ……ね、ねえ……本当に痛くないの……?」
男根のたくましさに驚きながら、
シエナが聞いてくる。
首を振って快感を伝えると、
シエナの白く美しい頬が、
嬉しさからか、より艶やかな桃色に染まった。
シエナ
「王子が、気持ちいいなら……私はそれだけで十分だ……。
もっと……んっ、ふぁ……もっと気持ち良くなって……」
普段素っ気ない彼女とは裏腹に、
その手つきは優しく、複雑に絡み合った指先が、
愛おしそうにペニスを扱く。
愛撫としてはお世辞にも上手いとは言えず、
握力も足りなければリズムも悪いのだが、
その健気さが触感以上の気持ちよさとなって下腹部を痺れさせた。
シエナ
「ふぁ……ぁっ……王子、先っぽから、
何かヌルヌルしたものが出てるぞ……?」
鈴口から溢れ出した先走り汁が
彼女の可憐な指先を濡らしていく。
――くちゅくちゅ、ちゅぷ、ちゅぷぅ、くちゅっ……。
卑猥な粘着音を室内に響かせながら、
シエナは自分の手が汚れるのもいとわずに夢中でペニスを扱いている。
シエナ
「んっ……ふぁ……変な匂い……んンッ……、
この匂い……私、頭……クラクラしてる……」
くんくん、と
食べられる餌かどうかを匂いで判断する猫のように、
シエナの鼻先がどんどん陰茎へと近づいてくる。
シエナ
「王子……私、だめだ……がまん、できない……
変なことするけど……許して………………ちゅ……」
そう言うと、シエナはゆっくりと亀頭に口付けをした。
充血した先端が蕩けそうなほどのシエナの甘いキスによって
歓喜の涙を流すように更なるカウパーを溢れさせていく。
シエナ
「ちゅっ……ちゅぷ……ペロっ……ぺろ……、
ふぁぁ……んふぅ……この味、クセになっちゃいそうだよ……王子。
ぺろ……ペロっ……ちゅぷ……れろ、ペロッ……」
紅く湿った舌は暖かく、
根元から竿、竿から先端へとゆっくりと舐め上げられ、
それまでとは異なる快感に思わず腰が浮きそうになる。
気づけば、シエナはペニスへと添えていた片方の手を
自らの秘部へと移し、そのまま切なげに弄り始めた。
シエナ
「んっ、んんッ……あっ、はぁっ……ンッ……、
どう、しよう……私、身体どんどんアツくなって……、
王子の舐めてると……おかしく、ンぁっ……なっちゃいそう……」
黒い下着を邪魔そうにどかしながら
尚も湿りだした陰唇に自分の指を咥え込ませて
シエナが艶めかしい声を上げた。
生じてしまった淫らな火照りに
身体を蝕まれているシエナの痴態は
俺の興奮をさらに高めていく。
だが、一方で奉仕が疎かになっているのを指摘すると、
シエナは恥ずかしそうに上目で俺を見つめ、
秘部に置かれていた指先を再びペニスに戻した。
シエナ
「はぁ……はぁ……ご、ごめんなさい……、
私ばっかり……気持ち良くなろうとして……んふぁっ……、
ちゃんと、王子のこと……気持ち良く、するからね……ちゅっ……」
両膝と両肘で器用に身体を支えながら魅惑的な尻を宙へ突き上げて
謝意を込めての接吻を亀頭に捧げると、そのまま先端に舌を這わせ、
尊いものを扱うような丁寧さで肉棒を扱き始めた。
シエナ
「ぺろっ……ペロ……んふぅ……、
もっと……気持ち良くなって……王子……、
いっぱい……私で……んぁっ、はぁ……ちゅっ……ペロッ……」
戦場では凜々しく勇敢に戦う魔法剣士であるシエナが、
勃起肉を美味しそうに舐めながら俺を見つめ、
大事そうに両手で男根を包み込んで愛撫している。
その光景が単純な刺激以上に俺を恍惚とさせ、
身の内側で煮えたぎった灼熱が、
肉棒を駆け上がっていくのを感じた。
シエナ
「はぁ……はぁ……んっ……ちゅぷ……ちゅる……ぺろっ……、
んはぁ……えっ……イク? で、出そうって……何が……?
口で……受け止めろ……? い、いいけど……んっ……ふぁっ!?」
――どぷぴゅるるるぅっっ! ピュルッびゅるるるっっっっ!
シエナ
「ふゃああぁぁンっ!?」
飛び出した一発目に驚きの声を上げたものの、
すぐに舌を出したまま射精を受け止め始めるシエナ。
シエナ
「んんっ、んんんっ!? んはぁ……ンんっ……、
んぶッ……んふぁっ……お、おうひ……いっひゃい……、
でへるよぉ……んぁっ……もっほ、いっひゃいだひて……」
自分でも驚くほどに飛び出す精液が、
シエナの端正な顔や美しい髪を次々と白く穢していく。
シエナ
「んっ……はぁ……へぁ、ぁっ……もう、出ない……?
王子……いっぱい、気持ち良くなれた……?
え? わかった……こう……?」
言いながら、シエナはペニスの根元を少しだけ強く掴み、
そのままゆっくりと亀頭へと手を動かしていく。
シエナ
「ふふ……まだ、少しだけ残ってたね……。
ちゅっ……ちゅるるぅ……ちゅぷるっ……、
んふぁ……んんっ…………すごく、変な味……」
そう言葉にしたシエナだが、
その顔には薄らと笑みが浮かんでいた。
普段はあまり感情を出さない彼女だけに、
その無防備な愛らしい笑みを向けられ、
不覚にも胸が高鳴ってしまう。
シエナ
「……王子……今度までに、
もう少しうまくできるように、勉強しておくから……
またいつか……こういうこと……しようね……?」